2018年10月07日

北富士演習場での日英共同訓練中止を求める請願は不採択に

北富士演習場での日英共同訓練中止を求める請願は不採択になった。
請願の紹介議員は私だけ。
審議を付託された総務常任委員会に私は入っていない。しかも同じ時間に私は教育厚生常任委員会。
総務委員会の傍聴者に様子を聞いた。

自民党議員が「地元がいいと言っているから」と言って不採択と発言した。
他には誰も発言せず、不採択になってしまった。
傍聴者からすると、採決したわけでもなく、何がどうなったのかわからないまま、「不採択」ということばだけですべてが決まってしまった。

本会議で私はもちろん請願不採択に反対討論した。
演習場使用協定違反であること。米軍以外の外国軍隊の利用は書かれていない。使用協定は3月末に更新したばかり。
1回限りと言う約束は保証があるのか。後藤知事や演対協が防衛省とかわした確認書には一回限りという文言は何回読んでも、誰が読んでも見当たらない。
日英の地位協定をとりかわしたという覚書について内容は非公開。山梨県も地元も何にも知らされていない。これでいいのか。

そして
こうした手続き上の問題だけでなく、なによりもこの共同訓練の中身が問題だからだ。
日英の連携強化が目的だ。
読売新聞に掲載されていたように「シミュレーターを使って敵陣地への攻撃の手段を確保する」など
戦闘訓練そのもの。実践を想定したものだ。
実弾訓練をしないから。一回限りだからではすまされない。
訓練に効果的なシミュレーター施設と偵察訓練に適している北富士演習場で戦闘訓練が行われている。
世界遺産の富士山のふもとで。

これこそ安保法の具体化につながる。
この訓練をもとに自衛隊が海外派遣されれば外国で、殺し殺される事態になりかねない。
北富士演習場では、今回の日英共同訓練で行われた「偵察訓練」が自衛隊ですでに常態化している。
日本を守るという安全保障がなぜ偵察訓練が必要なのか。
敵陣地の攻撃手段がなぜ必要なのか。

北富士演習場は「全面返還。平和利用」が県是である。
平和利用とは真逆の戦争の準備のための利用など許されない。
県議会として日英共同訓練を容認することは県民の願いに反する。


不採択に反対討論は私だけだった。
自民党は請願不採択に賛成討論しなかった。

私は不採択に反対。
そしてひとりは退席した。

「紹介議員になるべき。常任委員会で採択と発言すべき。請願不採択に反対すべき」
と何度も何度も
その場面その場面で
私がこれでかというくらい強く要請した
その議員は退席するのが精一杯だったのだろう。
でも本来は不採択にハッキリと反対と意思表示するのが筋だ。
ぶれない議員のやるべきことだ。

さらに不採択に賛成している議員たちはこの訓練を認めたことになる。
戦闘訓練。安保法具体化につながる訓練。

沖縄知事選のあとだけに、
怒りと悲しみとふがいなさと。
沖縄と山梨。

それでも
山梨でも、きっと沖縄のように「勝てる」日がくると私は信じている。
posted by こごし智子 at 21:43| Comment(0) | 活動日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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