2017年01月19日

議会基本条例素案に私は反対しました。  県民の意見何一つ入れず、県民不在、県民排除の条例素案だからです。

「コゴシセンセイ、勝負の赤ですか」と聞かれ
「怒りの赤です」と答えました。
「どうせ、なにも変わってないよ。でもいうべきことはちゃんと言えばいいよ。淡々とやればいいんだよ」と言われていたのですが、やっぱり、どうにも怒りがおさまりませんでした。

議会基本条例素案。
私は検討委員会の一人ですが、素案にはっきりと反対しました。

県民からの意見聴取会でもっとも出された
流会の反省も
政務活動費の透明化も
請願人の陳述も
県民に開かれた議会の具体化も
何も、何も、何も反映されていない。

紅白歌合戦の結末のように、
圧倒的県民の声よりも議会の「センセイ」の声で、決まるのか。

委員会でなぜこれらの意見をとり入れなかったのかと質問したが、
委員長ははっきり答えない。はぐらかす。
かわりに突然、委員長から出されたいわゆる「反問権」の条項削除。

「反問権についてふさわしくないと多数意見が出された」からと。
これまで12回も委員会やってきてこの条項には一回も論議ありませんでしたよ。
しかも削除の理由として議会事務局の説明は
「現在、知事と良好な関係なので必要ない」というのです。

知事と議会は仲良しだから?
何を言っているのですか!!
知事と議会は緊張関係をもって、議会は知事を監視し、チェックする機関ですよ。
二元代表制ですよ。
議会事務局が何を言っているのですか

意見聴取会で出された意見をまった反映させず、突如の提案を押し通す。
県民の声を聞こうなどまったくない。
県民不在ではなく、県民排除だ。

条例の見直しの条項は若干変わった。
「見直しは議員の意見や社会情勢の変化」から「議員の意見」を削除した。
私が、また県民意見聴取会でも指摘された他県では当然の
「県民の意見を聞いて」はやはり削除されたままだった。

この条項の「県民の声」削除をめぐるやりとりに条例への姿勢が出る。
「条例の見直しをするかどうかは議会が決めればよいことで県民の声が高まっても関係ない」と委員長は考えているからだ。
県民にひらかれた議会も、県民の声を受け止める議会も、県民とともに歩む議会もなにもない。
「議員にまかせておけ。県民の声は必要なし」という姿勢なのだ。

私は反対理由に
県民の声が反映されていないこと。
意見聴取会はアリバイ的だったのか。
そして
この条例の底流にあった「県民に開かれた議会」がまったく姿を消してしまったことをあげた。

一番最初に出された議長案には「県民に開かれた議会をつくる」「もう流会はさせない」という希望をわたしなりに感じた。
それがどんどん排除されていった。

時代は「県民と議会がともに歩む」が主流である。
「選挙で選ばれた議員だから、議員にまかせておくのがいい」なんて、いまどこの議会にありますか!

検討委員のひとりとして責任を感ずる。
こんな10年も20年も時代が逆戻りしている条例素案になってしまった。
県民の声を入れることがなにひとつできなかった。
県民の信頼をまたなくす。
議会は何も反省していない。
県民と議会との認識がこれほど違うことだけはより鮮明になったけれど。
どうかパブコメて賢明な意見が多数寄せられて、大幅修正することを祈りたい。



議員全員協議会でパブコメにかける前に委員長報告があった。
委員長は「最大公約数でまとめました」と報告した。
素案に反対した委員がいたことなど一言も触れない。

だから私は挙手した
検討委員会で反対したと。
すると自民党議員が
「検討委員のメンバーが発言していいのかよ。委員会の総意だろうが」と大きな声が発言した。

委員会の総意として、議会の総意としてこの素案を了承したなんて、県民に伝えてほしいくない。
県民の声を排除した条例素案をみんなが認めたなんてことになったら、県民に申し訳がない。
だから私は反対していると言わねばならないのだ。

委員長が反対意見があったことをどうして報告しないのだ。
さらに配布された県民聴取会の意見一覧の資料には「議長たらいまわしを防ぐ」意見が未記載のまま
当日のアンケート結果も公開されない。
議会事務局に問いただしたけれど返事はなかった。


昨日の山梨日日新聞の投書に「議会基本条例には議会流会反省の決意を」とあった。
県民の声届かず。
県民の直訴の声棄却。

落ち込んでいるけれと、
たくさんの方から励ましもいただきました。
県民は議会を見ています。
県民は開かれた議会を望んでいます。
このままではなにも変わらないと思っています。
このまま「議会のことは議会で決める。県民の意見は必要ない」なんて考え方がこれから長く続くことはあり得ません。
議会は県民の意識の違いがより鮮明になったからこそ、市民はさらに強くなります。
私も泣いている場合ではありませんから。



posted by こごし智子 at 10:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 議会報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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