2020年08月26日

完全歩合制のタクシー運転手 コロナで月収3万、5万   雇用調整助成金ももらえず。 県に要請

コロナでタクシーの運転手さんの月収が3万、5万。
とても暮らしていけません。
タクシー労働者が県に補てんを求め、業界に指導を要請しました。私も同席しました。
コロナ禍のタクシー運転手の給料についてアンケートをとり、要請となりました。

そもそもタクシー労働者の賃金体系が、かなり違います。
完全歩合制です。

歩合制というと、基本給にプラス、売り上げに応じて給料が支払われるとおもっていたら、まったく違います。
会社によって割合は違うそうですが、ある会社は売り上げの半分。またある会社は35%しか手元に支払われないとか。
売り上げの完全歩合制は走行距離が長くて一日5万売り上げがあれば25000円は会社。残りが自分の収入。
景気の良い時は、完全歩合制は走れば走るほど給料が増える。
でも、コロナでお客さんが激減。4月には3万円しか給料がなかったというアンケート結果に納得するとともに、
これじゃあ、こどものお年玉より少ない。

コロナで労働者の給料を支援する、雇用調整助成金という制度がありますが、休業しないと対象になりません。
タクシー会社は売り上げが減るから運転手に休業としません。
だから雇用調整助成金もらえないのです。
仕事しているのに、給料激減。休業もできない。

「2時間ずっと待っているだけ。」
「コロナで4人やめた。食べていけない」
「お客さんが増える見込みがない」

バスやタクシーの公共交通政策を担当する、リニア局交通政策課が対応しました。
「雇用調整助成金を使って」「労働局の管轄」「県も財政難なので休業補填できない」「関係部局と情報共有する」
ありきたりの、国会答弁のように、読み上げただけです。

ある運転手さんからは
「感染防止のパーテーションもつけてくれない。消毒品は自分持ち。感染不安も自分でやっているので、お金がかかる」と実態告発。

県が感染防止の助成金出しているはずなのに、運転手さん持ちとは。
県はしっかり把握しているのか。業界を指導しているのか。

雇用は労働局、他の部局と言うが、タクシー業界の管轄課として、雇用調整助成金もらえるよう、休業をタクシー会社に指導せよ。

もうひとつ、今回は触れられていませんが、大きな問題は、最賃をかなり下回っているということ。
「乗車まで2時間以上まって、ようやくお客さんが乗る。毎日16時間もまつ。昼飯代が稼げるかどうか」
手取り3万や5万で、拘束時間が16時間としたら、明らかに、大幅に、とんでもなく、最賃を下回っている。
山梨県は最賃837円。

完全歩合制のタクシー労働者の問題は全国共通の問題だとも思います。
コロナでもっとも弱い立場の方への支援が今一番やるべきことだど改めて思います。
posted by こごし智子 at 19:33| Comment(0) | 活動日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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