それも納税者からの申請によるということ。
知っている人は本当に少ないと思います。
山梨県の民商の方々とこの間の県税の徴収に関して「強権的な方法」を改めるよう要請にいきました。
当局は
「強権的」という指摘は事実と違うと言っていますが、実際には「財産差押通知書」が届けば、支払う方は、右往左往してしまいます。
県の「差し押さえ優先の徹底」「分納の原則禁止」「執行停止の促進」の3つの取組方針のもと差し押さえが増えています。
きょう一緒に要請に行った方はこれまで毎月1万円ずつ分割して納付していたのに突然「県税事務所の方針として分割額の増額を」と文書がきました。
文書の表題は「財産差押予告書(重要)」です。
分割して毎月払っていたのに、突然の通知書です。
「分割額の決定については書類をもって相談に来てくださぃ。期日までに連絡がない場合は差し押さえ等の滞納処分を執行します」と書かれています。
商売している人にとって差し押さえは金融機関との信用に関わる重大なことです。
もう仕事ができなくなることも意味します。
県の担当者は
差押さえを進めることで相談の機会が増える。
差押さえても支払ってもらって解除するケースが多いといいますが
参加者からは
「それでは商売やめろということです」
「もう生きていけなくなるということです」と声も上ずって反論しました。
相談にのっているといっても何件くらいの相談なのかの質問には「統計がありません」
県の方から訪問しているかの質問には「とても体制がありません。20人しかいないのですよ」
それは県の都合であって、納税者に県の都合を押し付けないで、と私もついに言ってしまいました。
たしかに法律では徴収猶予は納税者の申請によるものですが、その制度があることをどのくらいの人が知っているでしょうか。
どの程度広報してるでしょうか。
約束通り払っていたのに県の方針だとして増額を要求され、差押さえ予告書が送られてきたら普通はどうしていいかわからず、混乱すると思います。
相談に行くにも勇気がいるし、滞納していることの負い目があるので、何か言われたらどうしようかと思うのです。
もっと丁寧に「相談にのりますよ」、と書けないのでしょうか。
こういうのを「上から目線」っていうのかと思います。
「税金を完納しないと無担保無保証人の融資もうけられないですよ。」と言ったことにムッときたのは私だけではありません。
参加者の方が声を荒げて「じゃあどうすればいいのですか。売り上げが落ちて税金払えない。商売続けたくても融資も受けられない。どうすればいいのか考えるのが政治でしょ」
「銀行からかりて完納すればとよくいわれるけど、銀行が差押さえになる人にお金を貸しますが?サラ金にいけってことですよ」
「3人の会員が自殺している。自殺後家族の方が完納している。何か手はなかったのか」
徴収対策は税収確保でなく、租税秩序を維持するためと回答文書にあった。
時代劇の年貢の取り立てが厳しくてお代官様に直訴するシーンが浮かぶ。
問答無用じゃと切り捨てる。
農民は怖くなって自分の食べる米もないのに、年貢として納める。
租税秩序の維持って何?
県は聞く耳をもったお代官様であってほしい。


