2018年01月10日

知事に新年度予算要望書を提出しました。

今年も知事に直接予算要望書を渡し、懇談しました。
わずか10分でしたが、知事は今回とても丁寧に対応してくれました。
お茶もだしていただきました。

まず、
12月議会に、かねてから要望していた河川の堆積土砂の撤去や立ち木の伐採の予算計上に敬意を表し、要望書を渡しました。
福祉の充実や子どもの貧困対策など28項目です。

昨年度も要望したことはさらりと話し、
あらたな要望項目を中心に説明しました。

国保税の試算を早く発表し、値上げとならないように対策をとってほしいこと。
保育園の待機児童はゼロではなく、実態把握と対策をとってほしいこと。
県の関連団体の非正規雇用者が4月施行の無期雇用権取得のために雇止めなどしないように徹底してほしいこと。
高知県で耐震補強工事が山梨県の2倍3倍にも上っている。耐震補強工事への補助金を増やして。
リニア駅周辺整備やスタジアムの費用や収支予測をしめして。
北富士演習場でのオスプレイの飛行禁止など求めました。

年末の記者会見で配布された「ダイナミックやまなしの成果」も参考に
「この成果の中にはリニア駅のことやスタジアムのことは書かれていないのでこれから見直しもあることかと思いますが」
と、ちょっと刺激的な前置きもしたのですが、
知事はその点には触れず、また怒ることもなく、
「予算編成の最終版です。要望されたことについては検討させてほしい」と述べました。

私にも「一言どうですか」と知事から促されましだか、昨年のようなことになったらマズイと思い、発言を控えました。
議会ではきびしく追及しますが、こういう場ではにこやかに対応するのが当たり前なので、
静かに、穏やかに、知事の話を聞いていました。

毎年恒例の知事への要望書提出と懇談も、10年たちます。
知事と共産党が会うことは「慣例」で認められていなかった時代がありました。

でも今では、毎年こういう機会をもうけていただいています。
公平公正な県政運営をこういう場でも確認しています。


後藤知事任期最後の予算編成です。
要望した事項が少しでも盛り込まれることをすごーく期待しています。
posted by こごし智子 at 14:00| Comment(0) | 活動日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月06日

新しい年がスタートしました。

新しい年も5日を過ぎ、活動モードになりました。
1年前は議会基本条例の論議をしていました。
1年たったら議長は3人目となりました。
あと一年後には知事選の真っ最中です。
今年1年が県政、県議会にとって、とても大事な1年になります。

知事が年末の記者会見で「加速する!ダイナミックやまなし2017」と県政の「成果」を資料としてお配りしましたとあったけれど、記者にだけ配布したようなので、取り寄せてみた。

これでもかというくらい、知事の「成果」がすらりと14項目びっしり書かれていた。
「全国1位」「上昇率」など、
山梨県ってすごいんだあとこれを見ると思う。

同時に
??。むむ?。そうかなあ。
と思う。
「よい数字」をこれほど見せられているのに、この空虚感はなんだろう。
山梨県ってこんなに住みよい??んだった??
現実の県民の思いとかなりかけ離れている「成果」ではないだろうか。
知事自らが「県民に実感が伝わるように」と述べている。

成果として重度障害児の医療費窓口無料復活や中小企業振興条例はない。

リンケージ人口やスタジアムの文言も見当たらない。
国保や介護など身近な問題も見当たらない。
こどもの貧困対策はどうだろうか。

「成果」を県民が実感できないのは、県民の暮らしにしっかり向き合っているかどうかではないだろうか。
9日に日本共産党山梨県委員会が来年度予算要望書を知事に提出します。
posted by こごし智子 at 01:25| Comment(0) | あれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月18日

超高速 議長たらいまわし。

突然の議長辞任で、議長選前の所信表明会に私も立候補しました。
半年前の6月22日に所信表明に臨んだ時は議会基本条例制定後初の議長選所信表明会。
不十分ながらも、「山梨県議会が変わる」という高揚感があった。
半年後にふたたびこの場で所信表明会に臨むなど、誰が想定していたでしょうか。
今回の所信表明は「たらいまわしの県議会でいいのか」のこみあげてくる怒りの所信表明となりました。

この1年間で、鈴木、望月、白壁と3人の議長が就任。
第126代議長は他県にはない「異常」な数。
100代にならない議会が多い中で異常すぎます。

たらいまわしと揶揄されてきた山梨県議会。今回はわずか半年です。
自治会役員だってPTAだって1年はやりますよ。
超高速のたらいまわしです。
ある人から「たらいは重いから、皿回しの方があっているかも」と言われました。

そんなに山梨県議会議長は軽いものなのですか。
地方自治法で議長の任期は議員の任期とするとかかれています。
4年間議長やることが前提なのです。
重責の議長がころころ変わることなど地方自治法は想定していないのです。

県民から「またたらい回しなのか」「最大会派の都合で議長がきまるのか」「山梨県議会は何も変わっていない」
非難の声はやまないでしょう。

昨年の流会から
100条委員会、議会基本条例、条例の逐条解説と「議会とは」「議長とは」と何度もなんども議員自らが問い直し、確認し、肝に銘じてきたのに、半年で議長交代なのか。
議会基本条例に反する行為だ。
流会の反省があるのか。
山梨県議会は変わってないじゃないか。

風邪で体調が今ひとつのまま臨んだ所信表明会。
いつもよりもゆっくりと低い声になった。

私は少数会派。議長になれるわけがないという声もきいている。
誰になるかが決まっていることが気配が感じられている中、所信表明会が形式化、形骸化し、消化試合のようなものにしてはならない。

議長選挙前の所信表明と言っても
最大会派がある日突然
「議長をやめる」と決め、最大会派の何かの都合だけで議長が決まり、それが全会派の当然の了解のもとで
所信表明会がアリバイ的におこなわれ、選挙が行われ、決められていく。
何も以前とかわっていない。
所信表明会を口実に「開かれた議長選挙」が従来通りの「不透明な議長選」になっている。

議長辞任表明のあった会派代表者会議で「なぜやめるのか」と迫ったリベラル山梨の会派は無効票を投じたようだ。
私はぜひ議長選に出てほしいと何度も要請したがかなわず、立候補締め切り直前に私は届け出た。
ささやかな抵抗だ。

このまま黙って最大会派だけの所信表明になってしまったら、議会全体がたらいまわしに異議なく、「容認」「黙認」したことなど決してあってはならない。だから立候補した。

結果は最大会派の白壁議員が30票。無効5票。小越は1票。

わかっていた結果とはいえ、
「これでいいのか」と心の中で叫んだ。
30票とは。

白壁議長には任期をつとめあげていただきたい。
公正、中立な議会運営を期待したい。

議会基本条例の精神を議会運営にいかしていただきたい。
半年で議長たらいまわしで後退してしまった山梨県議会を変える議長になっていただかなくてはと切に思う。

posted by こごし智子 at 23:33| Comment(0) | 議会報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月14日

議長辞任 スタジアム リニア オリンピック

総務常任委員会の「爆発気味」の論戦よりも
突然の議長の辞任に怒りがおさまらない。
やっぱり、たらいまわしじゃないか。
議会基本条例制定はなんだったんだ!


総務常任委員会で質問した。
4年に1回しかまわってこない総務委員会。
年4回しか常任委員会はないし、ここでしか質問できないから、ちょっと多すぎるかなとは思ったけれど質問した。

スタジアム。
9月議会には検討委員会を作ると言っていたのに、まだ始まらない。
検討委員会の前に公募型プロポーザルとして、スタジアムの建設や運営の基本計画策定業務委託が11日公告された。
民間業者が建設費や管理運営の費用を提案する。
5人の委員で審査して基本計画策定業務の委託先を決定するというのだ。

ちょっと待って。
収支予測や費用について県民に丁寧に説明すると知事は言っていた。
検討委員会で論議していただくとしていたのに。
その前に基本計画業務委託先を決めるって、民間業者に丸投げじゃないか。
検討委員会の論議はしないのか。

