2012年08月07日

知事も県議会も信用失墜です。

疲れました。
情けないです。
そして怒りが何倍にも増幅しています。

知事の仕立券問題の臨時議会がひらかれ、知事の給与20%削減1年間が私以外の議員が全員賛成して可決してしまいました。
これで幕引きと思っているのでしょう。
許せないです。

きょうの答弁で「リニアや、中部横断道、世界遺産など県政課題が山積している。県政を後退させてはならない。県民の信頼はどう図るのか」と自民党系会派が質問します。
知事は「これらの重要課題について実績をあげることで信頼を回復したい」

ちょっと違うでしょ。
私は横内知事の県政へのとりくみ姿勢に賛成はしない。
でもたとえ、賛成でも、悪いことしたら実績がたとえ何があってもだめです。
京都大学の教授がすごい発見をしても収賄でつかまるのですよ。

「学級委員長であたまがいいから、いじめていても許してやる」と同じ論理ですよ。
大人のいうべき発言じゃないとおもう。

300万円分給与削減してそれでよしとした県議会は知事と「同罪」です。
恥ずかしくないのですか。

私の反対討論中に野次がとび「もう解明されているぞ」「お前の県議会じゃないぞ」と聞こえました。
そんなことをいうなら、なぜ賛成討論をしないのですか。20120803ハス2.jpg

賛成討論もしないで、よくまあこんな甘すぎる処分を可としますね。
県議会に県民は失望したでしょう。
知事も県議会も信用失墜です。

 私が本会議で行なった反対討論を以下に載せます。

  知事の給与1年間20%減給について反対の討論を行います。
 
  昨年の九月議会の私、こごし智子の本会議の質問に知事は「告発の内容を承知していないし、疑われるような事実はありません」と明確に答弁しました。質問主旨は告発内容についての知事の見解を問うたもので、当局に提出した質問要旨には現金というくだりはありません。私が質問を補完するために当日加えた「現金」という言葉を今になって「現金について聞かれたのでそれはないと答弁した」と質問を勝手にすりかえています。現金について聞かれたと認識したならば、なぜ「現金についての受け取りはない」と答弁しなかったのか。9月議会の時には現金についてではなく、疑惑についての認識を問われたと知事自身は判断し、疑惑という言葉を使い、疑惑の一切を否定したのです。しかし警察の捜査で仕立券受け取りを認めたため、今になって現金について聞かれたと私の質問をすり替えていることは議会での答弁が虚偽であったことが濃厚であるとともに、さらに自分の身を守るための言い訳で、議会と県民をあざむくもので、知事として政治家として許せないものです。
 議会では黙っていて警察の捜査をされたら300万円分の仕立券受け取りを認め、さらに昨年12月にはすでに捜査でうけとりを認めていながら、マスコミ報道される今日まで隠していました。県民からは「悪いことしても、みつからなければいいのか。黙っていればもらっていてもいいのか。見つかったら謝ってその分だけ返せばいいのか」「こどもになんていうのか」「これが知事のやることか」と怒りがわきあがっていることを真摯に知事は受け止めようとしません。反省がないのです。
 
 県の要職であり、職員採用や職員昇任、給与削減を勧告できる人事委員から長年にわたり、何回も金券を受け取ることは政治家としてありえないことです。「盆暮れの儀礼」であるわけはありません。収賄の疑惑をもたれて当然の行為を「まずいことだとまったく認識がなかった」こと自体が政治家として、知事として失格です。検察審査会は「不起訴相当」としても嫌疑不十分、証拠がないからであり「収賄性はまったくない」といっていません。しかし、「法的には問題なし」と開き直り、なぜこのような高額金券が贈られ、受け取っていたのかこたえません。  
 職業欄に「医師」と記載したと報道されていることも「記憶にない」と答えるだけで、なぜ自らこの疑惑を解明しようとしないのでしょうか。やましいことがあった疑惑はぬぐえません。
 
 今回の処分が20%給与減給を1年間という妥当性を他の処分より重いとしていますが、到底納得できるものではありません。民間や県職員が同様のことをして減給処分ですむでしょうか。県職員採用や昇格に関係する人事委員から高額金券をうけとることは収賄性疑惑をもたれて当然であり、報道されるまで黙っていて、ひた隠しにし、仕立券についてのうけとりについては質問されなかったから答えなかったなどという説明ですますことなど、もはや知事の資格はありません。さらにその処分が辞職ではなく、もらった300万円分の減給で終わらせようとしていることにも県民は大きな怒りをもっています。知事がとった行動、そして今回の処分は県民の政治に対する信頼を失墜させるものです。減給ではなく、辞職しかありえません。
 
 もし県議会が今回のような軽い処分を可とし、追及をやめれば、県民は県議会にも大きな失望をもつでしょう。県議会は知事の追認機関ではありません。県政を監視し、県民の声を県政に反映させるのが県議会です。疑惑が解明されず、当事者の知事が県民の声を真摯にうけとめようとしないまま、受け取った分300万円削減の甘すぎる処分を認め、幕引きをさせるようなことを議会がしてはならないと思います。良識ある議員のみなさん、今こそ、県議会の責任で真相解明をすべく、調査特別委員会の設置をよびかけ、反対討論とします。
posted by こごし智子 at 18:11| Comment(0) | TrackBack(1) | 議会報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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山梨県知事のお仕立券問題、実は終っていないのです
Excerpt: ポイントは甲府検察審査会の議決過程が明らかでは無い事と、捜査関係者による捜査情報
Weblog: ICT甲府
Tracked: 2012-08-07 22:19