2013年11月05日

養老孟司さんと菅原文太さんの公開対談を聞きました。

 昨日は午前中に「女性議員の語る会」に出席し、午後は「中山間地の魅力再発見!」の山梨県農業・農村シンポジウムに行ってきました。
 会場は満席でした。
講演が養老孟司さん、そして養老さんと菅原文太さんのビック対談だからでしょう。私も期待して参加しました。
 
講演も対談もなんだか、散漫で期待の割にはちょっと。という感じは否めませんでした。
しかし、菅原さんが有機農業にこだわっていることに対して、養老さんは「水耕栽培か有機かにこだわればいい」と発言したのをきっかけに菅原さんが「水耕栽培には多量の抗生物質が入っている」と指摘。
ここからが議論になるというところで時間切れとなりました。

菅原さんがいうように山梨県は知事を先頭に有機農業を推進しています。
もう一方で水耕栽培も促進?しています。
菅原さんの畑のある北杜市ではつぎつぎ企業が参入して、水耕栽培のレタスやトマトが「生産」されようとしています。野菜工場が林立する気配です。

たしかに、土のない、天候にも左右されない、コンピューター管理の野菜工場は安定的に効率的に生産、出荷できるでしょう。畑がなくても、ビルの中でも生産できるでしょう。

でも、やっぱり何か違うような気がする。
土と水と太陽と、虫たち小鳥たち、小動物たちのなかで野菜づくりと人間は共存していくのが「里山」「中山間地」の風景だと思う。
菅原さんが指摘する過剰な農薬依存、虫も寄り付かない野菜はちょっと心配。

そしてこれからは水耕栽培の野菜はきれいで安くて大量に出回り、有機野菜は高くて少量出荷で庶民には手に入らないことになるのではないか。

土や森や虫たちが「遠い」ところに行ってしまう。20131028ウラナミシジミ.jpg
これでいいのかなと対談をきいて思った。
posted by こごし智子 at 09:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 活動日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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