2017年12月08日

本会議一日目  長年の要望実現 河川の堆積土砂撤去 5か年計画

本会議1日目。
補正予算で河川の立ち木伐採や堆積土砂の撤去を5か年計画で実施すると自民党誠心会の代表質問に答弁した。

7億円の県単公共事業。今回は40キロ分。
5か年計画で55河川140キロ実施するという。

私、うれしくて、議案書もらった時、担当課長に「ありがとうございます」って電話してしまいました。
担当課がきっと予算獲得に尽力してくれたのだと思うからです。

もう何回、この問題を質問してきたでしょうか。
そのたびに「財政上困難です」と毎回同じ答弁聞いてきました。
住民要望の6割しか実施されていないのでした。
でも、質問しました。
土木事務所に何度も行きました。

決算委員会の時、ある議員から
「小越さんはリニアとか、スタジアムとか大きい事業は反対するけど、河川の草刈りとか、浚渫とか、道路の白線とかは
どんどんやれって言うよね」と言われました。

そうです。
保守系議員からすると「小さい」公共事業かもしれませんし、「小さい話」だったかもしれませんが、
しつこく質問してきました。

ようやく、実現することに、うれしいです。
「なんでやってくれないの?大雨降ったらいつも心配なんだよ」の住民の声にこたえられなくて、申し訳なかった。
ちょっとほっとします。
少しは安心してもらえるかしら。




自民党誠心会二人目の質問冒頭に
「北朝鮮の弾道ミサイルには圧力しかありません」と述べていた。
自民党席から「そうだ」のヤジ。
私にしてはちょっと大きめに「違う。対話だ」と声に出してしまった。
多分聞こえていないと思うけれど。


オリンピックの事前合宿誘致の話や、リニア駅周辺整備、中部横断道。
「オリンピックを盛り上げていくことで今後の10年20年にわたって山梨が元気なり、発展していく」と自民党は質問していたけれど、本当かなあ。
長野オリンピックのあと、どうだったっけ??

富士北麓陸上競技場をフランスのラグビーチームからも要望出され、芝生の張替えするという。
芝生張替えの実施設計で500万円。
実施設計で500万もするんだ。
「富士北麓をトップアスリートのメッカに」と答弁していた。
トップアスリートのためとなれば設備もメンテナンスもお金かかるんだろうなあ。
「県民みんなの球技場」と中銀スタジアムと山梨県で3つも維持できるのかなあ。

病児・病後児保育の全県での広域利用が全国知事会表彰となったと答弁していた。
山梨県は面積で小さい県。全県利用するのはごく当然のこと。
病児病後児保育もやってほしいけれど、まずは保育園の待機児童解消を。
保育園入れないと仕事復帰できないんだから。

産後うつ健診補助もありがたいけれど、まずは妊婦健診の全額補助してほしいです。
他県よりも妊婦健診補助少ないのが山梨県なのですから。
posted by こごし智子 at 00:34| Comment(0) | 議会報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月04日

昨年度の決算認定に反対討論しました。

12月議会が開会しました。
初日には昨年度の決算認定が議題のひとつです。
9月議会後、閉会中審査してきた決算委員会の報告のあと討論がおこなわれ、
私は反対討論しました。
でも賛成討論は今年もありませんでした。

本当はもっと言いたいことがいっぱいあった決算認定に反対の討論でしたが、
討論発言時間は5分までなので、ぎゅぎゅっと絞っての討論でした。
以下反対討論です。



平成28年度山梨県一般会計特別会計決算認定に反対の討論を行います。

後藤県政2年目の昨年度は県税収入が減少し、実質単年度収支は平成19年以来の428000万円の赤字となりました。今後県税は増加するとの見込みですが、法人二税に大きく依存する山梨県は景気の変動に大きく左右されます。県債残高は減少しても、公債費率は18.8%と依然として高く、土木費と公債費あわせて歳出の34.1%をしめ、暮らしや社会保障の事業を圧迫している決算となっており反対します。


1に大型開発にいよいよ乗り出したことです。総合球技場スタジアム建設は知事が「整備を前提に検討する」と述べ、建設費も収支見通しも示さず、経済の波及効果があるとして建設ありきで進められました。しかし波及効果については数的試算もなく、今後検討すると述べるばかりです。スタジアムが二つになれば経済効果も2倍になるわけではありません。一方でスタジアムが二つになれば維持管理費は現在より確実にはるかに増加します。

リニア駅周辺整備も費用や負担を明示せず進められました。また沿線住民から防音フードの設置をと再三要望が出されていることを無視し、県が主導して、観光のためにと沿線市町やJR東海と「リニアの見える化」の調整をしてきたことは騒音対策をJR東海に要請していくという議会答弁を反故にするものです。議事録もない「調整」を主要な成果として評価していることも不適切です。


2に社会保障、福祉の後退をすすめたことです。

重度心身障害者医療費助成を自動償還払いにしたことによる、重度障害者の負担について検証がなされていません。助成制度の事業費が減少した理由を他の公費負担に移行したからと述べましたが、移行した金額も人数も把握していません。貸付制度があるとしても、重度障害者が市役所にも何度も手続きに行き、200円の収入印紙を買い、銀行に貸付金を下しに行くということがどれほどの負担なるのか想像すらしない県の姿勢に重度障害者から怒りの声があがっています。

子育て支援日本一をめざし、保育園の待機児童ゼロを達成したというのは看板に偽りありです。実際は育児休業明けの入所ができず、やむを得ず育児休業を延長しているなどのケースがあるのに実態すらつかもうとしていません。他の保育園に空きがあるとして職場や自宅から遠く離れた保育園を紹介している対応では、子育て支援、女性の活躍推進の県政とは到底言えません。全国的には10月には待機児童が4月の2倍になります。現在甲府市31の保育園で1月入所できる1歳児枠は二人です。山梨県でも待機児童が発生していたと十分推測されます。他県のように待機児童の定義そのものを見直すべきです。


3に不当な県有林地貸付料や、ずさんな補助金支出も放置されてきました。

県有林地が別荘地や住宅地となっても山林原野の評価のままで異常ともいえる安い貸付料でした。私立の学校法人自然学園の補助金返還は、昨年度の会計指導検査では発覚せず、外部からの情報によって先日明らかとなりました。通常3年に1回の指導検査を自然学園は毎年行うほどの改善事項がありながら、県はなんの行政処分もしてこなかったことはずさんとしか言いようがありません。


最後に多額にのぼっている基金の使い方です。主要3基金は合計で8817800万円にも上っています。このうち公共施設整備基金は240億、財政調整基金は2316000万円です。財政調整基金の標準財政規模に対する比率は8.79%で東京大阪に次いで全国3番目の高さです。全国平均の5%にすると100億円も財源が生まれます。監査委員の決算審査意見書では公共施設の整備には後年度の負担も十分に検討されて計画的にすすめ、県債残高の着実な削減をと指摘されています。大型開発のためではなく、必要以上にため込んでいる基金は社会保障や暮らしのために優先して使うべきであったと指摘し討論とします。




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posted by こごし智子 at 20:38| Comment(0) | 議会報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月22日

決算委員会 総括審査3日目 最終日

21日、決算委員会が終わました。
すべての部署にわたって審査するので、審査にあたっての調査もいっぱい。
3年連続しての決算委員でしたが、今年はちょっと指摘事項もいつもと変えました。
総括審査3日目は5点質問しました。

大村基金について
高校生大学生の海外留学の費用を20億円の大村基金の運用益から捻出。
昨年はそこまで運用益がなかったので一般会計から出しのだそうです。
20億円の基金は一円も減っていない。
この基金は大村先生からの寄付とかではなく、一般会計から20億円を積んだ基金。
海外留学の費用だけでなく、こどもの貧困対策や返済不要の奨学金創設などの財源としたらどうかと提案したが、
答弁は「ノー」でした。残念。

私立学校法人、自然学園の会計指導検査について
先日、自然学園への補助金返還が出された。
26年27年に交付された補助金のうち加算金も含めて400万円余の返還。
なぜ今年になって発覚したのか。
昨年度の会計指導はどうなっていたのか。
「今年になって外部からの情報に基づいて、調査したところ、返還すべきに至った」と答弁。
私立学校法人の会計指導検査要綱には「おおよそ3年に1度」となっているが、この自然学園は毎年毎年指導検査している。
なぜわからなかったのか。昨年度はどういう改善事項があったのかと質問したが、「情報公開できません」と答弁。
私は事前に情報公開で指導検査の資料を手に入れていた。
すべて黒塗り。
けれども黒塗りのページの量から改善指摘事項がかなりあったことがうかがえる。
毎年毎年相当量の黒塗りページがある。
今まで、県は何の指導をしてきたのだ。
改善指摘事項を改善したのか確認してきたの。
補助金は税金ですよ。
県の姿勢と指導検査はずさんです。

重度障害者医療費助成窓口無料廃止について
なぜ事業費が減っているのかと聞くと、「他の公費負担制度に移ったからです」と答弁したので
では、その人数のと金額はと聞くと「わかりません」と答弁するのです。
根拠の数字も示さず、理由を述べられるのですか!
2カ月以内に自己負担金を完納しないと自動償還されません。
昨年度自動償還されなかった件数はと聞いても「わかりません」
なぜ数字をつかもうとしないのか。
すると
「貸付制度がありますので、ご利用していただいてます」と
質問に答えず、まったく違う答弁をする。
すり替えている。

保育園待機児童ゼロとなぜ言えるのか
山梨県は待機児童ゼロだと言っているが、実態はちがう。
たとえば育児休業明けに保育園に入れないこどもは何人いるのかと聞くと
「そのような集計は報告がありません」となんのためらいもなく答弁。
これこそ、違うだろーと言いたい。
他県では4月には待機児童ゼロでも10月には待機児童がでている。
育時休業明け、年度途中の入所ができないのですよ。
山梨でもこうした事例があるでしょう。
育児休業あけに保育園に入れない。
だから育休延長せざるを得ない場合がある。
入れないから申請しないのだ。
それなのに、「この保育園ならあいてますよ」と遠くの保育園があいているのに、入所しないからだと待機児童にカウントしない。
通勤と保育園が反対方向だったり。40分もかかったりする保育園にどうやって通わせるのか。
だから申請しない。待機児童にすらなれないのだ。
こんな実態をつかもうともせず、「待機児童ゼロです」なんて胸を張れるのか。
女性活躍なんてとても言えないじゃないか。
声を荒げて怒ってしまった。

富士急行などへの県有林地の貸付料の問題。
県有林地の貸付料が異常に安すぎる。
1u90円余り。北富士演習場が130円くらいだから。安すぎる。
安すぎる県有利地には別荘や住宅があるのです。
でも県の言い分は「貸付をした時が山林原野だったので、山林の評価の金額です」を繰り返すばかり。
県有林地なので固定資産税は入らない。なのでその分市町村に交付金を出している。
これがまた山林の評価だから安すぎる。
異常な貸付料だ

そして最後に財政運営をただした。
なかでも巨額の基金について。
主要3基金は882億円にもなる。
財政調整基金は231億円。
総務省が地方の基金が積み上がっていると今年調査をした。
11月に調査結果が公表された。
基金が多額なので地方交付税を減らそうという魂胆らしい。

山梨の財政調整基金は標準財政規模で比較すると東京、大阪についで全国3番目の巨額なのだ。
全国平均的には標準財政規模の5%を積んでいるそうだ。
山梨も5%にすれば、100億円も財源がでてくる。
昨年は公共施設整備基金から14億円を道路修繕にあてたと答弁があった。

そうですよ。基金を使って住民要望を実現できるのですよ。
大村基金もそうです。
「財源がないから」は理由になりません。こんなに貯金があるのですから。

その一方で借金も多いのが山梨県。公債費率は若干下がったけれど18%と高い。
基金を使ってリニア駅周辺やスタジアム建設に使ったらまたまた借金が増える。
大型公共、巨大開発はもうやめましにょう。
山梨県は減債基金が400億円もあります。
今後の満期一括払いも含めて借金返済に備えているのです。
もうこれ以上借金はやめてください。
基金はくらしと福祉のためにつかいましょう。


12月議会初日に決算認定の討論があります。
もちろん、これでは反対討論です。
posted by こごし智子 at 21:17| Comment(0) | 議会報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月20日

国保改定の県の説明。

国保料は引き下げられる。
理論上はできる。
要は引き下げようとしない姿勢の問題だと思う。

金曜日に12月議会の議案説明があった。
国保の県条例を制定する説明があった。
国保の県への移管の、国保改定のしくみの説明だった。

何度も何度も議会で質問してきた国保の県への移管。
10月中に「試算」を公表すると9月議会で答弁していたのに、いまだにない。
試算の説明でもなく、改定の仕組みの説明だけだったが、
自民党議員が「国保料の一元化をどうするんだ」「県が赤字になるだけじやないか」とか質問していて、
やっぱり言わねばならないと思った。

まだ公表されていない「試算」は医療費総額が多かった平成27年の資料を使い、
本来3400億円投入される国の支援金を1200億円で計算している。
医療費総額が減っている昨年の資料を使うべきではないか。
一般会計から繰り入れていれて、県内自治体の国保は黒字。基金が億というくらいもっている自治体もある。
引き下げることはできるはず。

国保の基金が2つある。
県への移管のため、市町村が財政安定のために借りるなどの基金のほかに
平成4年からの国保広域化等安定基金は27億円も基金残高がある。
これは国からの基金なので、国負担分は返還するそうだ。
全国で相当額が返還されるのだろう。

私が言いたかったのは、国保を引き下げようとしない県の姿勢だ。
国保を引き上げざるを得ないのは当然のことなので、どうかご理解をという説明なのだ。

私は
国保が払えなくて、短期保険証や、留め置きや手元に保険証がないなんてことを県は放置するのか。
一般会計からの繰り入れすることも十分可能だと言った。

すると福祉部長が
「持続可能な制度を維持することが重要でございます」と答弁したのだ。

国保財政からだけ見れば、保険料上げる方が安定するだろう。
でもそれでは国保を払えない人の暮らしや命が持続不可能になるってこと。
それを県は認めるということになるのですよ。

ここまで言いたかったのに、発言3回ルールで言えず。

近日中に「試算」が公表されるはず。

国保は引き下げることは十分可能です。
posted by こごし智子 at 01:12| Comment(0) | 議会報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月17日

決算委員会 総括審査2日目 

1日目よりは時間がかかりましたが、2時過ぎに終了してしまった2日目の決算審査でした。

私は4点質問しました。
農政部では、農政歳出の半分が土地改良費なのです。
基幹農道整備やTPP対策として行った土地改良は農業振興策と言えるのか。

産業労働部では雇用問題を質問しました。
企業誘致の政策として県単の産業集積助成金は設備投資の額に準じて補助金が出ます。
昨年6億円の補助で雇用は189人。正規雇用かどうかは問われません。
一方で正規雇用を主眼とした雇用創出奨励金は1年継続雇用で補助金受給のため、昨年度の執行はありませんでしたが、
事前申請中で8社で107人の正規雇用です。
正規雇用ひとりに60万円の補助金です。5人以上の雇用から適用されます。
設備投資の有無は必要ないので、中小企業にとっても正規雇用確保としても使いやすい雇用対策です。

6億円で189人。しかも正規は問わず。
よりも
7000万で100人の正規の方が雇用対策に有効だと思います。
ここは決算審査のなかでは評価すべきと質問しました。

リニア局には、昨日のスタジアム同様、怒り心頭の質問になりました。
決算の主要施策成果説明書の観光の項目の中に「リニアの見える化」について沿線市町、JR東海と調整したと記載されているのです。
県があるいはJR東海が声をかけて担当者レベルの意見交換会を2回したと答弁しました。
なぜ見える化なのかと質問すると「観光振興の点から」と繰り返す。
沿線住民から騒音対策をと要望出されている
防音フードをつけてくれと何度も県に要望しているのに
防音フードよりも
県は率先して観光振興を、リニアの見える化を意見交換していたのです。
ひどい。ひどすぎる。
騒音対策要望すると本会議で答弁しておきながら、逆のことをしていたのですよ。
しかも、主要成果として評価しているのです。
住民の声まったく無視なのです。

私の質問の前に他の議員が
リニアの地権者のリニアの体験試乗をさらに実施するようにと質問していた。
体験試乗してリニア建設に理解をということらしい。

私は地権者に体験試乗よりも防音フードがければ70デシベル超える体感をすべきだと発言した。
リニアは6分おきに通行する。
6分ごとに70デシベルの騒音の暮らしを想像してほしい。
そのくらしを沿線住民に強いるのか。
リニアの騒音を体感したら、地権者や住民はどう感ずるのか。

見える化って、誰が言っているのですか。
沿線住民を置き去りにして、観光振興のためなんて、許せません。
posted by こごし智子 at 00:03| Comment(0) | 議会報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする