2016年09月09日

県議会が生まれ変われるには、まだ足りない。 なぜ議長は何もしなかったのかが解明されていない。  議会流会

胸のつかえが、すっーとしたと思ったら、
がっくりときました。
流会めぐる調査特別委員会です。

すっーとしたのは、参考人として意見陳述した、山梨学院大学の江藤先生のお話。
もう、ホントその通り!!

住民自治の根本は議会。「予算採決の前の日は眠れなくなるくらいの責任なんです」
議長、副議長、議会事務局長の不作為の重層性 役職者がリーダーとして機能していない。(その通り)
政治なので辞職勧告決議も退席も記者会見もありうる。でも調整しないことはありえない(退席したことが悪いとか不信任だしたことが悪いとかいうことは問題じゃないんです)
政治家は結果責任「反省している」は単なる道義的責任(議長は反省としか言わない。責任については触れない)
執行部が流会回避のために回っていることに批判がない。議会としての独立がない。二元代表制の無理解
議長が第123代という議会はない。輪番制なのか。リーダーシップの欠如。(議長たらいまわし)
議会事務局の役割意識の欠如。議長に臨席しながら対応できない。

今後の改革として
議会基本条例
選挙の透明性(議長の立候補制、所信表明や質疑など)
議会事務局職員の採用基準、行動指針の策定(議会事務局は知事部局から独立し、議長が採用するというのが建前です。現状は異動先の一つですけれど)

そして
少数会派を運営に加えるのは議会運営上妥当と言いました。(江藤先生もそう思いますよね)

県民への説明責任として
議長や委員長の記者会見
報告書の提出として、議長、副議長、議会事務局長の責任の明確化、弁明の文書の添付
議会基本条例制定のスケジュール

もうホントその通りです。

ただし、残念、物足りないのは
議長、副議長は何もしなかったのか
議会事務局は議事のうちあわせだけをしていたか。
外部と遮断しては調整できないはず。なぜ遮断したのか。
議事打ち合わせに1時間以上かけていたとは考えられない。
情報を遮断してなぜ「高野議員が予算審議をはやくすすめろと指示があった」のか。なぜ記者会見の情報が入ったのか。
議会運営委員長のといあわせは なぜ流会直前にしか事務局長につたわらなかったのか。

そして
議会事務局長が最大会派のリーダーが辞職し、参議院選挙に立候補する際、選挙事務所で重要に役割を担っている。特定の議員との接触は道義的許容範囲なのか

これらの疑問は解明されていません。
議長や副議長、議会事務局長に責任があることは明白です。
何もしなかったから、流会になったのです。

でもなぜ何もしなかったのか。
議長に能力がなかったという理由では説明がつきません。
なにかどうにかしなければと思い、行動しようとするのは当たり前のことです。
なのになぜ何もしなかったのか。
ちっとも解明できていないのです。
O議員が発言していたように「圧力」があったのではないか。

ここが解明されない限り、本質には届きません。

江藤先生が指摘するように
住民自治の根本は議会。
議会が可としなければ予算は執行できないのです。
それほど重い責任をもっているのです。

権力争いと知事与党の奪い合い。
行政を監視する、議会としてもっとも重要な権能がはたされているのか。


がっくりきたのは調査特別委員会の報告書案
ええっ??これだけ??
10回も特別委員会して証人尋問もしたのに、報告書はこれだけ??
なぜ議長は何もしなかったのか解明されてないじゃないか。
責任は議長にある。
ただ、なせ議長は何もしなかったのか解明しなければ、また同じ権力争いがはじまるのではないか。

江藤先生も
「議会が生まれ変わるくらいに」と言っていた。
すべてを解明し、県民に説明し、議会は生まれ変わったと言われるためには、まだ足りない。




本会議の質問でよく質問冒頭に「知事与党として知事をお支えし」というのは、もうやめていだきたい。
知事もそれにこたえるというエールの交換のような答弁はやめるべきです。
posted by こごし智子 at 18:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 議会報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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