2015年10月10日

事業用太陽光パネル設置にガイドライン 山梨県が案を発表

山梨県が事業用太陽光パネル設置のガイドライン案を発表しました。
なかなか「いい感じ」です。
景観だけでなく、防災面からのガイドラインが盛り込まれているのはこれまでになかったことだと思います。

立地を避けるべき地域として
自然公園や保安林、砂防指定地域はもちろん農用地区、文化財指定エリア、景観計画の重点地区、そして「その他立地を避けるべきエリア」
立地に慎重な検討が必要なエリアとして
災害リスクが高いエリア、地域森林計画対象民有林、重要な観光施設の近接エリアなども明示されます。
なかでもこれまでの林地伐採1ha以上を1ha未満も対象になります。(これはなかなかのことだと思います)
こうしたエリアが明示されれば、一目瞭然です。

適正な導入のために特に配慮すべき事項として
 防災面では 傾斜地への対策、盛り土切土対策、雨水対策の実施
 景観配慮
 環境面 
 設備面では 規模の大小にかかわらず、JIS基準に規定された強度の確保、フェンスや施錠、発電所名、事業者名明示もあります。

市町村・住民との合意形成として
 市町村への事前確認と相談として市町村の指導助言に従う
 市町村はガイドラインの趣旨に従って適正指導に取り組む
 住民説明の範囲手法協議 市町村も住民との連絡調整に協力

設置後は
 保安規定に基づく定期的な除草 排水の定期的な確認、台風等の発生後の現地確認
 廃棄物処理法、リサイクル法に基づく処理の適正実施


議会のエネルギー地産地消政策提言委員会で説明され、さまざまな意見が出されました。
私も発言しました。
なかなかではあるけれど

ガイドラインであり、強制力がないことが心配です。
エリア指定もして、設置にあたり防災・景観・設置の事項も定めても、しっかり執行されているかチェック体制はどうなのか。
農地への規制が曖昧であること。
傾斜地で基準が曖昧で数値もなく、雨水対策が弱い。
事故が起きた時の責任は。
条例化が必要です。


県の担当者によれば法律をうわまわる条例はできないので、国に求めている。
未稼働の発電が山梨県では現在の稼働済みの4倍もあり、どこに未稼働認定されているのか国に情報公開をもとめていること。
強度など、設置にあたっての基準の義務化を国にもとめていること。
防災対策として保安基準をつくり、従わない場合は認定取り消しなども義務付けてほしいと。
いずれも国にもとめ、現在国も検討中とか。

えっ。そうなの。
じゃあ早く、国が基準だして、規制をかけてほしい。
事故がおきてからでは遅すぎる。

そして、現在稼働している「危険な」場合にも適用してほしい。

1年前に質問したときからぐっと動いた気がします。
「経済活動の自由ですから」と規制にうしろ向きだった市の答弁から大きく変わりつつあります。

早く条例化したいです。
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posted by こごし智子 at 00:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 議会報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月07日

リニア沿線ルートを視察。懇談しました。

昨日、日本共産党国会議員団といっしょにリニア沿線予定地域を訪問し、懇談しました。
今回は南アルプス市です。

リニア駅周辺とはまったく違う住民のおもいです。
3地区で50人以上の方が集まってくれました。

突然、自分の家の真上をリニアが通ることになった。
どうして家が。
ずっとここに住んできたのに、どうしろというのか。

南アルプス市は地下ではなく、リニアは地上を通ります。
高架は30メートルにもなります。
日照権、騒音、電磁波、心配です。

南アルプス市のルートは道路や家を斜めに横断していきます。
なので、ルートにかからない三角地が残ります。
道路建設なら、こんなルート設計はあり得ません。
この三角地をJRは補償しません。
じゃあ、どうやって暮らせというのか。

豊富な井戸水がわきでている地域です。
高架の建設で地下水はどうなってしまうのか。

ある地区ではJR東海に質問を出したそうです。
その中でも「このままではすみにくい街になる。どうしてくれるのか」
回答では
「南アルプス市には固定資産税が入ります。観光にもプラスになります。土建業者が仕事が増えます」とあったそうです。
なんという回答でしょうか。

この回答について南アルプス市の担当者にききました。
「固定資産税がいくら入ってくるのかわかりませんし、観光も、うーむ」

リニアの補償は幅22メートルです。
市として高架下や側道部分4メートルを開発したらとも検討したそうですが、おもうようないい案はなく。
リニア駅から南アルプス市までの観光ルートを。とも言ってますが、どうでしょうか。

リニア駅に行くまでに15分はかかるでしょうか。
甲府のように周辺地域の開発というものもなく、市内の住宅地を斜めにも分断する高さ30メートルのリニアはなんのメリットもない「迷惑施設」だと思いました。

用地取得にあたってJRは県に委託費を出しています。
南アルプスにも県から補助金が来ているそうです。わずか88万円とか。

私は思わず「えっそれだけですか」と言ってしまいました。

市の担当者は住民とJRや県との間をとりもつ、支援する役割だと述べていました。
「どちらかというと住民側にたってます。」
このことばが救いでした。

畑野君枝議員、本村伸子議員が視察にきてくれました。20151007ツマグロヒョウモン.jpg
posted by こごし智子 at 21:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 活動日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月05日

政務活動費7月度収支報告

日本共産党山梨県議団 政務活動費  2015年度  
      
  政務活動費とは   
   
  政務活動費は、地方自治法及び山梨県政務活動費の  
 交付に関する条例に基づき、会派及び議員が実施する  
 調査研究、研修、広聴広報、要請陳情、住民相談、各種  
 会議への参加等県政の課題及び県民の意思を把握し、   
 県政に反映させる活動その他の住民福祉の増進を図る  
 ために必要な活動(以下「政務活動」という。)に要する  
 経費の一部として、会派及び議員に交付されます。  
   
政務活動費は、議員一人当たり月28万円(会派5万円、議員23万円)が   
交付されます。   
日本共産党山梨県議団は、2007年5月より、小越智子(一人)となり、   
2015年度は年間 3,360,000円(2015年4月〜2016年3月まで12ケ月)です。   
   
2015年7月の収支は以下の通りです。


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posted by こごし智子 at 12:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 政務活動費 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月03日

県議会閉会しました。

毎日疲れてしまい、議会の報告がおそくなってしまいました。
昨日、9月県議会閉会しました。
年に2回しか本会議で質問できないので、私は今回は質問は見送りました。

今議会の争点と言われた100万人構想、人口ビジョンについては、これといった争点もなく、「画期的」とか「賛同する」という文言もでてきました。
無批判な県議会。県民からすればがっくりですよね。


私は農政観光産業常任委員会で質問しました。
〇リンケージ人口から定住人口にと知事は言っているが、観光客から定住人口になった人は何人いるのかと質問。
 答弁は「わかりません」
 最大会派からは「わかるわけないだろう」のヤジ。
 リンケージ人口がいかに曖昧なことか。

〇企業誘致を推進しているが、企業誘致で正規雇用は何人増やす予定かと質問。
 農政観光産業常任委員会の県外視察で佐賀県では「定住人口をふやす、若い人が定住できるには正規雇用でないと定住できない。企業誘致は 正規雇用を増やすことを方針にしている」という報告を受けました。山梨県ではどう考えるのか。
答弁は「企業が来れば固定資産税や、経済が活性化されます」としかありません。正規雇用増やさず、人口の社会増につながるのでしょうか。

このほか
〇中小企業のマイナンバーへの対応について
 答弁は「そのような問い合わせはありません」
 だって、源泉徴収票とかにマイナンバー記載必要なのですよ。管理やセキュリティーはどうするのか。
 まったく関係ありません。という答弁にあきれてしまいました。

〇イオンの増床計画に対して山梨県の姿勢はどうなのか
 答弁は「イオンから増床の正式申し出はありませんので、お答えのしようがありません」
 まあまあ、なんということですか。
 横内知事の時はたしか「増床は困る」という姿勢だったのに、後藤知事は容認なのですか。
 甲府市選出の県議が自民党、民主党もこの常任委員会にはいますが、一言も質問しませんでした。

〇ももやブドウ、すももの被害状況について
 桃は前年比マイナス22%、ブドウはまだ途中経過だが、マイナス18%というショッキングな数字です。
 農業共済でブドウはすでに1億5000万円。桃は5000万円支払っていると答弁。
 けれども補てんしきれていない。どうするのかの質問には
 融資という答弁でした
 生活費そのものが困るのだから補助金など考えるべきと質問したら、答弁する人がいないのか。答弁したくないの 
 か。誰も答弁しない様子。

最終日にマイナンバーの条例改正について反対討論しました。
 マイナンバーが社会保障や税金や、NHKの受信料や奨学金の返済や、健診結果と医療費と保険料に連動させようとか、プライバシーもへったくれもないくらいの大問題なのに、本会議で誰も質問しませんでした。

 終わってみれば、民主党の分裂。
 議場の議席変更、控室の変更。
 当選からわずか5か月で「クラス替え」「席がえ」です。
 県民のための議会になっているのでしょうか。
 権力闘争に明け暮れる県議会。
 100万人についても論争にすらならない。
 山梨県議会の程度がわかりますね。
posted by こごし智子 at 08:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 議会報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする