「こごしさんが賛成討論って珍しいっすね」と言われました。
どきどきしながら「賛成討論」しました。
「反対討論じゃないか」と言われないように、いろいろ苦労しました。
私の思いを入れられるように考えた「議会流会の調査特別委員会報告」の賛成討論。
報告書にもある「流会の責任は議長、副議長、当時の議会事務局長にある」を強く支持、賛成します。
と述べると、「共産党が賛成討論だ」というなんともいえない空気が議場に流れました。
しかし、
なぜ議長は何もしなかったのか疑問が残る。
解明できなかったのは残念。
議長が非民主的な議会運営をしてきた最悪の結果が流会だと思う。
議長の流会責任とともに、このような事態をつくった深い原因をあらためることなしに県民の信頼は回復できない。
と続けました。
反対討論にも近づくような文言。
私自身の意見、決意も含めました。
なんともまわりくどい言い方だと自分でも思う。
「圧力」「深い闇」とでも形容したかったけれど。
議長が何もできないようにさせていたものは何か。
口にはださないけれど誰もがわかっている。
「権力」「違う意見を排除する」
不公平な議会運営をつくりだしていた「権力争い」
ここを改めない限り、また繰り返すことになる。
反対討論のような賛成討論。
ヤジも飛ばずに終わった。
県民の信頼を回復するために山梨県議会は生まれ変わらねばなりません。
ここのくだりには、自然と力が入りました。