2013年10月24日

リニア実験線に134億円の貸付金。1円も返済されず。 決算審査3日目より。

決算審査の三日目。
「部局審査ですので、提出された資料の確認の質疑のみにしてください」と委員長にくぎをさされて開会。

リニア交通局審査でリニアモーターカー実験線貸付金134億円について質問しました。
昨年度も一円も返してもらっていません。

平成2年度から9年度にかけて毎年鉄道総合研究所に山梨県が貸付し、JR東海が立会人になっている。
担保なし、利子なし。
償還条件は山梨実験線の実験が終了したあと、具体的な条件を決定する。
償還条件として 
営業線開始まで据え置き
営業開始後20年程度で償還
各年度の償還額は営業後の収支状況に応じて設定する。
さらに
JR東海は営業主体の指名を受けた時、鉄道総研の債務について保証人となり、山梨県と保証契約をする。

ざっくりいうと
山梨県は134億を貸したけれど、リニアが開業してもうかるようになってから返してくれればいいよ。
しかも無利子でいいからね。
ってことだ。

なんという契約だろうか。
もともとは160億円。途中で土捨て場の関係で26億円返してもらった。
その後はなんの音沙汰もなし。
利子が1%でもついていれば、いまいくらになっているだろう。

実験線の実験終了はいつかと以前質問したら平成28年と答えた。
もう実験線は完了した。返済を要請すべきだ。

だいたい、借りたのは鉄道総研。
鉄道総研って利益をうみだすとろこなの??
だからJR東海が債務保証するってことだ。
ではその債務保証の契約はしたのかと質問した。
「まだしていないのではないか」という答弁だった。
鉄道総研(今はJR総研)とJR東海の契約の話なので山梨県としてはつかみようがないということらしい。

ホントに返してくれるの!
営業開始してから、しかも収支状況みながら返済するってあと何年後?34年後??
利子ついていたらいくらになるんだ?
JR東海の社長は「リニアは赤字」とも記者会見した。会社全体で経営するからというが、採算取れなくなったら貸付金134億円返してくれるの?

営業主体指名を受けたら債務保証する
営業開始したら償還始める。

リニア建設ありきで平成2年に結んだ協定。
あまりに山梨県に不利な条件だ。
出世払いで160億も貸していた。
ありえない貸し付けだ。

134億円といえば、建設したばかりの防災新館がもうひとつ建てられる。
重度障害者窓口無料のペナルティーの県負担分30年分!
財政難だと言って福祉を削り、
税金滞納していると差し押さえて、国保滞納していると、正規の保険証発行しない。20131024ベニシジミ.jpg
住民にはこういうやり方をして、リニアには超甘い。

実験線完成したんだから、目的は達成した。返済求めるべきです。
posted by こごし智子 at 08:46| Comment(2) | TrackBack(0) | 議会報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
初めて知ったことばかりでビックリです。

> もともとは160億円。途中で土捨て場の関係で26億円返してもらった。
これは実験線の残土処理の事でしたら、
お書きになった意味からは、山梨県が残土を購入して境川地域の埋め立てに使ったということですね。
その埋立地の資産価値や利用目的などについての情報は、県庁サイトのどこかで発信されているかどうか。

残土はJR東海が全て負担して処理するケースと利用したい組織などが買取るというケースの両方がある?
そこんとこ、はっきりさせておかないと、国有地の造成・再生を口実に国がリニアに今まで以上の税金を投入していく方法も可能ですね。

Posted by ictkofu at 2013年10月24日 15:07
ひどい!!の一言。
こうしたところへは無駄金捨てて、困った人から取り上げる この姿勢が くにから地方自治体まで 腐ったところは切除して 病気を治そうみんなして
Posted by 遠藤道雄 at 2013年10月25日 08:02
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