2021年01月14日

山梨県に来年度予算要望書を提出、知事と懇談しました。

日本共産党山梨県委員会として、山梨県に来年度の予算要望書を提出しました。
今年も知事が直接対応していただき、懇談しました。

12月にすでに日程も決まっていたのですが、議会の会期延長と私が特別委員会の日程と重なり、
「知事とお会いになったほうが良いのでは」と担当課のお取り計らいで、今回も知事と共産党で懇談できました。
花田県委員長、南アルプス市議の名取市議、郡内地区委員会の大久保令子さん、そして私の4人で参加しました。

来年度の予算要望ではありますが、拡大が深刻な新型コロナウイルス対策を冒頭にしました。

無症状者を早期に発見し、保護、隔離することが感染拡大防止につながります。
介護施設など、クラスターとなれば、重症化となりやすく、定期的、継続的な「社会的検査」を山梨県でも実施すること。

感染爆発も視野に入れた医療機関への支援。
病床の確保、医療機関への経済支援、要介護者が継続して介護サービスを受けられる体制作り。

GoTo依存から脱却し、直接補償を実施すること。
緊急事態宣言で、県内の観光業飲食店も大打撃となっています。
グリーンゾーン認証の店舗もお客が激減です。
事業収入減少への保障を求めました。

感染状況を県民に分かりやすく発信してほしいこと。
県庁のホームページでは感染状況がどうなっているのか。警戒なのか、静穏なのか、わかりません。
他県のように、トップページに病床利用率や陽性率など今がどういうステージなのか発信してほしいです。

もちろん、来年度の予算要望なので、様々です。
25人学級の実施にあたり、「国が始めるから財源が回せますよね」と県委員長が指摘すると
知事はちょっと「カチン」となったのか。
「それは違います」とのべて、
なぜか介護の待機者の話となり、だから、県有林の賃料問題となり、
要望書に「県有地の適正賃料を」と書いてあるのを見つけて
「これですよ。まさにこれですよ」「御党も小越議員もぜひご理解を」とわが意を得たりとまた、持論を述べ始めました。

少人数や待機児童などの改善にも努力いただいてとちょっと「もち上げたら」
「小越議員からご指摘いただきました通り、年度途中に希望する保育園に入れるようにする。1時間かけて出勤するなんて無理ですから。もうお叱りを受けないように今、具体化しています」と私のほうを見て述べました。

さらに
「こごし議員の質問には心して対応していますので、ご指摘ご提案ぜひお寄せください」と知事が何度もわたしを見るのでした。

「心して対応している割には答弁がゼンゼンじゃん」と思ったけれど、スルーして、笑っておきました。
私は懇談中もまったく話さず、ずっとニコニコしていました。マスクですけど。

退室する時にもひとりひとりに声をかけてお見送りしていただきました。

ぜひ県政運営に生かしていただきたいです。
私も心して質問しますから、お願いします。
posted by こごし智子 at 01:09| Comment(0) | 活動日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年01月04日

2021年スタートしました。

例年とはかなり違う、年末年始を過ごし、
きょうから本格的に2021年の業務がスタート。

年末に県有林の問題が急浮上しましたが、新型コロナウイルス対策を忘れるわけにはいきません。
東京都の1300人に動揺し、ついに緊急事態宣言。
遠い地域の話ではなく、隣の県でもあるし、県内の感染者数も増えている。
緊張した暮らしは続くのだろう。

昨年のちょっと良かったことは
太陽光パネル設置の条例化の方向が見えてきたこと。
県の保育園の待機児童の認識が大きく変わり、対策検討に大きな一歩となったこと。
何年もの運動がかたくなな県の姿勢を動かしたことにちょっと感動しました。

今年は必ず、総選挙がある年。
新型コロナウイルス対策はさらに重要になる。

命が大切にされる社会をめざして。



posted by こごし智子 at 23:42| Comment(0) | 活動日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年12月20日

疑問深まるばかり  県有地の賃料巡る特別委員会審議

県有地の貸付に関する調査及び検証特別委員会。
審議するたびに疑問が深まる。

とくに、県が実施した、土地価格のふたつの鑑定書。
どちらも現況評価をもとに価格を算定したのに、こんなに違うのか。

20億円が適正だと裁判所に提出していたこれまでの県の鑑定書。
この鑑定書の前に実施した鑑定は6億9000万円だった。

同じ土地なのに、従来の山林原野の評価なら3億。
県の鑑定書は現況価格としても6億9000万円と20億円の大きく違う鑑定結果。

正直、わけわからない。
どの鑑定も理屈が通っている。
こんなに違うのか。
どれが正しいのか県議会や県庁が決められるのか。
この価格を巡って住民訴訟が起きているのだから、
訴訟だから裁判所にゆだねるのが一番公平だと思う。


そして
なぜ山梨県は先に実施した6億9000万円を採用せず、鑑定をやり直して20億円にしたのか。
鑑定する時の前提がどうやら県の指定と違うというのだが、
ということは県が前提条件を変更すれば、高くもなるし、低くもなるということか。
なぜかこの鑑定書の前後に、弁護士が交代している。
これも大きな疑問。

