2016年12月19日

画期的!閉会日もテレビ中継されました。

議会閉会日がテレビ中継されました。
たった、これだけのことですが、山梨県議会にとっては画期的なことです。

これまで議会閉会日はテレビ中継もインターネット中継もしなかったのです。
議会ホームページの中継録画も最終日分はないのです。
最終日は議案の討論、採決が行われ、議会としての「結果」という肝心のところを放映してこなかったのです。

初日は知事の所信表明があるためか放映されます。
(インターネット中継録画は知事の所信表明部分だけで、決算などの反対討論があっても録画されていません)
しかし、最終日は放映なし。
反対討論を放送したくないからでしょうか。??

私は何度も本会議最終日も中継すべきと申し入れてきました。
現在、検討中の議会基本条例の委員会でも発言しました。

毎度毎度「お金がかかるためできません」と回答されてきましたが、
今日の議会運営委員会ではあっさり、「今後は閉会日も中継します」と変更。

なにはともあれ、大きく前進です。

テレビ中継があるからか、私の反対討論と今回は賛成討論もありました。
賛成討論がなければ「小越さんばっかり登壇」になっちゃいますから。
しかも今回は2本反対討論しましたから。

反対討論したといっても、上程議案全部に反対しているのではありません。
補正予算と議員のボーナス増額に反対など、反対する部分についてのべているのです。
「共産党はなんでも反対している」と言われるのは心外です。
よーくよーく話をきいてほしいです。

「賛成多数で可決」となる場合は反対と賛成の討論双方がなければ
「反対討論してたのに何で賛成多数で可決になるの」ってなりますから。
議会として当たり前のことではありますが、反対討論と賛成討論があるのは前進。


しかし、
常任委員会の委員長報告は、これでは、やはりおかしい。
それは
議案の審議の経過と審議による議員の意見がないからだ。

議案の結果は報告される。
「配布のとおり可決されました。おもな審議の内容を報告します」と議案についての質問と答弁を報告しているのだ。
答弁は事業内容の説明なので
「これじゃ所信表明をまた聞いてると同じ。」

審議の経過がわからない。
私が反対したのに、だれも反対しなかったかのように
「可決」とういうことしか報告されない。

こういう質問と答弁があり、だから反対だという意見と
こういう質問とこういう答弁から賛成だという意見があり、多数をもって可決されました。

と報告しないと、常任委員会で反対意見があったかどうかわからない。

そしてその後、登壇して反対討論があると
「あれ?さっきの常任委員会報告では反対したなんて言ってなかったじゃないの??どういうこと??」つてことになる。

いや、
それだけでない。

「リニアの残土搬出について橋の耐荷補強についての質問があり、答弁では監視員をもうけ」と当局説明だけを報告しているではないか。
これではまるで私の質問が議案を賛成しているかのような報告になってしまう。

「補強工事完了せずに通行させるのは安全軽視だと反対の意見があり、残土処理はリニア建設の一番の課題であるとの意見があり、採決の結果賛成多数で可決されました」
と常任委員会報告がないと、審議の経過と結果がわからない。
常任委員会での「討論」の経過こそ必要なのに。

だから、委員長報告のあとの反対討論で「常任委員会同様反対します」
と、とっさに登壇して付け加えた。

まだまだ改善必要です。

「少数意見の尊重」
「反対意見も聞く耳をもってます」という議会の姿勢がとわれていると思います。
posted by こごし智子 at 23:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 議会報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月14日

「リニア」第一ですか。 耐荷補強工事完了していなくても「橋は渡れます」と答弁

リニアのためならなんでもやるのですか!

リニア残土搬出のための橋の耐荷補強工事が必要となり、
JR東海が工事費用の89%負担し、11%を県が出すという補正予算が出されました。
89%もJRが負担してくれるなんて「ラッキー」
ではないのです。
とんでもないことなのです。

14トンが現在の橋の耐荷。
残土搬出のトラックは20トンになる。だから耐荷補強工事が必要になるのです。
だったら全額JR東海負担でしょ。
リニア残土排出のためにやるのですから。

耐荷補強工事の補正予算は22橋分。
でもすでに1橋はJR東海が全額負担で補強工事に着手しているんです。
残土搬出したいから、「もう待っていられない」から10月から残土搬出しているんです。
つまり、
耐荷補強工事完了していなのに、橋を20トントラック通っているんです!。

私は
「この橋は県管理ではないか、工事完了していないのに、安全確保はどうするのか」と質問しました。
すると
「JRが橋に監視員を置いて1台ずつ通しています」というのです。
そんなことで県はいいのですか。安全確保はできるのですか。
さらに22橋も耐荷工事完了しなくても橋の両側に監視員を置いて、一台ずつ通しますと答弁しました。

なんということですか。
一日240台トラック通ると答弁したんですよ。
8時間通行すると、2分で1台ですよ。

工事完了は平成30年度末。
ということは2年半、耐荷工事完了せずに、20トントラックが橋を通るのですよ。

費用負担もひどいけれど残土搬出のためなら安全はどうでもいいのですか。
事故があったら県管理の橋、県が責任持てるのか。と問いただしました。
「県の管理でございます」と答弁しました。

すると自民党議員が
「橋が渡れないような答弁しちゃだめだよ。残土処理はリニアの一番の課題なんだよ。そのために必要なんだよ」
とまるでjR東海の言い分のよう。
すると部長が
「14トンの橋でも通れます。一台ずつ、耐荷データに基づいて渡れます」と答弁しました。

じゃあ、耐荷補強工事がなんで必要なのかってことになりますよ。矛盾してますよ。


この他にもリニアの騒音の県の基準について質問しました。
住宅地域はリニアから400m内は70㏈以下という基準です。

私はなぜ70㏈なのかと質問しましたが、「新幹線と同じです」をくりかえすばかり。
70㏈は「うるさい」レベルです。

リニアルートの住宅地は今は何㏈かと質問したら「わかりません。調査していません」というのです。
今がどのくらい静かで、リニアでどれほどうるさくなるのか。比較提示しないのか。

なぜ45とか50のレベルに設定しないのかと質問すると
「新幹線法なので」「この基準をこえたからといって、リニアを止めることはできません」とまで答弁しました。

とこまでも、県民よりもリニアを優先する気だ。
リニアのためなら県民のくらしも安全も環境も「あとは野となれ山となれ」なのか!!



posted by こごし智子 at 20:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 議会報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月25日

山梨県の議会基本条例には「反省」の文言が必要だと思います。

あきらかに後退です。
トーンダウンです。
議会基本条例が「骨抜き」になってしまいそうです。

前文にあれだけ「反省」の文言を入れたほうが良いと論議は大勢だったのに、
プッツンと「かかなくてよい」と最大会派が言い始めた。
私はしつこくも
「では委員長案に対して、検討委員会の中では反省の文言をいれるべきという、さまざまな意見があったことも意見聴取会の資料に入れてください」「議会の中にはこういう意見もあったんだと県民にしらせてほしいのてす。」と発言、提案した。
このままではあまりに情けないからだ。

私も、そして共に「反省」を入れるべきと主張する4人は何度も発言し、くいさがっている。
一方残る5人(自民党会派)は議長案に何の意見もなく、このままでよいと、条例案への意見書提出も自民党会派は誰もない。
反省を入れるべきと主張する私含めて4人が議長案に意見を表明している。

いろいろあるが、なかでも
議長の立候補について議長案では
「立候補制をとる場合には所信表明をする」とある。
これでは立候補制にしなければ、今までのように、会派間の根回しだけで、
「はからずも、みなさまにご推挙いただきまして議長に就任いたしました」となる。
これでは今までとなんにも変わらない。
だから「立候補制にし、所信表明をする」と明記しなければならないのだ。

私もそして、4人はこだわった。
そしたら議会事務局が
「小越議員は立候補制にねばならないと申しますが、そうしますと、付則や規定をもうけなければなりません。ねばならないという規定は条例にはなじまない」と「発言」したのだ。

私は
「じゃあ、付則をつくればいいじゃないですか」と言った。
議会事務局が立候補制を阻んでいるのか。それはなぜなんだ?
長野県議会では立候補して所信表明しているよ。

私は「議長、副議長は原則としてその任期を務める努力する」という発言もした。
議長たらいまわしはやめるべきという意味だ。

もうひとつどうしてもこだわっているのは議会改革やこの条例の見直しについて
「定期的に継続して、全議員の改革への意見と県民からの議会への意見を把握し、検証し、見直す」と発言した。
議長案は「必要と認めるべきときに見直す」となっている。
これでは誰がいつ、どうやって見直すのかまったくわからない。

議会改革は恒常化しているわけではない。
その時々の議長が「やりたい」とおもった時だけ、思ったことだけがとりあげられるかもしれない。
だから、定期的に、継続して議会改革に手がつかない。
ルーティン化して全議員が議会改革に敏感にならなくては変わらないのだ
これもまた「議会がその都度きめることだから、定期的に毎回見直すとか設ける必要はない」と自民党側が主張。
これじゃあ結局、見直すことも検証もなく、「休眠状態」になる。
滋賀県では「改選後のおおむね2年を経過するごとに、条例の施行の状況について検討を加え」と書かれている。

この基本条例は議会の憲法だといわれているが、議会事務局によると
「他の議会関係の条例より上になるものではありません」というのだ。
えっ??
基本条例の精神にそって、その趣旨に合わない条例は改廃するって意味じゃないの?
「いえ、議会関係の条例を変えるときには基本条例の趣旨をふまえるということです」と事務局が「説明」
????
それじゃあ、基本条例はどうい位置づけなの・・


次回に委員長が、今回の意見をまとめて委員長案を提示するというが、私含めて4人の意見は入るだろうか。

そもそも前文に「反省」を入れるか入れないかが基本条例制定の基本的スタンスが違うことを物語っている。
「私たち4人」は
このままの議会ではいけない。
あの流会の反省に立って、県民に開かれた議会を。
議会改革をつねに振り返らねばならない。
と思っている。

かたや自民党側は
「反省」することはない。
このままでよく頑張っている。
県民の声をとりいれてる。
基本条例でしばられるものではない。
と思っているのだろうか。

そう、あの流会の反省を感じてないともいえる。
基本条例つくろうというのはあの流会の反省からでてきた結論だったのではないか。
これではまた「県民不在」の閉ざされた県議会になってしまう。
「山梨らしい基本条例」など遠い話になってしまう。
富山県同様、全国から「見られている」山梨県の基本条例なのに。

なぜこんなにトーンダウンしてしまったのか。
残念でしかたない。
県民の意見聴取会で県民のみなさんに率直に意見をだしてもらいたい。



私はほかにもいろいろ議長案について意見を出しました。
・請願の審議は請願人や紹介議員の意見陳述を行い、丁寧に論議し、賛否を表明すること。
(今の請願審議は3秒。ひとこと誰かが継続と言って終わり。理由ものべないまま)
・少数意見に配慮し、多様な県民の意見を反映すること
(多数決が民主主義といいきるのはどうか。少数意見の尊重こそが民主主義だと思う)
・政務活動費はホームページに領収書公開、後払い制として透明性の確保に努める
(政務活動費に対して全国で問題が起きている。条例でこのくらいまで書かないと県民は不安ではないか)
・議員で構成する広聴広報会議をつくり、議会だよりの作成や議会だよりには議案の賛否を公表する。
・議会モニター、議長への手紙、休日、夜間議会、出張議会
・本会議での全日程の放映
(現在は最終日の議案の討論や採決は放映も録画もなし)
などなどこの他にも、意見をかなりだしました。
posted by こごし智子 at 00:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 議会報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月21日

議会基本条例の公聴会は 12月16日(金) 午前10時から ぜひ傍聴してください。

公聴会は12月16日、金曜日の10時からです。
たくさんのご参加を呼びかけます。

公述できるのは。各県議がそれぞれひとり公述人を推薦して、5分間意見を述べてもらいます。
検討委員会は公述人の意見をききます。
委員から公述人に質問はしません。
なので、「意見聴取会」というそうです。

傍聴者にはアンケートをおねがいします。
公聴会の率直な感想を書いてもらいます。

公聴会の意見も取り入れて条例の審議がすすみます。

今日の検討委員会では条例の精神である、前文について議長案が提示され、論議しました。

私はやはり流会の責任と反省を入れるべきと発言を繰り返しました。
議長案は
「これまで、さまざまな改革に取り組んできた。
 改めて議会の果たす役割を各議員が認識し」
とあります。

これでは、「いままで十分に取り組んできたから、これからも頑張りますと」いうことになる。
いや違う。まったく逆だろう。
「これまで議会改革に取り組んでこなかったから、流会のような事態になった。
この事態を真摯にうけとめ、反省し、県民に開かれた議会を」とした方がいいと発言したら

「そう言ってしまったら、これまで取り組んできたことを全部否定してしまう」と反論された。

うーむ。まあそういうことも言えるかもしれないけれど、やっぱり「反省」がないと県民に決意が伝わらない。と発言。

他の議員からも
「取り組んできたのに、なんであんなことになったのか。この文章では話がつながらない。
議会改革に取り組んできたというのに。あんなことになったことこそもっと責任がおもい」と
真剣な発言。

だんだん他の委員からも
「議会と住民のあいだに乖離がある」
「あの流会があったから、この条例があるのであって反省を取り入れるべき」となり、
これはそれなりに進むかと思いきや、暫時休憩後に出された再検討後の議長案は

「その一方で、県民の期待に十分に応えられていないなどの声もあることから」と曖昧で、責任も反省も感じられない。
流会のこともわからない。

私は
「たとえば県民の期待に反する事態をまねいた反省に立ち」と書いたらどうかと発言。
しつこいけど、やはり少なくとも「反省」の文言はあったほうがいいと思うので。

でもどういうわけか他の委員から「委員長に一任」なんてことになっちゃって。
ああん。もう。

でも公聴会で県民のみなさんから率直に意見だしてもらい、その意見を取り入れることが確約された。

県民のみなさんの率直な声をだしていただきたい。
なんでもいってほしい。
流会の反省から出発すべきと私は思うのですが、いかがですか?

20161122山.JPG
posted by こごし智子 at 23:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 議会報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月17日

画期的です! 議会基本条例制定に向けて県民のみなさんからの「公聴会」実施へ 

画期的な「歴史的」なことです。
議会基本条例案検討委員会は基本条例の公聴会を行うことを決めました。

「とにかく、なんでも県民のみなさんから意見を聞く姿勢が大事だ」と主張してきた私はとてもうれしいです。
「県民にひらかれた県議会」が基本条例の第一だからと思うからです。

本来は県内4圏域でタウンミーティングのように誰でも参加できる「意見交換会」がよいと主張しました。
これが一番、公平で民主的だと思うからです。

でも公聴会をやるということは、この山梨県議会としてこれまででは考えられないくらい「歴史的な」ことなのです。(と私は思う)
条例を作るということは先進県をまねたりすればすぐできるだろう。
でもそれでは魂が入らない。
条例制定の経過、プロセスが大事だ。
他県では2年もかけてつくったのに、山梨県は3か月っていうのはあまりに「突貫工事」だとおもう。

基本条例を貫くのは
県民参加と県民にひらかれた議会
徹底した情報公開
真摯な積極的な論議
(と私は思う)

「県議会は何をやっているんだ」と多くの方が思っているだろう。
とりわけ、基本条例の背景にあるのは2月議会の流会。
このことにふれずに基本条例制定はありえない。

基本条例の精神、魂を表す、「前文」に流会の経過と議会の責任、反省と教訓を書き
「二度とあやまちはくりかえさない」と決意を書くべきだと思う。
日本国憲法も「前文」に戦争の反省から出発している。

流会という議会としてもっともやってはならない、恥ずべき事態を深く反省して、議員としての自覚と責務をうたったらどうかと思う。
それが県民への真摯な姿勢だと思う。
(検討委員会の中ではちょっと、そこまで書くの?という空気ですが)

あの富山県議会も議会基本条例をつくろうと石川県や福井県に視察に行ってるそうだ。
不名誉な議会となってしまったふたつの県議会。
富山県に負けないくらいの基本条例にしたい。

県民とともに歩む県議会ってのがいいなあと
私の「前文」提案に描いたけれど、ボツかなあ。



県議会や県議会議員への県民の思いも変化している。
「県民の代表として選ばれたのだから」と「議員に任せろ」という時代ではない。
住民投票をはじめ、議会に住民の声をどう反映させるのか。
議会と住民の思いが乖離している実態もある。

重要な案件は住民の声を聞く、公聴会などの仕組みも必要だと思う。
政務活動費の領収書のホームぺージでの公開やすべての議会日程の放映(採決のある最終日は放送されていない)も必要だと思う。

大きい会派の意見だけでなく、少数意見に配慮することも必要だ。
「多数決が民主主義だ」とよく大きい会派に言われてきた。
少数意見の尊重こそ民主主義の根幹だと思う。
さまざまな意見があるのが議会だということ。
少数意見に配慮する姿勢こそ基本条例だとおもう。

条例を作ったら終わりではなく、常にフィードバック、検証するシステムも必要だと思う。
いつもいつも、謙虚に議会に向き合う姿勢でありたい。

検討委員会は自由に発言できる雰囲気で、これぞ議会論議だと思う。
ヤジもないし、大きい声で発言を遮ることもないし、みんな真剣な論議だし、自分の意見をしっかり発言している委員会審議は気持ちいいくらいだ。
こういう真摯な謙虚な、自由な議論が県議会に貫かれたらと思う。

「基本条例を制定したい」と全議員が思っているだろうし、私もぜひ制定しなければと思う。
「県議会は何をしているんだ」とまた県民からの信頼を失ってしまう。
主張すべきことは主張しつつ、どうやったらいいものができるか、それぞれの意見を尊重しつつ議論をふかめられたらいいなあと思う。

20161118アオサギ.JPG
posted by こごし智子 at 23:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 議会報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする