2016年11月25日

山梨県の議会基本条例には「反省」の文言が必要だと思います。

あきらかに後退です。
トーンダウンです。
議会基本条例が「骨抜き」になってしまいそうです。

前文にあれだけ「反省」の文言を入れたほうが良いと論議は大勢だったのに、
プッツンと「かかなくてよい」と最大会派が言い始めた。
私はしつこくも
「では委員長案に対して、検討委員会の中では反省の文言をいれるべきという、さまざまな意見があったことも意見聴取会の資料に入れてください」「議会の中にはこういう意見もあったんだと県民にしらせてほしいのてす。」と発言、提案した。
このままではあまりに情けないからだ。

私も、そして共に「反省」を入れるべきと主張する4人は何度も発言し、くいさがっている。
一方残る5人(自民党会派)は議長案に何の意見もなく、このままでよいと、条例案への意見書提出も自民党会派は誰もない。
反省を入れるべきと主張する私含めて4人が議長案に意見を表明している。

いろいろあるが、なかでも
議長の立候補について議長案では
「立候補制をとる場合には所信表明をする」とある。
これでは立候補制にしなければ、今までのように、会派間の根回しだけで、
「はからずも、みなさまにご推挙いただきまして議長に就任いたしました」となる。
これでは今までとなんにも変わらない。
だから「立候補制にし、所信表明をする」と明記しなければならないのだ。

私もそして、4人はこだわった。
そしたら議会事務局が
「小越議員は立候補制にねばならないと申しますが、そうしますと、付則や規定をもうけなければなりません。ねばならないという規定は条例にはなじまない」と「発言」したのだ。

私は
「じゃあ、付則をつくればいいじゃないですか」と言った。
議会事務局が立候補制を阻んでいるのか。それはなぜなんだ?
長野県議会では立候補して所信表明しているよ。

私は「議長、副議長は原則としてその任期を務める努力する」という発言もした。
議長たらいまわしはやめるべきという意味だ。

もうひとつどうしてもこだわっているのは議会改革やこの条例の見直しについて
「定期的に継続して、全議員の改革への意見と県民からの議会への意見を把握し、検証し、見直す」と発言した。
議長案は「必要と認めるべきときに見直す」となっている。
これでは誰がいつ、どうやって見直すのかまったくわからない。

議会改革は恒常化しているわけではない。
その時々の議長が「やりたい」とおもった時だけ、思ったことだけがとりあげられるかもしれない。
だから、定期的に、継続して議会改革に手がつかない。
ルーティン化して全議員が議会改革に敏感にならなくては変わらないのだ
これもまた「議会がその都度きめることだから、定期的に毎回見直すとか設ける必要はない」と自民党側が主張。
これじゃあ結局、見直すことも検証もなく、「休眠状態」になる。
滋賀県では「改選後のおおむね2年を経過するごとに、条例の施行の状況について検討を加え」と書かれている。

この基本条例は議会の憲法だといわれているが、議会事務局によると
「他の議会関係の条例より上になるものではありません」というのだ。
えっ??
基本条例の精神にそって、その趣旨に合わない条例は改廃するって意味じゃないの?
「いえ、議会関係の条例を変えるときには基本条例の趣旨をふまえるということです」と事務局が「説明」
????
それじゃあ、基本条例はどうい位置づけなの・・


次回に委員長が、今回の意見をまとめて委員長案を提示するというが、私含めて4人の意見は入るだろうか。

そもそも前文に「反省」を入れるか入れないかが基本条例制定の基本的スタンスが違うことを物語っている。
「私たち4人」は
このままの議会ではいけない。
あの流会の反省に立って、県民に開かれた議会を。
議会改革をつねに振り返らねばならない。
と思っている。

かたや自民党側は
「反省」することはない。
このままでよく頑張っている。
県民の声をとりいれてる。
基本条例でしばられるものではない。
と思っているのだろうか。

そう、あの流会の反省を感じてないともいえる。
基本条例つくろうというのはあの流会の反省からでてきた結論だったのではないか。
これではまた「県民不在」の閉ざされた県議会になってしまう。
「山梨らしい基本条例」など遠い話になってしまう。
富山県同様、全国から「見られている」山梨県の基本条例なのに。

なぜこんなにトーンダウンしてしまったのか。
残念でしかたない。
県民の意見聴取会で県民のみなさんに率直に意見をだしてもらいたい。



私はほかにもいろいろ議長案について意見を出しました。
・請願の審議は請願人や紹介議員の意見陳述を行い、丁寧に論議し、賛否を表明すること。
(今の請願審議は3秒。ひとこと誰かが継続と言って終わり。理由ものべないまま)
・少数意見に配慮し、多様な県民の意見を反映すること
(多数決が民主主義といいきるのはどうか。少数意見の尊重こそが民主主義だと思う)
・政務活動費はホームページに領収書公開、後払い制として透明性の確保に努める
(政務活動費に対して全国で問題が起きている。条例でこのくらいまで書かないと県民は不安ではないか)
・議員で構成する広聴広報会議をつくり、議会だよりの作成や議会だよりには議案の賛否を公表する。
・議会モニター、議長への手紙、休日、夜間議会、出張議会
・本会議での全日程の放映
(現在は最終日の議案の討論や採決は放映も録画もなし)
などなどこの他にも、意見をかなりだしました。
posted by こごし智子 at 00:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 議会報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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