2017年02月17日

「100万人なし、リンケージ人口なし、貧困なし、非正規なし」知事の所信表明

何か違う。
何かしっくりこない。

知事の所信表明を聞きながら、「うーむ」とうなっていた。
何かが違う。

はっと思った。そうだと思った。
「貧困」という文言が一回もなかったのだ。
「非正規」もない。

その一方で
「リニアが本県がさらに飛躍していくための最大の切り札」
「アジア諸国などが経済発展を続け、市場としての存在感を高めている今  世界に通用する産業を有する大きな好機」
さらには
「世界の中でひときわ輝く山梨を創りあげて参りたい」

ええっ?
山梨県民のくらしのことはどうするの?
世界の中で輝く前に、くらしを輝かせてほしいよ。

リニア、リニア、リニア
リニアがなければ、山梨はどうなの??
リニアに頼みすぎる。
10年後にリニアが開通している保障はまだありません。
1時間に上下それぞれ1本しか止らないリニア。
東京、名古屋、大阪を結ぶことが目的のリニア。
山梨の経済効果はまったく不透明。

それよりもリニアによる、騒音や日照権や、移転や、地域の分断やそういうことはまったくふれない。
県民の暮らしよりもリニアなのか。

くらしの厳しさ。
将来への不安。
知事は何も語らなかった。

まるで「山梨」という会社の年度方針を聞いているようだった。


去年まで何回も聞いた
「100万人構想」「リンケージ人口」もなかった。



posted by こごし智子 at 23:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 議会報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月19日

議会基本条例素案に私は反対しました。  県民の意見何一つ入れず、県民不在、県民排除の条例素案だからです。

「コゴシセンセイ、勝負の赤ですか」と聞かれ
「怒りの赤です」と答えました。
「どうせ、なにも変わってないよ。でもいうべきことはちゃんと言えばいいよ。淡々とやればいいんだよ」と言われていたのですが、やっぱり、どうにも怒りがおさまりませんでした。

議会基本条例素案。
私は検討委員会の一人ですが、素案にはっきりと反対しました。

県民からの意見聴取会でもっとも出された
流会の反省も
政務活動費の透明化も
請願人の陳述も
県民に開かれた議会の具体化も
何も、何も、何も反映されていない。

紅白歌合戦の結末のように、
圧倒的県民の声よりも議会の「センセイ」の声で、決まるのか。

委員会でなぜこれらの意見をとり入れなかったのかと質問したが、
委員長ははっきり答えない。はぐらかす。
かわりに突然、委員長から出されたいわゆる「反問権」の条項削除。

「反問権についてふさわしくないと多数意見が出された」からと。
これまで12回も委員会やってきてこの条項には一回も論議ありませんでしたよ。
しかも削除の理由として議会事務局の説明は
「現在、知事と良好な関係なので必要ない」というのです。

知事と議会は仲良しだから?
何を言っているのですか!!
知事と議会は緊張関係をもって、議会は知事を監視し、チェックする機関ですよ。
二元代表制ですよ。
議会事務局が何を言っているのですか

意見聴取会で出された意見をまった反映させず、突如の提案を押し通す。
県民の声を聞こうなどまったくない。
県民不在ではなく、県民排除だ。

条例の見直しの条項は若干変わった。
「見直しは議員の意見や社会情勢の変化」から「議員の意見」を削除した。
私が、また県民意見聴取会でも指摘された他県では当然の
「県民の意見を聞いて」はやはり削除されたままだった。

この条項の「県民の声」削除をめぐるやりとりに条例への姿勢が出る。
「条例の見直しをするかどうかは議会が決めればよいことで県民の声が高まっても関係ない」と委員長は考えているからだ。
県民にひらかれた議会も、県民の声を受け止める議会も、県民とともに歩む議会もなにもない。
「議員にまかせておけ。県民の声は必要なし」という姿勢なのだ。

私は反対理由に
県民の声が反映されていないこと。
意見聴取会はアリバイ的だったのか。
そして
この条例の底流にあった「県民に開かれた議会」がまったく姿を消してしまったことをあげた。

一番最初に出された議長案には「県民に開かれた議会をつくる」「もう流会はさせない」という希望をわたしなりに感じた。
それがどんどん排除されていった。

時代は「県民と議会がともに歩む」が主流である。
「選挙で選ばれた議員だから、議員にまかせておくのがいい」なんて、いまどこの議会にありますか!

検討委員のひとりとして責任を感ずる。
こんな10年も20年も時代が逆戻りしている条例素案になってしまった。
県民の声を入れることがなにひとつできなかった。
県民の信頼をまたなくす。
議会は何も反省していない。
県民と議会との認識がこれほど違うことだけはより鮮明になったけれど。
どうかパブコメて賢明な意見が多数寄せられて、大幅修正することを祈りたい。



議員全員協議会でパブコメにかける前に委員長報告があった。
委員長は「最大公約数でまとめました」と報告した。
素案に反対した委員がいたことなど一言も触れない。

だから私は挙手した
検討委員会で反対したと。
すると自民党議員が
「検討委員のメンバーが発言していいのかよ。委員会の総意だろうが」と大きな声が発言した。

委員会の総意として、議会の総意としてこの素案を了承したなんて、県民に伝えてほしいくない。
県民の声を排除した条例素案をみんなが認めたなんてことになったら、県民に申し訳がない。
だから私は反対していると言わねばならないのだ。

委員長が反対意見があったことをどうして報告しないのだ。
さらに配布された県民聴取会の意見一覧の資料には「議長たらいまわしを防ぐ」意見が未記載のまま
当日のアンケート結果も公開されない。
議会事務局に問いただしたけれど返事はなかった。


昨日の山梨日日新聞の投書に「議会基本条例には議会流会反省の決意を」とあった。
県民の声届かず。
県民の直訴の声棄却。

落ち込んでいるけれと、
たくさんの方から励ましもいただきました。
県民は議会を見ています。
県民は開かれた議会を望んでいます。
このままではなにも変わらないと思っています。
このまま「議会のことは議会で決める。県民の意見は必要ない」なんて考え方がこれから長く続くことはあり得ません。
議会は県民の意識の違いがより鮮明になったからこそ、市民はさらに強くなります。
私も泣いている場合ではありませんから。



posted by こごし智子 at 10:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 議会報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月12日

県民の声を聞き入れない 議会基本条例   山梨県議会の信用はさらに失われる

これじゃ、何のための意見聴取会だったのですか!
県民の声を反映しようとこれっぽっちもないのですか!
山梨県議会はますます県民からの信用なくします。

今日の議会基本条例検討委員会。
先日の意見聴取会の意見をどう反映させるかの議論だと思い、
県民からの意見がこれほど出された議会流会の反省を前文に入れるべきと発言した。

すると委員長は
「その意見はすでにこの委員会でも聞いていますから」
ちょっと待ってくださいよ。
県民からの意見を聞いて取り入れないのですか。
マスコミもいっせいに「流会言及もとめる意見相次ぐ」ですよ
この検討委員会でも、さらに県民からも出されているのに「これで決まり」みたいな扱いはないでしょ!
すると委員長は
「参考にします」

「参考にします」の繰り返し。
政務活動費のインターネットでの公開も
請願の請願人の陳述も
条例の見直しの条文に「県民の声を聞いて」を入れるべきも
みーんなみーんな
「参考します」だけ。

請願の陳述では
「それはできません」と委員長
どうしてですか?他の議会で請願人陳述してますよ。
そうしたら委員長はなんと
「請願は江戸時代の直訴みたいなものです。採択か反対か継続かだけです。陳述などできません」というのですよ。

直訴?!
請願権って知らないのですか!
「請願は県民からの政策提案とうけとめ」って条文に書いてあるのに、直訴だから採用か退けるかだけ!!
山梨県議会は何時代ですか

条例の見直しに「県民の声を聞いて」という文言を中間報告案では削除してしまった。
私は県民の声を削除したのはなぜかと聞いたら
「議会がきめることですから、県民の声は関係ありません」と言い放った委員長。
意見聴取会でも「県民の声は他県の条例では必ずというほど入ってる」と出されたのに
「参考にします」だけ。

そもそも流会の経過や反省を書かないのは
「議会できめることだから、県民の声など必要ない」という姿勢だからだろう。
「県民にひらかれた議会」の文言がつぎづき削除されてきた。
委員会審議でどんどん悪くなってきた。
そして県民の声を聞こうともしない。

県民不在の流会
政務活動費で海外旅行行っても平気な県議会。
選挙で選ばれたから議会のことは議員に任せるのが当然だ。
県民の声など聴く必要はない。

時代錯誤も甚だしい。
何十年前の話?
これじゃあ、流会についで、さらにますます県議会は信用失いますよ。
全国に恥ずかしいですよ。


18日に素案を決定したいと委員長が言った。
私は
「県民の声や私の提案も「参考にして」いいものが提案されると期待しますが、県民の声が反映されない場合は私は反対します。」と布告した。

怒りがおさまらない。
ひどい。
これじゃあなんのための議会基本条例なんだ。
悲しいことだ。
山梨県議会はちっとも反省せず、
これまでよりもさらに県民に閉ざされた議会になるのか。


もうひとつ
議会事務局がまとめた意見聴取会の意見一覧に
「議長のたらいまわしを防ぐため議長は任期を務める」という県民からの意見が記載されていなかった。
なぜだ?
私は質問したが、「確認しています」だけ。
だって陳述した人は発言要旨の紙を事務局に提出しているんですよ。
その要旨を配布しないのはなぜですか。
意図的に削除したのですか。
私のメモにはちゃんと第4条についてとありますよ。

議会事務局への不信がまた募る。
議会事務局は独立した組織になるべきだと心底思った。
posted by こごし智子 at 19:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 議会報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月19日

画期的!閉会日もテレビ中継されました。

議会閉会日がテレビ中継されました。
たった、これだけのことですが、山梨県議会にとっては画期的なことです。

これまで議会閉会日はテレビ中継もインターネット中継もしなかったのです。
議会ホームページの中継録画も最終日分はないのです。
最終日は議案の討論、採決が行われ、議会としての「結果」という肝心のところを放映してこなかったのです。

初日は知事の所信表明があるためか放映されます。
(インターネット中継録画は知事の所信表明部分だけで、決算などの反対討論があっても録画されていません)
しかし、最終日は放映なし。
反対討論を放送したくないからでしょうか。??

私は何度も本会議最終日も中継すべきと申し入れてきました。
現在、検討中の議会基本条例の委員会でも発言しました。

毎度毎度「お金がかかるためできません」と回答されてきましたが、
今日の議会運営委員会ではあっさり、「今後は閉会日も中継します」と変更。

なにはともあれ、大きく前進です。

テレビ中継があるからか、私の反対討論と今回は賛成討論もありました。
賛成討論がなければ「小越さんばっかり登壇」になっちゃいますから。
しかも今回は2本反対討論しましたから。

反対討論したといっても、上程議案全部に反対しているのではありません。
補正予算と議員のボーナス増額に反対など、反対する部分についてのべているのです。
「共産党はなんでも反対している」と言われるのは心外です。
よーくよーく話をきいてほしいです。

「賛成多数で可決」となる場合は反対と賛成の討論双方がなければ
「反対討論してたのに何で賛成多数で可決になるの」ってなりますから。
議会として当たり前のことではありますが、反対討論と賛成討論があるのは前進。


しかし、
常任委員会の委員長報告は、これでは、やはりおかしい。
それは
議案の審議の経過と審議による議員の意見がないからだ。

議案の結果は報告される。
「配布のとおり可決されました。おもな審議の内容を報告します」と議案についての質問と答弁を報告しているのだ。
答弁は事業内容の説明なので
「これじゃ所信表明をまた聞いてると同じ。」

審議の経過がわからない。
私が反対したのに、だれも反対しなかったかのように
「可決」とういうことしか報告されない。

こういう質問と答弁があり、だから反対だという意見と
こういう質問とこういう答弁から賛成だという意見があり、多数をもって可決されました。

と報告しないと、常任委員会で反対意見があったかどうかわからない。

そしてその後、登壇して反対討論があると
「あれ?さっきの常任委員会報告では反対したなんて言ってなかったじゃないの??どういうこと??」つてことになる。

いや、
それだけでない。

「リニアの残土搬出について橋の耐荷補強についての質問があり、答弁では監視員をもうけ」と当局説明だけを報告しているではないか。
これではまるで私の質問が議案を賛成しているかのような報告になってしまう。

「補強工事完了せずに通行させるのは安全軽視だと反対の意見があり、残土処理はリニア建設の一番の課題であるとの意見があり、採決の結果賛成多数で可決されました」
と常任委員会報告がないと、審議の経過と結果がわからない。
常任委員会での「討論」の経過こそ必要なのに。

だから、委員長報告のあとの反対討論で「常任委員会同様反対します」
と、とっさに登壇して付け加えた。

まだまだ改善必要です。

「少数意見の尊重」
「反対意見も聞く耳をもってます」という議会の姿勢がとわれていると思います。
posted by こごし智子 at 23:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 議会報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月14日

「リニア」第一ですか。 耐荷補強工事完了していなくても「橋は渡れます」と答弁

リニアのためならなんでもやるのですか!

リニア残土搬出のための橋の耐荷補強工事が必要となり、
JR東海が工事費用の89%負担し、11%を県が出すという補正予算が出されました。
89%もJRが負担してくれるなんて「ラッキー」
ではないのです。
とんでもないことなのです。

14トンが現在の橋の耐荷。
残土搬出のトラックは20トンになる。だから耐荷補強工事が必要になるのです。
だったら全額JR東海負担でしょ。
リニア残土排出のためにやるのですから。

耐荷補強工事の補正予算は22橋分。
でもすでに1橋はJR東海が全額負担で補強工事に着手しているんです。
残土搬出したいから、「もう待っていられない」から10月から残土搬出しているんです。
つまり、
耐荷補強工事完了していなのに、橋を20トントラック通っているんです!。

私は
「この橋は県管理ではないか、工事完了していないのに、安全確保はどうするのか」と質問しました。
すると
「JRが橋に監視員を置いて1台ずつ通しています」というのです。
そんなことで県はいいのですか。安全確保はできるのですか。
さらに22橋も耐荷工事完了しなくても橋の両側に監視員を置いて、一台ずつ通しますと答弁しました。

なんということですか。
一日240台トラック通ると答弁したんですよ。
8時間通行すると、2分で1台ですよ。

工事完了は平成30年度末。
ということは2年半、耐荷工事完了せずに、20トントラックが橋を通るのですよ。

費用負担もひどいけれど残土搬出のためなら安全はどうでもいいのですか。
事故があったら県管理の橋、県が責任持てるのか。と問いただしました。
「県の管理でございます」と答弁しました。

すると自民党議員が
「橋が渡れないような答弁しちゃだめだよ。残土処理はリニアの一番の課題なんだよ。そのために必要なんだよ」
とまるでjR東海の言い分のよう。
すると部長が
「14トンの橋でも通れます。一台ずつ、耐荷データに基づいて渡れます」と答弁しました。

じゃあ、耐荷補強工事がなんで必要なのかってことになりますよ。矛盾してますよ。


この他にもリニアの騒音の県の基準について質問しました。
住宅地域はリニアから400m内は70㏈以下という基準です。

私はなぜ70㏈なのかと質問しましたが、「新幹線と同じです」をくりかえすばかり。
70㏈は「うるさい」レベルです。

リニアルートの住宅地は今は何㏈かと質問したら「わかりません。調査していません」というのです。
今がどのくらい静かで、リニアでどれほどうるさくなるのか。比較提示しないのか。

なぜ45とか50のレベルに設定しないのかと質問すると
「新幹線法なので」「この基準をこえたからといって、リニアを止めることはできません」とまで答弁しました。

とこまでも、県民よりもリニアを優先する気だ。
リニアのためなら県民のくらしも安全も環境も「あとは野となれ山となれ」なのか!!



posted by こごし智子 at 20:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 議会報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする