2017年12月18日

超高速 議長たらいまわし。

突然の議長辞任で、議長選前の所信表明会に私も立候補しました。
半年前の6月22日に所信表明に臨んだ時は議会基本条例制定後初の議長選所信表明会。
不十分ながらも、「山梨県議会が変わる」という高揚感があった。
半年後にふたたびこの場で所信表明会に臨むなど、誰が想定していたでしょうか。
今回の所信表明は「たらいまわしの県議会でいいのか」のこみあげてくる怒りの所信表明となりました。

この1年間で、鈴木、望月、白壁と3人の議長が就任。
第126代議長は他県にはない「異常」な数。
100代にならない議会が多い中で異常すぎます。

たらいまわしと揶揄されてきた山梨県議会。今回はわずか半年です。
自治会役員だってPTAだって1年はやりますよ。
超高速のたらいまわしです。
ある人から「たらいは重いから、皿回しの方があっているかも」と言われました。

そんなに山梨県議会議長は軽いものなのですか。
地方自治法で議長の任期は議員の任期とするとかかれています。
4年間議長やることが前提なのです。
重責の議長がころころ変わることなど地方自治法は想定していないのです。

県民から「またたらい回しなのか」「最大会派の都合で議長がきまるのか」「山梨県議会は何も変わっていない」
非難の声はやまないでしょう。

昨年の流会から
100条委員会、議会基本条例、条例の逐条解説と「議会とは」「議長とは」と何度もなんども議員自らが問い直し、確認し、肝に銘じてきたのに、半年で議長交代なのか。
議会基本条例に反する行為だ。
流会の反省があるのか。
山梨県議会は変わってないじゃないか。

風邪で体調が今ひとつのまま臨んだ所信表明会。
いつもよりもゆっくりと低い声になった。

私は少数会派。議長になれるわけがないという声もきいている。
誰になるかが決まっていることが気配が感じられている中、所信表明会が形式化、形骸化し、消化試合のようなものにしてはならない。

議長選挙前の所信表明と言っても
最大会派がある日突然
「議長をやめる」と決め、最大会派の何かの都合だけで議長が決まり、それが全会派の当然の了解のもとで
所信表明会がアリバイ的におこなわれ、選挙が行われ、決められていく。
何も以前とかわっていない。
所信表明会を口実に「開かれた議長選挙」が従来通りの「不透明な議長選」になっている。

議長辞任表明のあった会派代表者会議で「なぜやめるのか」と迫ったリベラル山梨の会派は無効票を投じたようだ。
私はぜひ議長選に出てほしいと何度も要請したがかなわず、立候補締め切り直前に私は届け出た。
ささやかな抵抗だ。

このまま黙って最大会派だけの所信表明になってしまったら、議会全体がたらいまわしに異議なく、「容認」「黙認」したことなど決してあってはならない。だから立候補した。

結果は最大会派の白壁議員が30票。無効5票。小越は1票。

わかっていた結果とはいえ、
「これでいいのか」と心の中で叫んだ。
30票とは。

白壁議長には任期をつとめあげていただきたい。
公正、中立な議会運営を期待したい。

議会基本条例の精神を議会運営にいかしていただきたい。
半年で議長たらいまわしで後退してしまった山梨県議会を変える議長になっていただかなくてはと切に思う。

posted by こごし智子 at 23:33| Comment(0) | 議会報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月14日

議長辞任 スタジアム リニア オリンピック

総務常任委員会の「爆発気味」の論戦よりも
突然の議長の辞任に怒りがおさまらない。
やっぱり、たらいまわしじゃないか。
議会基本条例制定はなんだったんだ!


総務常任委員会で質問した。
4年に1回しかまわってこない総務委員会。
年4回しか常任委員会はないし、ここでしか質問できないから、ちょっと多すぎるかなとは思ったけれど質問した。

スタジアム。
9月議会には検討委員会を作ると言っていたのに、まだ始まらない。
検討委員会の前に公募型プロポーザルとして、スタジアムの建設や運営の基本計画策定業務委託が11日公告された。
民間業者が建設費や管理運営の費用を提案する。
5人の委員で審査して基本計画策定業務の委託先を決定するというのだ。

ちょっと待って。
収支予測や費用について県民に丁寧に説明すると知事は言っていた。
検討委員会で論議していただくとしていたのに。
その前に基本計画業務委託先を決めるって、民間業者に丸投げじゃないか。
検討委員会の論議はしないのか。

ヴァンフォーレの施設利用料はこれまで通り減免したアマチュア料金なのか。プロ料金なのか。
スタジアム建設の理由としての地域経済の効果の試算はないのか。
県としての方針もなく、民間業者が提案してきた収支計画なのか。
県としての責任はどうなるのか。

いろいろ質問したけれど、
「今回の業務委託の結果は検討委員会の資料です」と繰り返すばかり。

自民党最大会派の議員から
「J2に降格になってトーンが下がったのではないか。J1が前提でここまで来たけれど、J2になると今までとは違うのじゃないか」となんとも意味深な発言。
最大会派はスタジアム建設についてどのように考えているのだろうか。



リニアの防音フードの件
甲府市議会では日本共産党の質問に「住民の生活環境を重視して環境基準の類型は住宅地として要請する」と答弁した。
9月の県議会で「市町が住宅地であると要請すれば、そのまま環境基準にあてはめる」と答弁していた。

であれは、
「甲府の中道地域は住宅地であり、環境基準はすなわち70デシベル以下となり、つまりは防音フード設置を要請するということでよいか」と質問したが、
県は防音フード設置を要請するとは絶対に言わないのだ。
JR東海にさまざまな対策を総合的対策を要請していくとしか言わない。
本会議での答弁と矛盾するではないか。

南アルプス市議会でも「防音フードを要請する」「リニアの見える化は要望しない」とはっきり議会で表明している。
沿線市町はリニアの見える化よりも住民の環境を優先しているのだ。
リニアを観光として見える化にこだわっているのは県だ。
防音フード設置を山梨県は決して言わないつもりなのだ。
議会答弁を反故にするのか。



オリンピック事前合宿について質問した。
事前合宿の費用は誰が負担するのかということ。
フランスやドイツ、タイなどのチームのいくつかが山梨県内の市町村で事前合宿する。

さて渡航費用、成田からの移動、滞在費、施設利用料、オリンピック会場までの移動費用となどは相手国が支払ってくれるのかと質問した。
さらに相手国チームの要望に応えて、施設の改修費用などは受け入れ自治体が負担するのか?

改修費用は自治体もち。
滞在費用や施設利用料などはこれからの検討だという。

他県の受け入れ自治体では渡航費用は相手国持ちだが、成田からの移動費用やホテルの滞在費や施設利用料やオリンピック会場への移動は自治体負担だという。

「事前合宿は経済効果があるから」と誘致に取り組んでいるが、費用は自治体もちとなるのか。
住民に十分な説明が必要だと思う。

ロンドンオリンピックでは外国人観光客が減少したそうだ。
事前合宿をすべての競技チームが実施するものでもないそうだ。

大会組織委員会からも誘致合戦への警鐘もある。
施設を整備して、後の負担になることもある。
住民への丁寧な説明が必要だと提案した。

スタジアム、リニア、オリンピック。
共通しているものがある。(カタカナだ)
費用がかかる。税金だ。
住民への説明はどうなっているのか。

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posted by こごし智子 at 01:01| Comment(0) | 活動日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月08日

本会議一日目  長年の要望実現 河川の堆積土砂撤去 5か年計画

本会議1日目。
補正予算で河川の立ち木伐採や堆積土砂の撤去を5か年計画で実施すると自民党誠心会の代表質問に答弁した。

7億円の県単公共事業。今回は40キロ分。
5か年計画で55河川140キロ実施するという。

私、うれしくて、議案書もらった時、担当課長に「ありがとうございます」って電話してしまいました。
担当課がきっと予算獲得に尽力してくれたのだと思うからです。

もう何回、この問題を質問してきたでしょうか。
そのたびに「財政上困難です」と毎回同じ答弁聞いてきました。
住民要望の6割しか実施されていないのでした。
でも、質問しました。
土木事務所に何度も行きました。

決算委員会の時、ある議員から
「小越さんはリニアとか、スタジアムとか大きい事業は反対するけど、河川の草刈りとか、浚渫とか、道路の白線とかは
どんどんやれって言うよね」と言われました。

そうです。
保守系議員からすると「小さい」公共事業かもしれませんし、「小さい話」だったかもしれませんが、
しつこく質問してきました。

ようやく、実現することに、うれしいです。
「なんでやってくれないの?大雨降ったらいつも心配なんだよ」の住民の声にこたえられなくて、申し訳なかった。
ちょっとほっとします。
少しは安心してもらえるかしら。




自民党誠心会二人目の質問冒頭に
「北朝鮮の弾道ミサイルには圧力しかありません」と述べていた。
自民党席から「そうだ」のヤジ。
私にしてはちょっと大きめに「違う。対話だ」と声に出してしまった。
多分聞こえていないと思うけれど。


オリンピックの事前合宿誘致の話や、リニア駅周辺整備、中部横断道。
「オリンピックを盛り上げていくことで今後の10年20年にわたって山梨が元気なり、発展していく」と自民党は質問していたけれど、本当かなあ。
長野オリンピックのあと、どうだったっけ??

富士北麓陸上競技場をフランスのラグビーチームからも要望出され、芝生の張替えするという。
芝生張替えの実施設計で500万円。
実施設計で500万もするんだ。
「富士北麓をトップアスリートのメッカに」と答弁していた。
トップアスリートのためとなれば設備もメンテナンスもお金かかるんだろうなあ。
「県民みんなの球技場」と中銀スタジアムと山梨県で3つも維持できるのかなあ。

病児・病後児保育の全県での広域利用が全国知事会表彰となったと答弁していた。
山梨県は面積で小さい県。全県利用するのはごく当然のこと。
病児病後児保育もやってほしいけれど、まずは保育園の待機児童解消を。
保育園入れないと仕事復帰できないんだから。

産後うつ健診補助もありがたいけれど、まずは妊婦健診の全額補助してほしいです。
他県よりも妊婦健診補助少ないのが山梨県なのですから。
posted by こごし智子 at 00:34| Comment(0) | 議会報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月07日

看板に偽りあり!待機児童ゼロではありません。

病院の師長さんに呼ばれて、保育園の待機児童問題で懇談しました。
「山梨県は待機児童ゼロって胸張っているんですよ」に
えっ―!大ブーイングです。

山梨県の待機児童ゼロの「からくり」を説明すると
えっー。そういうことなの?と、これまた大ブーイング。

決算委員会での質問と答弁を紹介しました。
「育児休業明けに保育園に入れず、やむなく育児休業を延長しているケースにどう対応しているのか」の質問に
「そのような報告は市町村からあがってきていません」の答弁。

えっ―。こんなにいっぱいあるじゃん。何言ってんのよ!とさらにヒートアップ

「他の空いている保育園を紹介しています」って答弁しているんですよ。
またまた、どこにあいているのよ。職場復帰できないじゃん。

出るわ出るわの怒りの声
「育児休業明けに復帰するつもりでいたら、保育園は入れず、やむなく育時休業延長。職場に申し訳ないって辞めちゃった人もいる」
「希望保育園を8つも書いて8番目にようやく入れた」
「甲府の南の住んでいて、北部の保育園しか空いていなくて、40分かけて保育園まで行って市の中心部の職場にくる。㋃に近くの保育園に変えたいけれど、そこに入れるかはまだわからない」
「きょうだいでべつべつの保育園。大変すぎる。」
「園服も買って、明日から復帰できると準備してたら、入れませんって電話かかってきた」
「きょうだい入所に点数が高くなったけど、初めての一人目の子の入所が大変」
「上の子が小学校に入学するときょうだい入所の点数がゼロになるのは不利。1年生になって学童保育の点でも大変なのに。」
「保活は妊娠中から始まる。いくつもいくつも保育園見学しないと入れない。小さい子どもを連れて見学するだけでも大変。でも見学してないと入れませんって言われる」

私から
全国的には4月には待機児童ゼロでも10月にはふえている。
10月の待機児童は4月の2倍。育児休業開けの年度途中入所が大変なこと。
岡山市では3年前は待機児童ゼロだったのを待機児童の定義を変えたら700人以上になったこと。
年度途中の入所に備えて保育士を年度初めから雇用できないこと。
入所している子どもの数に対して保育運営費が支払われるため。
定員の1.2倍まで入所できるのに、山梨県は定員内しか入れないと言っていること。

ふーん。そういうことか。
定義変われば待機児童が増えるのは当然だよ。の声

病院の師長さんは勤務表を作るのが大変すぎる。
看護の基準を満たさなくてはならない。でも復帰する予定の看護師さんが復帰できない。
フルタイム勤務はできなくなり、短時間やパート。退職となってしまうケースも。

看護現場だけではないと思う。
甲府市とその周辺市の待機児童は深刻です。
大都市だけの問題ではありません。
合併して面積が大きくなったこともあり、「市内には空いている保育園があります。そこを利用してください」と言われても車で40分も、しかも職場や自宅反対方向だったら、どうしますか?
子育て支援とか女性活躍とか到底言えません。

