2018年06月06日

やっぱり意味ない リンケージ人口

リンケージ人口暫定値が発表されました。
想定通り65000人。
「従来よりリンケージ人口は増えてます」と胸をはっていた。

そりゃそうだ。観光客が増えているのですから。
でもリンケージ人口を構成する、他の要件は減っている。
二地域居住も山梨県出身者の帰郷人口も減っている。

滞在日数、利用日数が減っている。
帰郷人口の滞在日数は従来は年24日だったが、12日に半減している。

心配なのは観光客宿泊者一人当たりの消費額が減っている。
定住人口に換算する定住人口ひとりあたり消費額が減っている。
経済指標は縮小傾向だ。

宿泊者一人当たり消費額はリンケージ人口算定式では掛け算。定住人口ひとりあたり消費額は割り算。
定住人口ひとりあたり消費額がへっているということは県民経済が縮小していること。
小さくなった数字で割り算するからリンケージ人口は大きくなる。

観光客の経済効果は定住人口の経済効果にプラス傾向の評価でよいのか。
観光客数は全国的に増えている。だからリンケージ人口は自然に増えるのが当たり前。

それよりも定住、移住に少しは効果があるかもという2地域居住や県出身者のリンケージ人口は減っている。
観光客数でリンケージ人口がふえ、結果として100万人になるって、どういう意味があるのでしょうか。
観光政策をどうするかってことだけですよ。

山梨県の人口は81万台。毎年5000人くらい減っている。
県の指標にある、県外転出と転入を2020年には均衡するって見通しあるの?
出生率は下がっているし。

肝心の定住人口減ることや、移住の可能性が少しはある2地域居住や県出身者の帰郷が減っているのに。
65000人になりましたと胸を張れるのか。

私はずっと、3年前から、知事就任直後から100万人構想は何の意味もないと指摘し続けてきました。
暫定数値をみて、改めて、この数字に意味もなく、
むしろ経済指標がマイナス傾向で、滞在日数が減少していることに不安があります。
100万人どころか、ますます心配になりました。
posted by こごし智子 at 11:23| Comment(0) | 活動日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月02日

介護は専門職。

議会の教育・厚生常任委員会の県内調査で特別養護老人ホームと介護人材確保の意見交換会に出席しました。

介護人材の確保では特別養護老人ホームや老人保健施設の理事長さん、そして介護人材の派遣会社さんに参加いただき、率直なお話しを聞きました。

ハローワークなど公的機関に介護職員の募集をしてもまったく来ない。
10年前とはまったく違う。
新卒者ゼロだった。
しかたなく、人材派遣に頼むしかない。

その
派遣会社との成約料が100万円もかかると聞いてびっくり。
100万円!!

半年や1年で派遣の職員はかわる。
そのたびに100万円の負担が大きいけれど、職員が確保できなければ、入所されている方へのサービスができない。
残った職員への労働強化で疲弊が重なる。悪循環。

派遣から10人きてもらっている施設では
派遣から正社員になってもらえる。
夕方の短時間だけ、食事介助だけにきてもらえる。
予定紹介派遣なら契約期間が過ぎてもまた新しい人が来てくれる。

たしかにポイントポイントで職員が確保できるかもしれないけれど。

新卒者が1年未満でやめてしまう率が高いのは原因は何なのか。
土日が休みの仕事の友達と時間が合わないなど、労働時間が不規則でやめてしまうから。
夕方や土日だけの職員がいれば、定着するのてはないか。
という意見も出された。

その要因もあると思うけれど、やっぱり仕事のわりに賃金が安いことではないか。
介護は専門職なのに、「誰でも出来る仕事」「繰り返しの仕事」「経験でできる仕事」とおもっていないだろうか。
時間のポイントばかりの職員なってしまったら、介護の質やケーススタディはどうなるのか。

介護は専門職。介護の理論がある。介護の喜びがある。利用者の生活の質が変わる。
介護のたのしさ、介護学なるものがあると思う。
ケースのまとめや、事例研究など現場で積み重ねて、専門職として誇りある仕事。

なのに賃金が低すぎる。

介護人材という「人材」という言葉でなく、介護職員とか福祉職という方が適していると思う。

背に腹は代えられぬ介護職員の人材派遣、
100万円の照会料になんともいえぬ、もやもや感のまま意見交換会が終わりました。
posted by こごし智子 at 00:25| Comment(0) | 活動日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする