2017年11月16日

決算委員会 総括審査1日目

低調な決算委員会も総括審査になれば議論が白熱熱するはずでしたが、1日目は午前中でおわってしまいました。

私は3点質問しました。
県土整備部では土木費の増加と高い落札率についてです。
土木費が増加したのは国の経済対策などに対応し、国の直轄事業や国の補助事業が増えたからだ答弁があった。
国補事業が増えたとしても、その分県の負担も増えたのではの質問に「地方交付税で補てんされる有利な起債です」と答弁。
県の負担額は答えない。有利な起債だから大丈夫だと答える。
この誘導策が、のちの借金につながるのではないですか。
県単公共の河川の浚渫などは「財政難だ」と6割しか要望答えないのに、大きな道などの国補事業はどんどん推進する。

経済対策として公共事をしていても、建設業はうるおっているのか。
1月から3月末までの5000万円以上の一般競争入札62件のうち42件が1社入札。
土木一式51件のうち37件が1社入札
51件のうち8件が落札率99%以上。しかも1社入札。
競争原理が働いていない。
平均応札率は昨年度は1.90。中北管内では1.60です。2社も応札に参加しないのです。
なぜこんなに少ないのですか。
ダンピング防止と答弁していましたが、建設業界そのものが疲弊しているともいえるのではありませんか。

リンケージ人口についても質問
昨年度のリンケージ人口のアンケート調査の狙いと結果について質問した。
リンケージ人口や定住対策への調査だという。
クラインガルデンや別荘利用者は9割が車できている。(リニアでは来ませんよね)
山梨県出身者の帰郷意識では「山梨に移住を考えていない」が6割でした。
県人会アンケートなので回答の半分以上が70歳以上。304人回答中40代以下は8人。やまなしを離れたのは30年以上前。
これでリンケージ人口調査に役に立っているのか。
昨年のリンケージ人口は何人だったのかの質問に答弁できない。
だってわからないですもの。そんな統計調査ありませんから。
リンケージ人口という概念そのもの。定住人口とリンクさせての考え方そのものが破綻しています。

スタジアムについて質問。
昨年整備を前提に検討したのはなぜかの質問に「交流人口の拡大、地域経済への波及効果からです」と答弁。
波及効果があるとどうしてわかるのか。それはいくらなのかと質問すると
「建設場所や利用回数で効果が変わってきますので検討中てす」
波及効果があるのかどうかも確証もなく、整備前提の理由にはならないではないか。
「経済効果があるとしても、二つ目のスタジアム作れば経済効果は2倍になると言えるのか」の質問には答弁できず。
現在の試合数が倍になるわけではない。スタジアムの検討委員会の報告書でも「来場者の9割が県内」「半径5k県内の住民がどのくらい来場するかだ」と書かれている。
検討委員会の中でも「余程の特殊事情がない限り、建設費も維持管理費も賄えない」と指摘されている。
「経済効果があるから」とその根拠もなく、整備の理由に挙げ、
ふたつスタジアムあれば経済効果も2倍になることはないし、
逆に費用だけは2倍になる。建設費用もかかる。
「整備を前提」に検討した理由が論理矛盾になっている。


今後、財政状況についても総括質問が続きます。
「地方交付税で措置されるから」「経済効果があるから」という一方で、
県税収入の低下。経常収支比率の上昇。平成19年ぶりの実質単年度収支がマイナス42億円。
監査委員意見書で「公共施設の建設にあたっては後年度の負担も十分に検討されて」の指摘をどう受け止めるのか。

決算委員会は続きます。
posted by こごし智子 at 00:46| Comment(0) | 議会報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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