2016年06月16日

土木森林環境常任委員会

今年度は土木森林環境常任委員会の所属です。
「ちょっとなあ。違法じゃないけれど、なんだかこれじゃなあ」と思う工事契約案件について質問しました。

インターチェンジの橋の上部の工事。
上りと下りそれぞれ別の契約案件です。

山梨県は入札業者が少なく、しかも高い落札率が目立つのです。
事前に予定価格は公表されています。
入札は多くても数社。1社のみという工事も少なくありません。

今回私が「うーむ」と思ったのは
上りと下りの入札で逆の結果になったこと。
一方は高い金額の業者が落札し、一方は予定価格よりもかなり低い(82%)価格の業者が落札したこと。

まず低入札の方です。
低入札価格の場合は県が調査します。
それによると県外のこの業者は自社で資材が調達できるので低い価格だった。という説明でした。

しかし、
入札は価格だけで決まるわけではありません。
技術力がなければ、安ければいいというわけではありません。
総合評価方式といわれています。
この技術力は落選した業者の方がかなりの差で高いのです。

しかし価格面で県外業者が有利となり、技術力が高くても落選したのです。
この県外業者は他県でも低入札が目立ちます。

落選した業者は県内業者です。
部長は「この工事は高度な技術力が必要であり、県内業者では対応できないものと思われます」と答弁したので
私は
「違いますよ。落選したのは県内業者のほうが技術力評価ははるかに高い点数だと県の資料にありますよ。県外業者が低い価格で参加してくる。技術力で優ってもこれでは県外業者ばかりが落札することになる。このやり方でいいのか」と質問しましたが、
「工事そのものの価格が予定価格より75%以下の場合は不可としています」という。
今回は78%。

この業者はもう片方の工事にも参加しています。
ところが入札そのものは辞退しています。
辞退した工事の方が入札日は先。
価格は高くても技術力が高い業者がこちらは落札しているのです。

なんだか釈然としませんが、違法ではないし、入札要件はクリアしている。
でもこうしたやり方が続けば、県内業者はいくらがんばっても、技術力高めても落札できなくなってしまわないか。

契約案件でこんなに質疑があることは珍しいようです。
私の質問のあとに他の議員からも「そうだそうだ。県内業者にまわらないのか」と質問がだされました。

工事金額が高くなれば、県内への優先発注とはいかず、オープン入札になる。
ましてTPPとなったらどうなるのでしょうか。
20160421ジャコウアゲハ.jpg
posted by こごし智子 at 00:26| Comment(1) | TrackBack(0) | 議会報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
その県外業者とフクシマ汚染土を全国公共事業で利用する方向との関連。裏事情。
Posted by ictkofu at 2016年06月17日 03:35
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック