2012年05月29日

生活保護

生活保護をめぐってワイドショーや新聞で連日、キャンペーンのように報道されている。

「生活保護をうけている人は悪い人」のような報道に怒りを感ずる。

タレントの親が生活保護をうけていたことを記者会見して謝罪した。
きわめて稀なケースをめぐって「生活保護は不正受給だ」のような報道は異常だ。

あのタレントさんだって、福祉事務所と話し合って、援助額を出していたので、まったく何もしていなかったわけではないようだし、
下積みの時に親の援助ができず、親は生活保護を受給していても不思議ではないと思う。

この稀なケースをもって「扶養の証明」を生活保護の条件にするような論議はおかしい。
扶養義務はどこまであるのか。
未成年の子に対する親の責任はあるだろう。これとて正確には「保護者」だろう。
虐待している親に扶養義務があると主張していたら、こどもの命が危ない。

さまざまな親子関係や家族、親戚関係がある。
虐待や離婚などのケースも「扶養義務」だとされたら、「そんなことなら生活保護は申請しない」と本来必要な人が生活保護にならず、「孤独死」することにつながってしまうだろう。

「親の面倒をみろ」とばかりに自分のやりたい夢を諦める親子関係にしていいのか。
タレントのおかあさんは今どんな気持ちだろうか。

日本は三親等まで扶養義務だとかいってるけど、世界じゃ未成年の子に対する親、配偶者など一親等や生計同一などに限定されている。

兄弟や、はては、いとこまでなんていったら、共倒れになるし、まったくつきあいのない人まで巻き添えにしたくないと申請しなくなるだろう。
それが国のねらいなのか。20120529クサフジ.jpg
生活保護受給者がこれほど多くなっている、経済状況、雇用状況が問題なのだ。
なのに、生活保護を抑制しようという狙いがみえてくる。

「タレントの親が生活保護」という個人情報をどうして公の電波にのって、論議になるのか。
一番の個人情報がこんな形になることに、恐怖を感ずる。

posted by こごし智子 at 14:57| Comment(0) | TrackBack(0) | あれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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