ヴァンフォーレの施設利用料はこれまで通り減免したアマチュア料金なのか。プロ料金なのか。
スタジアム建設の理由としての地域経済の効果の試算はないのか。
県としての方針もなく、民間業者が提案してきた収支計画なのか。
県としての責任はどうなるのか。

いろいろ質問したけれど、
「今回の業務委託の結果は検討委員会の資料です」と繰り返すばかり。

自民党最大会派の議員から
「J2に降格になってトーンが下がったのではないか。J1が前提でここまで来たけれど、J2になると今までとは違うのじゃないか」となんとも意味深な発言。
最大会派はスタジアム建設についてどのように考えているのだろうか。



リニアの防音フードの件
甲府市議会では日本共産党の質問に「住民の生活環境を重視して環境基準の類型は住宅地として要請する」と答弁した。
9月の県議会で「市町が住宅地であると要請すれば、そのまま環境基準にあてはめる」と答弁していた。

であれは、
「甲府の中道地域は住宅地であり、環境基準はすなわち70デシベル以下となり、つまりは防音フード設置を要請するということでよいか」と質問したが、
県は防音フード設置を要請するとは絶対に言わないのだ。
JR東海にさまざまな対策を総合的対策を要請していくとしか言わない。
本会議での答弁と矛盾するではないか。

南アルプス市議会でも「防音フードを要請する」「リニアの見える化は要望しない」とはっきり議会で表明している。
沿線市町はリニアの見える化よりも住民の環境を優先しているのだ。
リニアを観光として見える化にこだわっているのは県だ。
防音フード設置を山梨県は決して言わないつもりなのだ。
議会答弁を反故にするのか。



オリンピック事前合宿について質問した。
事前合宿の費用は誰が負担するのかということ。
フランスやドイツ、タイなどのチームのいくつかが山梨県内の市町村で事前合宿する。

さて渡航費用、成田からの移動、滞在費、施設利用料、オリンピック会場までの移動費用となどは相手国が支払ってくれるのかと質問した。
さらに相手国チームの要望に応えて、施設の改修費用などは受け入れ自治体が負担するのか?

改修費用は自治体もち。
滞在費用や施設利用料などはこれからの検討だという。

他県の受け入れ自治体では渡航費用は相手国持ちだが、成田からの移動費用やホテルの滞在費や施設利用料やオリンピック会場への移動は自治体負担だという。

「事前合宿は経済効果があるから」と誘致に取り組んでいるが、費用は自治体もちとなるのか。
住民に十分な説明が必要だと思う。

ロンドンオリンピックでは外国人観光客が減少したそうだ。
事前合宿をすべての競技チームが実施するものでもないそうだ。

大会組織委員会からも誘致合戦への警鐘もある。
施設を整備して、後の負担になることもある。
住民への丁寧な説明が必要だと提案した。

スタジアム、リニア、オリンピック。
共通しているものがある。(カタカナだ)
費用がかかる。税金だ。
住民への説明はどうなっているのか。

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posted by こごし智子 at 01:01| Comment(0) | 活動日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月08日

本会議一日目  長年の要望実現 河川の堆積土砂撤去 5か年計画

本会議1日目。
補正予算で河川の立ち木伐採や堆積土砂の撤去を5か年計画で実施すると自民党誠心会の代表質問に答弁した。

7億円の県単公共事業。今回は40キロ分。
5か年計画で55河川140キロ実施するという。

私、うれしくて、議案書もらった時、担当課長に「ありがとうございます」って電話してしまいました。
担当課がきっと予算獲得に尽力してくれたのだと思うからです。

もう何回、この問題を質問してきたでしょうか。
そのたびに「財政上困難です」と毎回同じ答弁聞いてきました。
住民要望の6割しか実施されていないのでした。
でも、質問しました。
土木事務所に何度も行きました。

決算委員会の時、ある議員から
「小越さんはリニアとか、スタジアムとか大きい事業は反対するけど、河川の草刈りとか、浚渫とか、道路の白線とかは
どんどんやれって言うよね」と言われました。

そうです。
保守系議員からすると「小さい」公共事業かもしれませんし、「小さい話」だったかもしれませんが、
しつこく質問してきました。

ようやく、実現することに、うれしいです。
「なんでやってくれないの?大雨降ったらいつも心配なんだよ」の住民の声にこたえられなくて、申し訳なかった。
ちょっとほっとします。
少しは安心してもらえるかしら。




自民党誠心会二人目の質問冒頭に
「北朝鮮の弾道ミサイルには圧力しかありません」と述べていた。
自民党席から「そうだ」のヤジ。
私にしてはちょっと大きめに「違う。対話だ」と声に出してしまった。
多分聞こえていないと思うけれど。


オリンピックの事前合宿誘致の話や、リニア駅周辺整備、中部横断道。
「オリンピックを盛り上げていくことで今後の10年20年にわたって山梨が元気なり、発展していく」と自民党は質問していたけれど、本当かなあ。
長野オリンピックのあと、どうだったっけ??

富士北麓陸上競技場をフランスのラグビーチームからも要望出され、芝生の張替えするという。
芝生張替えの実施設計で500万円。
実施設計で500万もするんだ。
「富士北麓をトップアスリートのメッカに」と答弁していた。
トップアスリートのためとなれば設備もメンテナンスもお金かかるんだろうなあ。
「県民みんなの球技場」と中銀スタジアムと山梨県で3つも維持できるのかなあ。

病児・病後児保育の全県での広域利用が全国知事会表彰となったと答弁していた。
山梨県は面積で小さい県。全県利用するのはごく当然のこと。
病児病後児保育もやってほしいけれど、まずは保育園の待機児童解消を。
保育園入れないと仕事復帰できないんだから。

産後うつ健診補助もありがたいけれど、まずは妊婦健診の全額補助してほしいです。
他県よりも妊婦健診補助少ないのが山梨県なのですから。
posted by こごし智子 at 00:34| Comment(0) | 議会報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月07日

看板に偽りあり!待機児童ゼロではありません。

病院の師長さんに呼ばれて、保育園の待機児童問題で懇談しました。
「山梨県は待機児童ゼロって胸張っているんですよ」に
えっ―!大ブーイングです。

山梨県の待機児童ゼロの「からくり」を説明すると
えっー。そういうことなの?と、これまた大ブーイング。

決算委員会での質問と答弁を紹介しました。
「育児休業明けに保育園に入れず、やむなく育児休業を延長しているケースにどう対応しているのか」の質問に
「そのような報告は市町村からあがってきていません」の答弁。

えっ―。こんなにいっぱいあるじゃん。何言ってんのよ!とさらにヒートアップ

「他の空いている保育園を紹介しています」って答弁しているんですよ。
またまた、どこにあいているのよ。職場復帰できないじゃん。

出るわ出るわの怒りの声
「育児休業明けに復帰するつもりでいたら、保育園は入れず、やむなく育時休業延長。職場に申し訳ないって辞めちゃった人もいる」
「希望保育園を8つも書いて8番目にようやく入れた」
「甲府の南の住んでいて、北部の保育園しか空いていなくて、40分かけて保育園まで行って市の中心部の職場にくる。㋃に近くの保育園に変えたいけれど、そこに入れるかはまだわからない」
「きょうだいでべつべつの保育園。大変すぎる。」
「園服も買って、明日から復帰できると準備してたら、入れませんって電話かかってきた」
「きょうだい入所に点数が高くなったけど、初めての一人目の子の入所が大変」
「上の子が小学校に入学するときょうだい入所の点数がゼロになるのは不利。1年生になって学童保育の点でも大変なのに。」
「保活は妊娠中から始まる。いくつもいくつも保育園見学しないと入れない。小さい子どもを連れて見学するだけでも大変。でも見学してないと入れませんって言われる」

私から
全国的には4月には待機児童ゼロでも10月にはふえている。
10月の待機児童は4月の2倍。育児休業開けの年度途中入所が大変なこと。
岡山市では3年前は待機児童ゼロだったのを待機児童の定義を変えたら700人以上になったこと。
年度途中の入所に備えて保育士を年度初めから雇用できないこと。
入所している子どもの数に対して保育運営費が支払われるため。
定員の1.2倍まで入所できるのに、山梨県は定員内しか入れないと言っていること。

ふーん。そういうことか。
定義変われば待機児童が増えるのは当然だよ。の声

病院の師長さんは勤務表を作るのが大変すぎる。
看護の基準を満たさなくてはならない。でも復帰する予定の看護師さんが復帰できない。
フルタイム勤務はできなくなり、短時間やパート。退職となってしまうケースも。

看護現場だけではないと思う。
甲府市とその周辺市の待機児童は深刻です。
大都市だけの問題ではありません。
合併して面積が大きくなったこともあり、「市内には空いている保育園があります。そこを利用してください」と言われても車で40分も、しかも職場や自宅反対方向だったら、どうしますか?
子育て支援とか女性活躍とか到底言えません。

後藤知事にこの実態きいてほしいです。
待機児童ゼロでは決してありません。
待機児童にすらなれないのです。
見せかけの「ゼロ」にするよりも実態を把握して対策を考えることこそ、子育て支援です。
posted by こごし智子 at 00:23| Comment(0) | 活動日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月04日

昨年度の決算認定に反対討論しました。

12月議会が開会しました。
初日には昨年度の決算認定が議題のひとつです。
9月議会後、閉会中審査してきた決算委員会の報告のあと討論がおこなわれ、
私は反対討論しました。
でも賛成討論は今年もありませんでした。

本当はもっと言いたいことがいっぱいあった決算認定に反対の討論でしたが、
討論発言時間は5分までなので、ぎゅぎゅっと絞っての討論でした。
以下反対討論です。



平成28年度山梨県一般会計特別会計決算認定に反対の討論を行います。

後藤県政2年目の昨年度は県税収入が減少し、実質単年度収支は平成19年以来の428000万円の赤字となりました。今後県税は増加するとの見込みですが、法人二税に大きく依存する山梨県は景気の変動に大きく左右されます。県債残高は減少しても、公債費率は18.8%と依然として高く、土木費と公債費あわせて歳出の34.1%をしめ、暮らしや社会保障の事業を圧迫している決算となっており反対します。


1に大型開発にいよいよ乗り出したことです。総合球技場スタジアム建設は知事が「整備を前提に検討する」と述べ、建設費も収支見通しも示さず、経済の波及効果があるとして建設ありきで進められました。しかし波及効果については数的試算もなく、今後検討すると述べるばかりです。スタジアムが二つになれば経済効果も2倍になるわけではありません。一方でスタジアムが二つになれば維持管理費は現在より確実にはるかに増加します。

リニア駅周辺整備も費用や負担を明示せず進められました。また沿線住民から防音フードの設置をと再三要望が出されていることを無視し、県が主導して、観光のためにと沿線市町やJR東海と「リニアの見える化」の調整をしてきたことは騒音対策をJR東海に要請していくという議会答弁を反故にするものです。議事録もない「調整」を主要な成果として評価していることも不適切です。


2に社会保障、福祉の後退をすすめたことです。

重度心身障害者医療費助成を自動償還払いにしたことによる、重度障害者の負担について検証がなされていません。助成制度の事業費が減少した理由を他の公費負担に移行したからと述べましたが、移行した金額も人数も把握していません。貸付制度があるとしても、重度障害者が市役所にも何度も手続きに行き、200円の収入印紙を買い、銀行に貸付金を下しに行くということがどれほどの負担なるのか想像すらしない県の姿勢に重度障害者から怒りの声があがっています。

子育て支援日本一をめざし、保育園の待機児童ゼロを達成したというのは看板に偽りありです。実際は育児休業明けの入所ができず、やむを得ず育児休業を延長しているなどのケースがあるのに実態すらつかもうとしていません。他の保育園に空きがあるとして職場や自宅から遠く離れた保育園を紹介している対応では、子育て支援、女性の活躍推進の県政とは到底言えません。全国的には10月には待機児童が4月の2倍になります。現在甲府市31の保育園で1月入所できる1歳児枠は二人です。山梨県でも待機児童が発生していたと十分推測されます。他県のように待機児童の定義そのものを見直すべきです。


3に不当な県有林地貸付料や、ずさんな補助金支出も放置されてきました。

県有林地が別荘地や住宅地となっても山林原野の評価のままで異常ともいえる安い貸付料でした。私立の学校法人自然学園の補助金返還は、昨年度の会計指導検査では発覚せず、外部からの情報によって先日明らかとなりました。通常3年に1回の指導検査を自然学園は毎年行うほどの改善事項がありながら、県はなんの行政処分もしてこなかったことはずさんとしか言いようがありません。


最後に多額にのぼっている基金の使い方です。主要3基金は合計で8817800万円にも上っています。このうち公共施設整備基金は240億、財政調整基金は2316000万円です。財政調整基金の標準財政規模に対する比率は8.79%で東京大阪に次いで全国3番目の高さです。全国平均の5%にすると100億円も財源が生まれます。監査委員の決算審査意見書では公共施設の整備には後年度の負担も十分に検討されて計画的にすすめ、県債残高の着実な削減をと指摘されています。大型開発のためではなく、必要以上にため込んでいる基金は社会保障や暮らしのために優先して使うべきであったと指摘し討論とします。




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posted by こごし智子 at 20:38| Comment(0) | 議会報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月02日

9887筆の重みをうけとめてください。   重度障害者医療費窓口無料復活を!

9887筆の重みを感じてほしい。
重度心身障害者医療費窓口無料の復活を求めて県への要請行動に参加しました。

10月28日に窓口無料復活もとめてのシンポジウムと署名活動をスタートしました。
窓口無料復活を求める会の皆さんが1カ月で集めた9887筆。
11月28日に県に提出しました。
障害者のみなさん、家族の方、関係者の方が1か月で1万近い署名を集めたことを県は重くうけとめてほしいです。

県の回答は私の議会答弁とまったく同じ。
総額医療費はかわっていない。
事業費が減ったのは他の公費医療に移ったから。
貸付制度があるので、利用してもらえば。
医療機関に待ち時間短縮のお願いをしている。
ペナルティーを回避するための制度改善なので、変わらない

県の負担が何か別に増えたわけではなく、
貸付の窓口の市町村や
会計待ちの短縮や医療費自己負担を払ってもらう医療機関
そして、何よりも負担が増えた患者さんへの思いが感じられない。

参加者から「制度が後退したことについて」と聞かれると
「後退ではなく、改善」と言っていたことに県の姿勢が現れた。

窓口無料だったのが償還払いになった。
医療機関で自己負担を払うことになったのは明らか重度障害者にとって負担が増えたことになる。
参加者から
「重度障害の私が貸し付けのために市役所に行き、200円の収入印紙、証紙を買って貼って、ATMに行く。これだけでもどれだけ大変なことか。自動償還と言ってもすぐに戻ってこない。毎月病院に行くので支払いがある。
貸付と自動償還がおいつかない。
病院への支払いが滞ると障害福祉課から督促が来る。払いたくても払えないのに、督促とは」

入院となると高額になる。
そのために限度額適用認定証が発行されると負担は軽くはなる。
けれども、国保料を滞納していると発行されていない。
県の回答は「市町村に発行するようお願いしている」というけれど、市町村では国保を滞納していると短期保険証だったり、限度額認定証は発行してくれない市町村がある。10万円の貸付も滞納していると不可。

重度障害者は働けない人も多い。障害年金だけではくらしは大変だ。
医療機関に定期的に継続して必ず薬を飲まなくてはならない人が多いのだ。

県からは「ご負担をおかけして」ということばがなかった。
障害者の負担は重くなってないという姿勢は障害者の声を受け止めようとしていない。
9887筆の重みを感じてほしい。
どれだけ大変な思いをしているのかとなぜ想像できないのか。