後藤知事にこの実態きいてほしいです。
待機児童ゼロでは決してありません。
待機児童にすらなれないのです。
見せかけの「ゼロ」にするよりも実態を把握して対策を考えることこそ、子育て支援です。
posted by こごし智子 at 00:23| Comment(0) | 活動日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月04日

昨年度の決算認定に反対討論しました。

12月議会が開会しました。
初日には昨年度の決算認定が議題のひとつです。
9月議会後、閉会中審査してきた決算委員会の報告のあと討論がおこなわれ、
私は反対討論しました。
でも賛成討論は今年もありませんでした。

本当はもっと言いたいことがいっぱいあった決算認定に反対の討論でしたが、
討論発言時間は5分までなので、ぎゅぎゅっと絞っての討論でした。
以下反対討論です。



平成28年度山梨県一般会計特別会計決算認定に反対の討論を行います。

後藤県政2年目の昨年度は県税収入が減少し、実質単年度収支は平成19年以来の428000万円の赤字となりました。今後県税は増加するとの見込みですが、法人二税に大きく依存する山梨県は景気の変動に大きく左右されます。県債残高は減少しても、公債費率は18.8%と依然として高く、土木費と公債費あわせて歳出の34.1%をしめ、暮らしや社会保障の事業を圧迫している決算となっており反対します。


1に大型開発にいよいよ乗り出したことです。総合球技場スタジアム建設は知事が「整備を前提に検討する」と述べ、建設費も収支見通しも示さず、経済の波及効果があるとして建設ありきで進められました。しかし波及効果については数的試算もなく、今後検討すると述べるばかりです。スタジアムが二つになれば経済効果も2倍になるわけではありません。一方でスタジアムが二つになれば維持管理費は現在より確実にはるかに増加します。

リニア駅周辺整備も費用や負担を明示せず進められました。また沿線住民から防音フードの設置をと再三要望が出されていることを無視し、県が主導して、観光のためにと沿線市町やJR東海と「リニアの見える化」の調整をしてきたことは騒音対策をJR東海に要請していくという議会答弁を反故にするものです。議事録もない「調整」を主要な成果として評価していることも不適切です。


2に社会保障、福祉の後退をすすめたことです。

重度心身障害者医療費助成を自動償還払いにしたことによる、重度障害者の負担について検証がなされていません。助成制度の事業費が減少した理由を他の公費負担に移行したからと述べましたが、移行した金額も人数も把握していません。貸付制度があるとしても、重度障害者が市役所にも何度も手続きに行き、200円の収入印紙を買い、銀行に貸付金を下しに行くということがどれほどの負担なるのか想像すらしない県の姿勢に重度障害者から怒りの声があがっています。

子育て支援日本一をめざし、保育園の待機児童ゼロを達成したというのは看板に偽りありです。実際は育児休業明けの入所ができず、やむを得ず育児休業を延長しているなどのケースがあるのに実態すらつかもうとしていません。他の保育園に空きがあるとして職場や自宅から遠く離れた保育園を紹介している対応では、子育て支援、女性の活躍推進の県政とは到底言えません。全国的には10月には待機児童が4月の2倍になります。現在甲府市31の保育園で1月入所できる1歳児枠は二人です。山梨県でも待機児童が発生していたと十分推測されます。他県のように待機児童の定義そのものを見直すべきです。


3に不当な県有林地貸付料や、ずさんな補助金支出も放置されてきました。

県有林地が別荘地や住宅地となっても山林原野の評価のままで異常ともいえる安い貸付料でした。私立の学校法人自然学園の補助金返還は、昨年度の会計指導検査では発覚せず、外部からの情報によって先日明らかとなりました。通常3年に1回の指導検査を自然学園は毎年行うほどの改善事項がありながら、県はなんの行政処分もしてこなかったことはずさんとしか言いようがありません。


最後に多額にのぼっている基金の使い方です。主要3基金は合計で8817800万円にも上っています。このうち公共施設整備基金は240億、財政調整基金は2316000万円です。財政調整基金の標準財政規模に対する比率は8.79%で東京大阪に次いで全国3番目の高さです。全国平均の5%にすると100億円も財源が生まれます。監査委員の決算審査意見書では公共施設の整備には後年度の負担も十分に検討されて計画的にすすめ、県債残高の着実な削減をと指摘されています。大型開発のためではなく、必要以上にため込んでいる基金は社会保障や暮らしのために優先して使うべきであったと指摘し討論とします。




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posted by こごし智子 at 20:38| Comment(0) | 議会報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする