2020年09月30日

令和2(2020)年度9月定例県議会一般質問 重度心身障害者医療費助成窓口無料の復活

重度心身障害者医療費助成窓口無料の復活

重度心身障害者医療費助成窓口無料の復活についてです。

6月議会で「重度障害者の窓口負担軽減と国のペナルティー回避をともに可能とする新たな取り組み」として電子版かかりつけ連携手帳と連動させてスマホで電子決済を行う仕組みが提案されました。

受診時にスマホ決済をし、市町村から本人の口座に助成金を振り込み、即座に金融機関の口座から医療機関に振り込まれる仕組みです。以下数点伺います。

第一に、この仕組みではスマホがないと利用できません。視覚障害者の方からは「スマホを使えなければ、最初から対象外ではないか」と怒りの声も寄せられています。県内の重度障害者でスマホ決済を利用できる人は何パーセントいますか。スマホを持っていない重度障害者には県からスマホを支給するのですか。伺います。

二つ目に、電子版かかりつけ連携手帳となぜ連動するのですか。現在電子版かかりつけ連携手帳は山梨大学病院でしか利用できません。県立中央病院ですらシステム改修が年末までかかります。重度障害者がスマホを持っていても医療機関がシステムを導入していなければ新しい仕組みは利用できません。すべての医療機関、薬局、訪問看護ステーションまでシステム改修の費用は県が負担するのですか。すべての機関のシステム改修完了まで、どのくらいの期間がかかりますか。

三つ目に、このシステムで国のいわゆるペナルティーを回避できるのですか。回避できない場合はこの仕組みでの事業は中止とするのですか。

四点目。業務委託をうけた会社の提案書には来年10月には本格始動とあります。あまりに拙速無謀な計画ではありませんか。関係団体や当事者である重度障害者の意見をまず聞くべきではありませんか。

多額のシステム改修費、一部の重度障害者しか利用できない、そしてペナルティーも回避できないとなれば窓口負担軽減とペナルティー回避の両立の仕組みにはなりません。重度障害者の窓口負担の軽減のためには従来の窓口無料に戻すことこそ急務です。見解を求めます。

答弁

重度心身障害者医療費助成窓口無料の復活について

(知事)

重度心身障害者医療費助成の新たな仕組みづくりに当たっては、モデル事業や基礎調査の結果、利用者・関係さHの御意見等を踏まえて検証・検討を進め、国と協議を行って参ります。
いずれにしろ、障害のある方が安心して医療を受けられるようにするためには、まずは医療費無料制度を将来にわたり維持していくことが最優先となりますが、この範囲内において、国庫負担の減額措置を回避しながら、利用者の窓口での負担を解消するための方策について、引き続き知恵を絞って参ります。
posted by こごし智子 at 14:51| Comment(0) | 議会報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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