窓口無料復活まで私も会のみなさんといっしょに要請していきます。










「国政政党として国にペナルティー廃止を求めるべきでは」と県の職員の方から言われたましたが、
もちろん国に対してペナルティー廃止を日本共産党は求めています。
国会で再三取り上げ質問しています。
もう何十年も前から取り上げています。
共産党の取り組みもよーくみてほしいですね。
会の皆さんも直接、厚生労働省に要請に行っています。
車いすで電車で行ったのですよ。
県に決して無理なことをお願いしているつもりありません。
国ができないならば県が率先してやればいいのです。
窓口無料をしている県もあるのですから。





posted by こごし智子 at 00:07| Comment(0) | 活動日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月22日

決算委員会 総括審査3日目 最終日

21日、決算委員会が終わました。
すべての部署にわたって審査するので、審査にあたっての調査もいっぱい。
3年連続しての決算委員でしたが、今年はちょっと指摘事項もいつもと変えました。
総括審査3日目は5点質問しました。

大村基金について
高校生大学生の海外留学の費用を20億円の大村基金の運用益から捻出。
昨年はそこまで運用益がなかったので一般会計から出しのだそうです。
20億円の基金は一円も減っていない。
この基金は大村先生からの寄付とかではなく、一般会計から20億円を積んだ基金。
海外留学の費用だけでなく、こどもの貧困対策や返済不要の奨学金創設などの財源としたらどうかと提案したが、
答弁は「ノー」でした。残念。

私立学校法人、自然学園の会計指導検査について
先日、自然学園への補助金返還が出された。
26年27年に交付された補助金のうち加算金も含めて400万円余の返還。
なぜ今年になって発覚したのか。
昨年度の会計指導はどうなっていたのか。
「今年になって外部からの情報に基づいて、調査したところ、返還すべきに至った」と答弁。
私立学校法人の会計指導検査要綱には「おおよそ3年に1度」となっているが、この自然学園は毎年毎年指導検査している。
なぜわからなかったのか。昨年度はどういう改善事項があったのかと質問したが、「情報公開できません」と答弁。
私は事前に情報公開で指導検査の資料を手に入れていた。
すべて黒塗り。
けれども黒塗りのページの量から改善指摘事項がかなりあったことがうかがえる。
毎年毎年相当量の黒塗りページがある。
今まで、県は何の指導をしてきたのだ。
改善指摘事項を改善したのか確認してきたの。
補助金は税金ですよ。
県の姿勢と指導検査はずさんです。

重度障害者医療費助成窓口無料廃止について
なぜ事業費が減っているのかと聞くと、「他の公費負担制度に移ったからです」と答弁したので
では、その人数のと金額はと聞くと「わかりません」と答弁するのです。
根拠の数字も示さず、理由を述べられるのですか!
2カ月以内に自己負担金を完納しないと自動償還されません。
昨年度自動償還されなかった件数はと聞いても「わかりません」
なぜ数字をつかもうとしないのか。
すると
「貸付制度がありますので、ご利用していただいてます」と
質問に答えず、まったく違う答弁をする。
すり替えている。

保育園待機児童ゼロとなぜ言えるのか
山梨県は待機児童ゼロだと言っているが、実態はちがう。
たとえば育児休業明けに保育園に入れないこどもは何人いるのかと聞くと
「そのような集計は報告がありません」となんのためらいもなく答弁。
これこそ、違うだろーと言いたい。
他県では4月には待機児童ゼロでも10月には待機児童がでている。
育時休業明け、年度途中の入所ができないのですよ。
山梨でもこうした事例があるでしょう。
育児休業あけに保育園に入れない。
だから育休延長せざるを得ない場合がある。
入れないから申請しないのだ。
それなのに、「この保育園ならあいてますよ」と遠くの保育園があいているのに、入所しないからだと待機児童にカウントしない。
通勤と保育園が反対方向だったり。40分もかかったりする保育園にどうやって通わせるのか。
だから申請しない。待機児童にすらなれないのだ。
こんな実態をつかもうともせず、「待機児童ゼロです」なんて胸を張れるのか。
女性活躍なんてとても言えないじゃないか。
声を荒げて怒ってしまった。

