2018年03月21日

予算総括質問 その1 こどもの貧困対策 教員の負担軽減

森友学園をめぐる公文書改ざんに怒りが沸騰しています。
国会の動きを気にしながら、県議会予算総括質問に臨みました。

15分の質問時間に6つもテーマを盛り込んで「多すぎた」と後悔もしましたが、
とにかく15分間で終わらせねばならない。
最後のテーマの保育士不足に重点をおきながら、質問しました。

@河川改修の維持管理費の増額を評価した質問をしました。
A農業収入制度は青色申告しか適用されない。該当農家数を質問すると4分の1と答弁。
すべての農家への収入保障対策を求めました。
➂住宅の耐震補強工事は緊急避難路の診断率は35%、補強工事の実績は10棟と答弁があり、これで推進できるの不安。さらにこの他の一般住宅の補強工事助成対象戸数が数年変わらず、来年度以降は補助金額が減額されることを指摘し、このままでは耐震補強が進まない。補助金の増額を求めました。

さて、次の質問からヒートアップしてきます。
Cこどもの貧困対策について
生活困窮世帯の中高校生への学習支援事業の実績を質問すると46人と答弁。
ええっー?
県が実施したこどもの貧困実態調査で「経済的理由でしていないこと、与えていないこと」の1位が学習塾に通わす35.7%でした。貧困世帯にとって学習支援が望まれているのです。
それなの46人??
県の調査でこどもの貧困は10%と言っています。
県内中高校生は全日制だけでも47000人。
46人は少なすぎると指摘すると
「実施は7市町村で、生活保護や準要保護世帯は252人であり、うち学習支援を求めている人の46人です」
とわさわざ追加答弁。
なぜ対象者を狭めるのですか。
こどもの貧困10%と言ってるじゃありませんか。
学習支援とともに、こどもの居場所づくりとしてどうして考えられないのですか。
こどもの貧困対策が不十分すぎる。
そして、こどもの貧困についてわかっていない。
実態調査やったのに、どうしてこういう認識になるのか。
スクールソーシャルワーカー、適応指導教室についても質問。
ひとり親家庭等日常生活支援事業の実績はわずか11人。
母子世帯8296世帯、父子世帯985世帯と県は発表しているのに11人??
制度をつくって、ひとり親支援していると言っても、こんな利用実績では何もしていないと同じ。
これでは貧困対策に力を入れてますとは到底言えません。

Dこどもの貧困対策に連動している教員の負担軽減、さらに学力向上支援
新年度予算に新規事業として「学びのサイクル改善事業費」があります。
県内公立小5年生6年生、すべてに国語と算数の単元ごとに記述式テストをして、成績を入力して
「うちのクラスは平均と比べてどこがおくれているか授業改善に役立てる」というものです。

10点満点、記述式、10分くらいでできる問題。
採点は各教員。成績を県が作ってシステムに入力も教員。
ICTを使って全県の学級成績分布がわかる。
「うちのクラスは平均よりも上だ」「今回は下回った」となる。
これが、授業改善になるのか。こどもたちを競わせるだけではないか。
全県の成績を並べてクラスの位置を確認することが学力向上になるのか。

一方新年度新規事業として「学力向上支援スタッフ配置事業費」1547万円があります。
テストの採点や提出物の確認、教員と役割分担して個別の指導などの支援スタッフです。
何人配置されますかと質問すると
配置人数は17市町村に一人ずつと答弁しました。
ええっ17人?
小学校1年生だけでも全県384クラスあります。
小1から6年まで1958クラス、中1から3年まで854クラス。
2812クラスのうちの11人!

単元テストはすべての学校で実施させるのに、支援スタッフは17人。
教員の負担軽減をやる気あるのですか。

ここまでで残り時間5分をきってしまいました。
あまりにも形ばかりの予算。
こどもたちをさらに競争させる姿勢。
貧困の認識に唖然とし、これでは改善されない。
ヒートアップしていました。
汗をかいてきました。


山梨県議会の予算委員会総括質問は予算書に書いてあることしか質問できません。
知事が予算委員会は出席するのに、知事の政治姿勢は質問できないというルールのため、予算事業名を提示してその事業について質問するしかないのです。
これがために事業の概要や今後の見通しについて質問して終わるというパータン。
再質問、再々質問まで突っ込んだ質問する議員はほとんどいません。
でも私は再質問再々質問。どんどん質問します。
なので、会議室が緊迫しているのがわかります。
でも知事は1回だけ農業収入保険制度で答弁しただけであとはすべて部長答弁でした。

重点テーマの保育士不足については 予算委員会総括質問その2で報告します。
posted by こごし智子 at 23:55| Comment(0) | 活動日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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