和解案を議決すれば、裁判が終わってしまう。
補助参加人として被告側にいた富士急は補助参加人なので、反論する機会を失う。
そして、和解案にある損害賠償、不当利得、適正価格として賃料毎年20億円が請求される。
山梨県の一方的な賃金に拒むことはできない契約書になっている。
これまで県が指定する「安い賃料」が訴えられ、県といっしょに裁判で訴えてきた。
しかし、突然、県が和解して原告側要求を呑むとなる。
富士急とすれば、黙って、はいそうですかということにはならないだろう。
和解案についても、突然の方針転換についても、山梨県は富士急に伝えていない。
なぜ?
いくらなんでも不誠実だろう。
富士急側の言い分を聞きたい。

県庁内で検証委員会をつくり、適正賃料かどうか検討し、決まったら、損害賠償権を行使するというのが和解案。
検証チームのメンバーは弁護士だという。
弁護士だから公平中立だというが。
富士急など、県有地を利用している事業者側は入らないらしい。
なぜ?

住民訴訟は損害賠償をもとめるのに、知事は先日の質疑の答弁で
「損害賠償もとめるのは不毛だ。
裁判所や第3者でなく、県民の事を一番知っている庁内や議会で決めるべきだ」
と述べた。

??
司法は必要ないってこと?
賃料巡って真っ向から対立し、意見も2分されているのに、
第3者は必要ないと言ってる。
適正賃料は20億円だとしている山梨県の下での検証委員会は本当に公平中立になるのか。


3年前の契約更新時に私は指摘した。
たとえば北富士演習場より安い賃料であり不当である。
安い賃料であるから転貸して、県有地なので固定資産税は永久にかかりませんと売り出し、儲けていた。
一般的に農地を造成して宅地としたら、宅地の評価となり、それ相応の固定資産税も払う。
県有地だけ、なぜ安いのか。
それ相応の賃料を求めるべきだ。

しかし、
今回の20億円は高すぎる。その根拠が不透明。
なぜ20億円が採用されたのか。
なぜ弁護士が交代したのか。
いつ山梨県の方針が変更となったのか。誰が主導していつ決まったのか。
どうしていままでは誰も「不当に安い」と思わなかったのか。
富士急に対して、県はなにか指導したりしてきたのか。
なぜ補助参加人の富士急につたえ、報告しないのか。
なぜ和解にこだわるのか。裁判をどうしてやめたいのか。

この賃料を基金として「少人数学級や介護にあてる」という県民へのアピールはいかにも賃料引上げを正当化するような話だが、
まだ決まってもいない。
賃料値上げは巨額の基金となる。
本当にできるのか。見通しは不確かだと思う。
賃料を県が一方的に決められる現在の仕組みだと、介護のためとして県が自由に値上げすることにならないか。
富士急だけにとどまらない。すへての県有地に関係する。

知事がかわれば、また賃料の考え方がかわり、あるいはもっと値上げとなるかもしれない。
少なくとも、県立施設の利用料や使用料の値上げの時のように条例改正として議会の議決を付すべきだ。

そして大きな疑問は
なぜ議会に突然和解案を提案したのか。
継続審議としたら、今度は議案撤回を提案し、ほぼ同じ議案を最終日に提案し、即決を求めるのか。
県政運営の大転換をあまりに拙速に進めすぎる。
議会運営も無視するのか。
心がざわつきます。

会期延長した最終日の25日。
緊張感が高まってきます。
posted by こごし智子 at 00:42| Comment(0) | 活動日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年12月16日

県議会の真価発揮。県有林住民訴訟和解案 継続審議になる。

議会最終日、緊張がハンパなかったです。

特別委員会で継続審議とした住民訴訟の和解案。
最終日にその議案を撤回し、新たな議案を出した知事。

議会が継続審議としたら、議案を撤回する?
平成9年を平成29年に変えただけの新しい議案を最終日に提案する?

議会を何だと思っているんだ!
議場は緊張した空気。
起立採決のたびに人数確認。
ドキドキです。
議長の「起立多数、委員会付託」の声にほっ。
突然出してきた議案を委員会審議もなく、その日に即決するなどありえない。
こんなこと許したら、議会が議会でなくなる。
委員会付託に賛成した多くの議員が同じ気持ちだったと思います。


富士急への県有林地の貸付料の考え方を大転換し、結果によっては富士急に巨額の賠償請求をする和解案。
富士急だけではない、県有林地の賃借人に大影響を及ぼす。
なぜ、これまでの価格が適正でなかったのか。
今回の適正価格の根拠としている鑑定書に疑義も生じている。
長崎知事になったらどうして急に方針転換したのか。
納得いく説明がない。
審議不十分。
だから継続審議なのだ。

昨日の質疑で知事は私の質問に
和解案の変更は原告側からではなく、知事側からの提案だったと答弁した。
「過去の損害賠償を問うのは不毛に論議だ。」
「裁判所でなく、第3者でなく、県民のことを一番知っている県が判断すべきだ。」
と知事は答弁しました。

住民訴訟で原告は過去の歴代知事と富士急に巨額の損害賠償請求をしています。
「議会で和解案が今議会で議決されなければ和解に応じず徹底的にやる」と話していると知事が本会議で答弁していました。

なのに、どうして今回は20年前の過去のことは問わなくなったの?
住民訴訟の根幹の、過去の責任を問わないなら、住民訴訟そのものを取り下げないの?
知事は住民訴訟の意義をとうとうと本会議で述べていたのに、昨日は「裁判でなく、県が判断すること」ってどういうこと?
和解案の変更は原告ではなく、知事側が提案したと答弁した。
住民訴訟なのに、知事が原告になっちゃったの?
質問するたびに県の姿勢が変わる。
どういうこと?
何が真実なのか。

こういう県の対応に、議会が審議不十分というのは当たり前。
知事、当局をチェックする議会の権能をいまこそ発揮しなくては。

ここに何が何でも和解案を議決させようとした、知事、県側。

私は質疑の最後に
「県議会は二元代表制です。チェック監視する機能があります。
県政運営の大転換になる議案を最終日に出すこと自体が議会軽視も甚だしい。
議会は知事の追認機関ではありません。」と発言しました。

議案の撤回を議会は賛成少数で否決。
新和解議案を委員会付託とすることに賛成多数で可決。すなわち即決を阻止。
会期の延長を賛成多数で可決しました。

党派を超えて、議員として、スジを通した多くの議員がいます。
知事のやり方に、議員としての矜持が問われました。
知事の提案であっても、これはあまりにひどい。
議会として許してはならない。
多くの議員が決断しました。
ここでは自民党議員の勇気にも拍手したいです。

疲れた一日でしたが、心地よい、誇らしい議会でした。
会期延長となり、これからも真剣勝負です。
posted by こごし智子 at 10:44| Comment(0) | 活動日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年12月07日

医学生奨学金、既定の県内就労しなかった場合は最大2340万円の返還

医学生奨学金
「規定の9年間、県内就労しなかった場合は違約金を請求する」
「奨学生は優遇されているのだからキャリア研修は制限がつきます」
と知事が今日、本会議で答弁したのだ。

ちなみに自民党議員の質問は違約金については質問していない。
医師の地域偏在について質問している。
その中で「自らの選択と希望に基づいてキャリア形成をおこなっていけるように支援をしていく必要がある」と指摘もしているだ。

山梨県の医師確保対策として、奨学金制度がある。
山梨大学の地域枠35人。
月額13万円の奨学金貸与が条件。
断れない。13万円は地域枠の必須条件。
さらに
卒業後の初期研修、専門研修も県内医療機関で。
卒後15年のうち9年間は県内で就労すること。

就労しなかった場合は
13万円×12カ月×6年間の奨学金936万円に
利息10%をつけて。
そして違約金。

最大の場合
936万円+10%の利子+違約金でなんと
2340万円。
一括返還してください。
これを来年度の入学生から適用するのだ。

今年の入学生から10%の利子がついた。
この時は条例改正の議案ががあった。
私は反対した。
だが、違約金については条例改正はなく、知事が「違約金取ります」

山梨県の医師確保のために地域枠があることはわかる。
奨学金もわかる。

だが、人生何がおこるかわからない。
県内就労できない場合もあるかもしれない。
好きな人が県外の人で結婚したくても、山梨県に努めなければ最悪2340万円なのか。
返還免除の条件に結婚や子育てや介護や家業を継ぐとかの事柄はない。

返還は8年働いても9年分返す。
8年間働いたのだから残り1年分返還でいいかというとこれもダメ。
936万借りて最大2340万円返還ってあまりに理不尽じゃないか。
利息制限にふれないのか。

結婚や子育てが免除要件にならないって。
卒業して24歳。9年就労で33歳。
他県で6年研修できるとしても15年後は39歳。
結婚や出産はどうなるのか。

もし自分の娘や息子だったらどうする?
結婚したいと言っても別れさせるのか。

キャリア形成にも制限がついて当たり前ってのも約束が違うと思う。
医師として、キャリアを積むにはさまざまな研修や、経験をつみたい。
選べるは当然だ。

地域枠として入学したこと
奨学金を貸与されたこと。
高校卒業して入学した時の条件だから、条件に違反したら
「就労義務違反」だと言うのだ。
気持ちが暗くなる。


金で人生を縛るかの。
高校3年生の時は医大に受かることが一番の目標で勉強した。
大学でどんな医師になりたいか学んだ。
好きな人ができるかもしれない。道を変更するかもしれない。
何がおこるかわからない。
そして6年後、人生設計は高校生の時と違うこともあるだろう。

県内の医師確保は当然。
でも金で人生をしばるようなことがあってはならない。
県内の医療機関が魅力的であること。
山梨県で働きたいと思ってもらえるアプローチはどうなっているのか。

議会の議論もなく、いきなり知事が「違約金取ります」というのも。
納得いかない。



ちなみに山梨大学医学部の受験は地域枠でなければ後期日程なので、ものすごーくむずかしいそうです。

posted by こごし智子 at 22:47| Comment(0) | 活動日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする