2017年07月29日

議会基本条例逐条解説検討委員会  流会の反省を記載すべきです。

議会基本条例逐条解説検討委員会第3回目がようやく昨日開かれました。
最大の焦点の「条例前文の逐条解説に議会流会の経過と反省を記載するかどうか」は持ち越しとなりました。

流会の経過を記載するかどうか。
議会改革を2年ごとに検証するという条例案が会派代表者で構成される議会改革検討協議会で「必要に応じて」と変更させられてしまったこの経過を記載するか。

この2点が焦点となっています。
焦点は先送りにして、昨日は主として他の条文の解説から論議となりました。

事前に委員長案が送付されてきました。
他県の逐条解説を参考にたたき台が出されてきました。

議会の運営原則の解説として
「議会は多数の議員から構成される合議性の機関であることから、その運営がいたずらに停滞したり、非効率なものになったりすると、議会の権能が最大限発揮できなくなる恐れがある」という記述

これってどういうこと?
非効率であっても徹底審議は必要じゃないの?
こんな解説はむしろマイナスじゃないの?

政治倫理の解説では
「一人の議員の不適切な行動や不祥事が、他の議員や議会全体の評価を下げ、県民からの信頼を失わせる結果を招くことになる」

これは何を言いたいの?
まずは議員一人ひとりの良識が問われているのじゃないの?

県民参加の推進の条文の「提出された請願及び陳情を県民による政策提言ととらえた誠実な処理」の解説では
「県民からの政策提案と捉え、これを採択した場合は関係機関に善処を求めるなど誠実に処理すべきことを規定した」

なんで「採択した場合」って限定するの?
いまだって採択したら関係機関に送付して県の場合は報告を求めている。
問題なのは請願の審議を意見も言わずに「継続」って言うだけで
わずか3秒の審議で、ずっーと請願をたなざらしにしているのが現状ですよ。
請願人に意見陳述を求めたり、議員がそれぞれ意見をのべたり、継続するなら継続する理由くらい言うべきです。
とても「誠実な処理」とはいえません。
県民参加の推進とは到底言えません。
「採択した場合」と限定的な記述は条例の趣旨と違うと思う。

などなど私は発言した。
他の議員からは「ああそうだよね」という賛成ともいえるつぶやきもあった。
ちなみにこれらは兵庫県の逐条解説にそっくりかかれていました。

でも、請願処理のくだりは兵庫県では「その内容について十分な審査を行うとともに」の記載があったのに、山梨県ではその部分がカットされていました。
どうしてでしょうかね。

さて、
最大焦点の前文の解説について
私はもちろん、流会の経過と反省を記載すべきと発言した。
自民党の議員からも同じ意見も出たくらいだ。
このまま流会の経過や反省を記載しなかったら、県議会はちっとも反省していないことになる。

しかし、
他の自民党議員からは
「条例の前文にわさわざ解説が必要なのか疑問。条例にあること以外を記載する必要があるのか」と否定的意見も出された。
この論法でいくと、そもそも逐条解説など不必要となる。
議会改革を「必要に応じて」と改変させられてしまったので、条例検討委員会での議論とまったく逆の流れになっても、
条例以上のことは記載できないとなる。

政務活動費の公開や透明性の確保として領収書のホームページでの公開などの記述をと私も発言した。
しかし「政務活動費の交付に関する条例以上のことは逐条解説では書けない」と委員長が回答したのだ。

他の条例で規制されているから、
議会基本条例に盛り込めないから、
じゃあ逐条解説でいれたらどうかというのが条例検討の委員会の論議だった。
ところがまたここにきて、「書くことはできない」「書く必要がない」となったら、何のための逐条解説検討委員会なのか。
県民はしっかり見ていますから。

それにしても、「流会の記載を必要なし」と発言した議員は挙手もしていなかったのに、
委員長がわさわざ指名して発言していた。

posted by こごし智子 at 09:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 議会報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック