2018年06月02日

介護は専門職。

議会の教育・厚生常任委員会の県内調査で特別養護老人ホームと介護人材確保の意見交換会に出席しました。

介護人材の確保では特別養護老人ホームや老人保健施設の理事長さん、そして介護人材の派遣会社さんに参加いただき、率直なお話しを聞きました。

ハローワークなど公的機関に介護職員の募集をしてもまったく来ない。
10年前とはまったく違う。
新卒者ゼロだった。
しかたなく、人材派遣に頼むしかない。

その
派遣会社との成約料が100万円もかかると聞いてびっくり。
100万円!!

半年や1年で派遣の職員はかわる。
そのたびに100万円の負担が大きいけれど、職員が確保できなければ、入所されている方へのサービスができない。
残った職員への労働強化で疲弊が重なる。悪循環。

派遣から10人きてもらっている施設では
派遣から正社員になってもらえる。
夕方の短時間だけ、食事介助だけにきてもらえる。
予定紹介派遣なら契約期間が過ぎてもまた新しい人が来てくれる。

たしかにポイントポイントで職員が確保できるかもしれないけれど。

新卒者が1年未満でやめてしまう率が高いのは原因は何なのか。
土日が休みの仕事の友達と時間が合わないなど、労働時間が不規則でやめてしまうから。
夕方や土日だけの職員がいれば、定着するのてはないか。
という意見も出された。

その要因もあると思うけれど、やっぱり仕事のわりに賃金が安いことではないか。
介護は専門職なのに、「誰でも出来る仕事」「繰り返しの仕事」「経験でできる仕事」とおもっていないだろうか。
時間のポイントばかりの職員なってしまったら、介護の質やケーススタディはどうなるのか。

介護は専門職。介護の理論がある。介護の喜びがある。利用者の生活の質が変わる。
介護のたのしさ、介護学なるものがあると思う。
ケースのまとめや、事例研究など現場で積み重ねて、専門職として誇りある仕事。

なのに賃金が低すぎる。

介護人材という「人材」という言葉でなく、介護職員とか福祉職という方が適していると思う。

背に腹は代えられぬ介護職員の人材派遣、
100万円の照会料になんともいえぬ、もやもや感のまま意見交換会が終わりました。
posted by こごし智子 at 00:25| Comment(0) | 活動日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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