2018年03月30日

年度末日でした。

3月30日金曜日。
今日が官公庁は年度末日。
県庁でも「今年度末までに報告を出す」というものがいくつもありました。

さて、年度末までにというので、いつかいつかと待っていました。
こどもの貧困アンケート最終報告もようやく出ました。
中間報告からあまり深まっていない気がします。

リニアの騒音に関する地域の環境基準の当てはめは結局、年度末までに公表しませんでした。
甲府市議会の答弁で「住宅地としての基準を要望する。防音フードを要望する」
富士川町のアンケートで85%が防音フードを要望する。
南アルプス市も「防音フードを」
甲府市中道地域の住民からは防音フードの要望書が出されています。

当初の当てはめの予定では住民の要望に応えられないと考えているのでしょうか。
ぜひとも、住民要望、沿線自治体の声を真摯に受け止めての環境基準としていただきたい。

リニア駅周辺整備のプロポーザル決定された業者の提案が発表されました。
議会前には公表せず、議会での質問が終わった閉会日に発表するのです。

このイメージ図をみて、真新しさを感じません。
これまでのイメージと変わらない。
説明文の中に
「リニアに乗るために早く着いちゃった。50分あるから何かおいしいものを食べようかな」
つまり、1時間に1本しか止らないってことです。
50分も待たなきゃ、次のリニアが来ないのです。
50分あったら甲府から高速道路で特急でどこまで行けるかしら?

やたらと公園が多いイメージ図。
公園にどのくらい人が来るのだろうか。
この整備にお金はいくらかかるのだろう。
イメージ図にあるような人がこんなに集まるのだろうか。
3628万円もだしての企画提案イメージ。

そして、この提案ももとに検討会で論議して「来年度末までに」県としての計画を発表するとしているのです。
そうです。「年度末までに」ということは3月31日までにということなのです。
1月には知事選があり、2月議会もある。
でも「年度末までに」ということは来年の3月31日に出されるのかもしれません。

「年度末までに」は10月でも12月でもかまわないのですから、
少なくとも知事選の前には出してください。

posted by こごし智子 at 21:06| Comment(0) | あれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月24日

県議会閉会しました。

議会閉会しました。
最終日は私は予算に反対の討論をしました。
今回は3人も賛成討論がありました。

私が反対の理由としたことを、賛成の理由に述べていました。
例えば、こどもの貧困対策。
私は予算が少なすぎる。
対象者があまりにも少ないと指摘したのに。
賛成討論では貧困対策に予算が計上されたと発言していました。

私は最後に
「情報発信力が足りないため、施策が県民に浸透していないと知事は述べているが、施策そのものが不十分であり、方向が間違っていることであり、住民の暮らしに寄り添っていないことが最大の問題」とのべて討論しました。

民進議員2人が賛成討論にたちました。
後藤県政を支えていくと表明。
知事選挙を意識してでしょうか。

自民党も賛成討論しました。
知事への距離感は微妙です。

知事も県議も任期あと1年。
私も1年がんばります。
posted by こごし智子 at 00:47| Comment(0) | 議会報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月22日

予算委員会 総括質問 その2 保育士不足

予算総括質問のに重点テーマにしたのが、保育士不足です。
本会議で質した待機児童と保育士不足は直結した問題です。

保育人材確保・定着促進事業費という予算があります。
この事業は「待機児童ゼロを堅持するため、官民が連携して」と予算概要書に書いてあります。
待機児童ゼロを堅持していると言えるのかと質問しました。
本会議の答弁と同じく「ゼロです」と答弁しました。

私はボードも使い、厚労省が平成29年3月31日に発表した、平成28年の4月と10月の待機児童数の比較を示しました。4月と10月では待機児童は二倍に増えます。
なかでも0歳児は3688人が22007人にもなります。
1歳までの育児休業があけて職場に復帰しようと思っても保育所に入れなかったと想像できます。
(4月1日の年齢で対象クラスが決まります。4月1日に0歳なら10月に1歳なって保育園に入所するときは0歳児クラスが大半です)

山梨県が待機児童ゼロとは考えにくい。
さらに30年度から本格適用される国の待機児童の新定義についてボードで示しました。
当局は新定義についてもちろん知っています。
育児休業明けに職場復帰を希望していても保育所に入れないことを確認し待機児童に含めるというもの。
さらに従前からの定義でも特定の園を希望している場合も待機児童に含めることについて通勤時間や通勤経路も考慮して判断していただきたいとしています。

岡山市では12年間待機児童ゼロとしてきた。
遠くの保育園が空いているから希望の保育園に入れなかった場合は待機児童にしてこなかった。
けれど、これでは市民感覚と乖離があると定義を見直し、第3希望までの保育園に入れなかったら待機児童にすると改めると待機児童は700人を超えました。

新定義にそえば山梨県も待機児童ゼロとはならないと再度質問しましたが、
「新定義においてもゼロです。」と答弁。

つぎに新定義で待機児童が旧定義より二倍にも増えた神奈川県や広島、大阪を紹介。
そして南アルプス市では3月市議会で日本共産党の質問に対して待機児童が80人になると推計されると答弁したことを紹介しました。
南アルプス市で80人ならば山梨県全体では相当数になるのではないか。
市町村から待機児童が報告されていないからと本会議で答弁していたが南アルプス市のように実態を把握せよと質問しました。
それでも「市町村から報告はありませんのでゼロです。」と答弁。

産休・育休明け保育推進事業費について質問。
乳児3人以上1歳児5人以上の民間保育所に1歳児ひとりあたり月額8200円の補助金。
これは育休明けの保育士確保かと質問すると、
6対1の保育士配置から4.5対1の配置で加算していますと答弁。

この補助金で育休明け保育が確保できるのかと質問しているのに、かみ合わない答弁。
では加配はとれているのかと質問すると
加配のある保育所に補助金出しています。すべてで加配はされています。

このあたりから質問と答弁がかみ合わなくなってきた。
では保育士は確保されているのかと質問すると
待機児童はゼロですので保育士は不足していません。と答弁。

年度途中で保育所入所できないのは保育士が確保できないからです。
保育士確保に市町村も保育園もどれほど苦労しているのかまったく知らんふり。
だって保育は不足していないという認識なのですから。

さらに質問すると
県内保育士の給料は全国平均より高い。ボーナスも高い。
定着率も平均9.6年と全国よりも定着している。
と、保育士の労働環境は全国よりも充実していると答弁。
これを保育現場のひとが聞いたらどう思うだろうか。

保育士確保にどれほど苦労しているか。
募集しても応募がない。
しかたなく派遣の保育士に頼まざるを得ない実態。
首都圏では保育士不足から家賃補助82000円している自治体がいくつもある。
山梨県でも首都圏の保育士へと就職しているのではないか。

待機児童ゼロだから保育士不足はない。
この答弁にあらためて驚く。
南アルプス市で80人と言われているのに、ゼロだと言い続けるのかと何度も質しましたが、
「ゼロです」を繰り返すばかりでした。

質問翌日の新聞に「待機児童ゼロ崩れる?」の見出し。
待機児童ゼロを「堅持」するために何が何でもゼロと言い続けるのか。
待機児童がいると認識することで子育て支援の政策課題として考えることができるのではないか。
ゼロと言い続けている限り、保育士確保に乗り出さないし、職場復帰ができず女性活躍にマイナス。
こんな思いするのは、もうこりごりと二人目もあきらめてしまう。
人口の自然増加策にも逆行する。

視点を変えて
待機児童がいることはこどもがたくさんいるということ。
これからの発展方向も検討できるということ。
全国で待機児童がこんなに増えているのに
「山梨県はゼロです」という方が違和感がある。

ある人が「待機児童ゼロってことは、よっぽど、こどもいないんだね」
「保育園ガラガラってこと?」「保育園、こどもがいなくて経営できないじゃん」
待機児童ゼロは間違ったメッセージを発信していることにもなる。

住民に寄り添って、待機児童を「見える化」することが子育て支援に結びつきます。
posted by こごし智子 at 01:21| Comment(0) | 議会報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月21日

予算総括質問 その1 こどもの貧困対策 教員の負担軽減

森友学園をめぐる公文書改ざんに怒りが沸騰しています。
国会の動きを気にしながら、県議会予算総括質問に臨みました。

15分の質問時間に6つもテーマを盛り込んで「多すぎた」と後悔もしましたが、
とにかく15分間で終わらせねばならない。
最後のテーマの保育士不足に重点をおきながら、質問しました。

@河川改修の維持管理費の増額を評価した質問をしました。
A農業収入制度は青色申告しか適用されない。該当農家数を質問すると4分の1と答弁。
すべての農家への収入保障対策を求めました。
➂住宅の耐震補強工事は緊急避難路の診断率は35%、補強工事の実績は10棟と答弁があり、これで推進できるの不安。さらにこの他の一般住宅の補強工事助成対象戸数が数年変わらず、来年度以降は補助金額が減額されることを指摘し、このままでは耐震補強が進まない。補助金の増額を求めました。

さて、次の質問からヒートアップしてきます。
Cこどもの貧困対策について
生活困窮世帯の中高校生への学習支援事業の実績を質問すると46人と答弁。
ええっー?
県が実施したこどもの貧困実態調査で「経済的理由でしていないこと、与えていないこと」の1位が学習塾に通わす35.7%でした。貧困世帯にとって学習支援が望まれているのです。
それなの46人??
県の調査でこどもの貧困は10%と言っています。
県内中高校生は全日制だけでも47000人。
46人は少なすぎると指摘すると
「実施は7市町村で、生活保護や準要保護世帯は252人であり、うち学習支援を求めている人の46人です」
とわさわざ追加答弁。
なぜ対象者を狭めるのですか。
こどもの貧困10%と言ってるじゃありませんか。
学習支援とともに、こどもの居場所づくりとしてどうして考えられないのですか。
こどもの貧困対策が不十分すぎる。
そして、こどもの貧困についてわかっていない。
実態調査やったのに、どうしてこういう認識になるのか。
スクールソーシャルワーカー、適応指導教室についても質問。
ひとり親家庭等日常生活支援事業の実績はわずか11人。
母子世帯8296世帯、父子世帯985世帯と県は発表しているのに11人??
制度をつくって、ひとり親支援していると言っても、こんな利用実績では何もしていないと同じ。
これでは貧困対策に力を入れてますとは到底言えません。

Dこどもの貧困対策に連動している教員の負担軽減、さらに学力向上支援
新年度予算に新規事業として「学びのサイクル改善事業費」があります。
県内公立小5年生6年生、すべてに国語と算数の単元ごとに記述式テストをして、成績を入力して
「うちのクラスは平均と比べてどこがおくれているか授業改善に役立てる」というものです。

10点満点、記述式、10分くらいでできる問題。
採点は各教員。成績を県が作ってシステムに入力も教員。
ICTを使って全県の学級成績分布がわかる。
「うちのクラスは平均よりも上だ」「今回は下回った」となる。
これが、授業改善になるのか。こどもたちを競わせるだけではないか。
全県の成績を並べてクラスの位置を確認することが学力向上になるのか。

一方新年度新規事業として「学力向上支援スタッフ配置事業費」1547万円があります。
テストの採点や提出物の確認、教員と役割分担して個別の指導などの支援スタッフです。
何人配置されますかと質問すると
配置人数は17市町村に一人ずつと答弁しました。
ええっ17人?
小学校1年生だけでも全県384クラスあります。
小1から6年まで1958クラス、中1から3年まで854クラス。
2812クラスのうちの11人!

単元テストはすべての学校で実施させるのに、支援スタッフは17人。
教員の負担軽減をやる気あるのですか。

ここまでで残り時間5分をきってしまいました。
あまりにも形ばかりの予算。
こどもたちをさらに競争させる姿勢。
貧困の認識に唖然とし、これでは改善されない。
ヒートアップしていました。
汗をかいてきました。


山梨県議会の予算委員会総括質問は予算書に書いてあることしか質問できません。
知事が予算委員会は出席するのに、知事の政治姿勢は質問できないというルールのため、予算事業名を提示してその事業について質問するしかないのです。
これがために事業の概要や今後の見通しについて質問して終わるというパータン。
再質問、再々質問まで突っ込んだ質問する議員はほとんどいません。
でも私は再質問再々質問。どんどん質問します。
なので、会議室が緊迫しているのがわかります。
でも知事は1回だけ農業収入保険制度で答弁しただけであとはすべて部長答弁でした。

重点テーマの保育士不足については 予算委員会総括質問その2で報告します。
posted by こごし智子 at 23:55| Comment(0) | 活動日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月10日

山梨県議会 常任委員会 最終日

昨日の総務委員会は午後1時から。
常任委員会の分散開催のため、午前は土木森林環境常任委員会のみ開催。
午前は傍聴した。

午後の総務委員会。
自民党席がそわそわしている。
遅れてきたり、立ったり、傍聴している自民党議員となにやら話したり。

いつもは委員の最後の質問する自民党のベテラン議員が挙手した。
いつも他の議員が発言し、私が発言したあとに挙手して質問するのに、私の前に挙手した。

本会議での答弁から激しく追及していた。
12年前の県政運営のやりとりを確認させていた。
聞いていて、うつ向きたくなるようなやり取りだった。
疲れた。
心身ともに疲れた。
そしてその自民党議員は、言うだけ言ったら退席していた。

今朝の新聞みたら昨日は自民党の岸田さんが甲府に来ていたそうだ。
posted by こごし智子 at 09:50| Comment(0) | 議会報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする