2007年11月20日

お金と命

大阪で病院職員が患者を公園におきざりにしたと報道がありました。
ついに日本はこんな事態をひきおこす国になってしまった。

19日の夕方のテレビに私が勤務していた病院が映りました。
「保険証がなくて、救急車で来た時にはすでに手遅れで四日後に死亡」「高校生と小学生の孫を育てて月17万円の収入。具合が悪かったけれど、3割負担がてきず、我慢していた。救急車できたときは末期のがん。2週間後に死亡」

なんということでしょう。私も医療相談員として勤めていた時にもこうした事例がありました。
10年たって、ますますお金がないと命を長くすることができない社会です。

今度は国民年金を滞納していると国保証は短期保険証を発行してもよいとなるのです。
短期保険証といっても1ヶ月や3ヶ月の短期の保険証です。
期限が過ぎると保険料をもっていかなければ短期保険証すらもらえない。
日々の生活するのがせいいっぱいで保険料まではらうことができない方がたくさんいるのです。

公園におきざりにされた患者さんは病院に多額の未収金があったそうです。
病院は命を救うところなのに、命を捨てるところになってしまうのか。
生活保護にはならなかったのか。施設入所はできなかったのか。悔やまれて仕方ありません。

お金がないと病院にいけない。2007.11.9ウメモドキ
お金のことが心配で病院にいけない。
やっと受診したときには手遅れ。
これが「先進国日本」の姿です。
このままにしておくわけにはいきません。
posted by こごし智子 at 12:29| Comment(0) | TrackBack(1) | あれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/67785768

この記事へのトラックバック

健康保険と医療負担、秋深し・・・
Excerpt: このブログを編集しながらテレビ朝日の夕方のニュースをナガラ見していて、思わずブロ
Weblog: アイシティ甲府
Tracked: 2007-11-27 14:45