富士急行などへの県有林地の貸付料の問題。
県有林地の貸付料が異常に安すぎる。
1u90円余り。北富士演習場が130円くらいだから。安すぎる。
安すぎる県有利地には別荘や住宅があるのです。
でも県の言い分は「貸付をした時が山林原野だったので、山林の評価の金額です」を繰り返すばかり。
県有林地なので固定資産税は入らない。なのでその分市町村に交付金を出している。
これがまた山林の評価だから安すぎる。
異常な貸付料だ

そして最後に財政運営をただした。
なかでも巨額の基金について。
主要3基金は882億円にもなる。
財政調整基金は231億円。
総務省が地方の基金が積み上がっていると今年調査をした。
11月に調査結果が公表された。
基金が多額なので地方交付税を減らそうという魂胆らしい。

山梨の財政調整基金は標準財政規模で比較すると東京、大阪についで全国3番目の巨額なのだ。
全国平均的には標準財政規模の5%を積んでいるそうだ。
山梨も5%にすれば、100億円も財源がでてくる。
昨年は公共施設整備基金から14億円を道路修繕にあてたと答弁があった。

そうですよ。基金を使って住民要望を実現できるのですよ。
大村基金もそうです。
「財源がないから」は理由になりません。こんなに貯金があるのですから。

その一方で借金も多いのが山梨県。公債費率は若干下がったけれど18%と高い。
基金を使ってリニア駅周辺やスタジアム建設に使ったらまたまた借金が増える。
大型公共、巨大開発はもうやめましにょう。
山梨県は減債基金が400億円もあります。
今後の満期一括払いも含めて借金返済に備えているのです。
もうこれ以上借金はやめてください。
基金はくらしと福祉のためにつかいましょう。


12月議会初日に決算認定の討論があります。
もちろん、これでは反対討論です。
posted by こごし智子 at 21:17| Comment(0) | 議会報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月20日

国保改定の県の説明。

国保料は引き下げられる。
理論上はできる。
要は引き下げようとしない姿勢の問題だと思う。

金曜日に12月議会の議案説明があった。
国保の県条例を制定する説明があった。
国保の県への移管の、国保改定のしくみの説明だった。

何度も何度も議会で質問してきた国保の県への移管。
10月中に「試算」を公表すると9月議会で答弁していたのに、いまだにない。
試算の説明でもなく、改定の仕組みの説明だけだったが、
自民党議員が「国保料の一元化をどうするんだ」「県が赤字になるだけじやないか」とか質問していて、
やっぱり言わねばならないと思った。

まだ公表されていない「試算」は医療費総額が多かった平成27年の資料を使い、
本来3400億円投入される国の支援金を1200億円で計算している。
医療費総額が減っている昨年の資料を使うべきではないか。
一般会計から繰り入れていれて、県内自治体の国保は黒字。基金が億というくらいもっている自治体もある。
引き下げることはできるはず。

国保の基金が2つある。
県への移管のため、市町村が財政安定のために借りるなどの基金のほかに
平成4年からの国保広域化等安定基金は27億円も基金残高がある。
これは国からの基金なので、国負担分は返還するそうだ。
全国で相当額が返還されるのだろう。

私が言いたかったのは、国保を引き下げようとしない県の姿勢だ。
国保を引き上げざるを得ないのは当然のことなので、どうかご理解をという説明なのだ。

私は
国保が払えなくて、短期保険証や、留め置きや手元に保険証がないなんてことを県は放置するのか。
一般会計からの繰り入れすることも十分可能だと言った。

すると福祉部長が
「持続可能な制度を維持することが重要でございます」と答弁したのだ。

国保財政からだけ見れば、保険料上げる方が安定するだろう。
でもそれでは国保を払えない人の暮らしや命が持続不可能になるってこと。
それを県は認めるということになるのですよ。

ここまで言いたかったのに、発言3回ルールで言えず。

近日中に「試算」が公表されるはず。

国保は引き下げることは十分可能です。
posted by こごし智子 at 01:12| Comment(0) | 議会報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする