2017年03月09日

リニア残土利用のための公共事業なのか

リニア残土を利用する早川芦安連絡道路の審議がありました。

リニア残土の早川側から搬出される330万立方メートルのうち120万立方を、早川芦安連絡道路の盛土に利用するため、
その費用をJR東海から受託するというもの。
今回は14億ですが、全体では62億円。全額JR東海負担という説明でした。

自民党議員から質問がありました。
「62億円負担してくれるというが、総事業費というか建設費はいくらなのか。それは県の負担なのか」

すると、
「盛土利用に残土を利用するが、橋やトンネル工事は別です。いくらになるかわかりません」と答弁したのです。

ええっ!なんですって!ちょっと待ったです。
私は平成26年の早川芦安連絡道路の公共事業事前評価の資料をもとに質問しました。

そこには
災害対策として、観光道路として建設すべきとあります。
リニア残土の利用でコスト削減できるとも書いてあります。

さらに総事業費は80億円。
26年に設計して平成31年完成とあり、建設の行程、トンネル図面ももちろんあります。
公共事業評価だから、費用対効果の検証もあるのです。

だから「総事業費はわからない」という答弁では26年の事業評価はなんだったのか。
80億から62億を引いて13億でできるのか。

「事業費はこれから設計しないとわかりません。ちょっと難しいことも出てきましたから」

??「難しいことって何ですか?」と私は質問。

自民党から「余計なこと答弁するな」とヤジ。

「地盤がもろい部分がありまして、そこは盛土が使えない。総事業費はわかりません」というのです。

26年にはすでに事業費もだされ、完成までの行程、図面まであるのに、なぜ今なのか。
リニアの残土を待っていたとしか考えられません。
リニアの残土を利用しなければならない。
でも、もしかすると盛土として使えないかもしれない。
事業費は従来よりも増えそうだ。
でもリニア残土のための道路建設をすすめますってことなのか


JR東海が62億円も出してくれるのだからと予算計上したのだろうか。
「公共事業評価やりなおしていませんが、建設しますから、よろしく」つてことですか?
そんなことはダメです。

事業評価は建設費用が算出されなきゃ費用対効果が出せない。
建設費用提示せずにリニア残土使うことが優先される公共事業なのか。
新年度に事前評価すると最後に答弁しましたけれど、さて事業費はいくらとなるでしょうか。

リニア残土をあてにしているけれど、
予定通り、リニアのトンネルが掘削できるのか。
重金属出てきたら、盛土に使えない。
事業費が膨張するのではないか。
いつ完成するのか。
中部横断道のように連絡道路の供用開始が伸びるのではないか。

リニア関連、あっちもこっちも問題だらけです。
posted by こごし智子 at 01:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 議会報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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