2017年07月05日

やっぱり。ひどい。山梨県は防音フードをつけてとJR東海に要請していません。

総務常任委員会報告 その2

リニアに防音フード設置をと県はJR東海に要請していなかったのです!
やっぱりというか、そうだとは思ってはいたけれど、
あらためて、県の姿勢は住民の立場に立っていないと思った。

2月議会で私は
「県はリニアの見える化を進めるのか、それとも騒音対策なのか」と迫った。
当時のリニア局長は「騒音対策を要請していきます」と答弁した。

住宅地なのに、防音フードを設置しない予定となっている、甲府市中道地域や富士川町の地域の住民がJR東海や山梨県に防音フードの設置をと要請している。署名も添えられている。
私はJR東海に何回要請したのか。JR東海とはどういう意見交換をしているのかと質した。

「生活環境の保全について協議しています」と答弁。
質問していることに答えていない。

生活環境の保全なら、防音フードをつけなきゃ保全されないでしょ。
防音フードつけないと環境基準の70㏈を超えるとJR東海も言っているんですよ。
再度質問するが、まったく同じ答弁をリピート。

環境影響評価書には
自治体から「リニアが見えるように」してほしいという要望があるから防音フードをつけないといっているのだ。
この自治体って山梨県のことでしょ。

中道地域は4キロにもわたってフードなし。
リニアは甲府の駅には一時間に上下1本ずつしか止まらないけれどリニアは6分ごとに通過すると言われている。
朝から深夜まで70㏈の騒音が6分おきに通過するのだ。
生活環境の保全ができるわけがない。

結論的には「県としてJR東海に防音フードをつけてと要請していない」とはっきり認めた。

さらに
観光目的で「リニアが見たい」という要望もあり「リニアが見える丘」などもすでにありますし。
とも言っていた。

リニアが見たいと来る人はそこに住んでる人がこんな騒音に悩まされていることを知ったら
「わあ、リニアだ」と喜ぶだけだろうか。

なんでもかんでも「観光だ、観光だ」ですまされるのか。
住民の暮らしにかかわる声に耳を閉ざして、「暗い」部分をかくして、
「観光客のみなさまどうぞこちらへ」でよいのか。

怒る。
posted by こごし智子 at 00:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 議会報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月04日

ヴァンフォーレ甲府の中銀スタジアム使用料は入場者数に関係なく97200円なのです。

総務常任委員会報告その1

後藤知事と与党がすすめる総合球技場、つまりスタジアムについて質問しました。
建設費用も、ランニングコストも説明せず、ただただ建設ありきのスタジアム。

現在の中銀スタジアムのヴァンフォーレ甲府の試合の収入と支出についてスタジアムも含めての小瀬スポーツ公園の指定管理者にきいておきました。

収入と支出の差は年間31万円のプラス。
収支が均衡しているから大丈夫かと思ったら大間違い。ここに人件費もスタジアムの管理費も含まれていません。

ふと思ったのが収入が260万円。少ないなあ。
それもそのはず、施設使用料は入場数に関係なく97200円なのです。
ヴァンフォーレ甲府の経営が不振になった平成13年に主要株主のひとつである山梨県が施設料を減免するとしたからです。
中銀スタジアムの利用はブロスポーツの場合は入場売り上げの5%が利用料。設備使用料金も2倍となっているのをアマチュアスポーツ料金で払っているのです。

中銀スタジアムの収入は施設使用料などで1500万円。ネーミングライツで2000万円。3500万円しかないのです。
他県のスタジアムの管理費は1億5千万円くらいかかっています。収入は1億円前後。
だから5000万円くらいが赤字だとスタジアム建設の検討報告書でもかかれています。

でも中銀スタジアムは3500万円しか収入がないから、すでに1億円以上も赤字ってことになります。

今後も新スタジアムになっても減免するのかと質問しました。

ヴァンフォーレの経営状況をみてと答弁していました。

このまま減免を続けていくとしてもプロ料金を取っていくとしても、1億6000万円の施設管理費は到底まかなえません。
それなのに、二つ目のスタジアムを作るのですか?

本会議の自民党の
「八ヶ岳スケートセンターの存続を」「50メートル屋内プールの建設を」の質問には

「利用予測、財政支出を検討して」と答弁してたのに、
どうしてスタジアムの建設は建設費用もランニングコストも提示しないで「とにかく建設します」となるのかと質問した。

「費用については建設地が決まったら、その都度お知らせします」と答弁。

そんなめちゃくちゃな理屈が通るのか!
こんな無謀な財政支出があるのか。
公共施設建設で利用予測、収支予測なしに建設するなんてありえませんよ。





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2017年06月28日

議会基本条例逐条解説検討委員会開かれる。

議会基本条例の逐条解説検討委員会の第2回目がようやく開かれた。

前回要望した、「基本条例検討委員会の議事録」が数日前に送付されてきたので、その会議録と自分の記憶とノートを頭の中で整理して臨んだ。

会議録と言っても「要旨」もあれば、発言録もあって、全部ではない。
基本条例検討委員会委員長が私に言い放った「請願は江戸時代の直訴と同じですから」は二回とも見事に会議録に掲載されていなかった。
だから私の激しい反論も掲載されていない。
意図したものなのか、会議録から抜けていたのかは不明。

逐条解説検討委員会委員長から
逐条解説なので条文ごとに趣旨と解説を検討するということと
論点整理として2点が提案された。

議会の流会を書くか書かないかで論議があった前文のこと。
議会改革を定期的に、2年に1回という検討委員会案が会派代表者が参加する議会改革検討協議会で「必要に応じて」と後退してしまったこと。
この2点については経過を書いた方がいいかどうかと提案された。

私はもちろん、経過を書くべきだと発言した。
さらに
常任委員会の日程をずらしての開催や傍聴者への資料配布などは逐条解説で検討をという意見があったことを発言。
政務活動費や請願人の陳述などについても逐条解説の趣旨や解説のなかで、書き込むことを要望した。

すると自民党の議員が
「基本条例検討委員会で逐条解説で書いてとその時の委員が言っていたから逐条解説に書くというものではない」と発言。

私は
「全部経過をかけと言っているのではない。逐条解説は条文の趣旨について書くものだから、含んでかいてほしい」と反論した。
「逐条解説で書けばいい」と言っていたのは自民党の議員なのですよ。

基本条例検討委員会であれだけ、論議になった情報公開や県民参加の方向を逐条解説に含んで書いておくべきだと思う。
規則や要綱とは違って、条例の魂というか考え方を書くのが逐条解説だと思う。
またまた、戦いは続く。
posted by こごし智子 at 23:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 議会報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月22日

議長選に立候補するにあたって所信表明をしました。

県議会議長選挙に立候補し、所信表明しました。
議会基本条例制定にうたわれた、「議長選にあたっての意欲あるものは所信を述べるものとする」にそった所信表明会です。

私も所信表明とどけを出し、もうひとり最大会派の議員と二人でした。


残念ながら、この所信表明会は議事録もなく、テレビ中継もなかったのです。
マスコミいっぱいでしたが、傍聴者4人。
もっとたくさんの県民の方に所信表明きいてほしかったです。

相手の議員は議会改革について具体的なことはまったくありませんでした。
中部横断道とかリニアとかオリンピックとか話していました。
議長選挙の所信表明会なのに、知事選のような話でしたけど。

結果は最大会派の候補が28票
無効が5票。
私にも2票入りました。

共産党は私だけ。
私以外にひとり賛同してくれた方がいることがうれしかったです。

議長にはなれませんでしたが、議会改革をこれからも提案していきます。

私の所信表明を以下掲載します。

議長選にあたり、私こごし智子の所信表明を行います。 

昨年2月県議会の流会は山梨県政の歴史に残る汚点となりました。その後就任された鈴木議長は議会改革に努力され、議会基本条例が制定され、少数会派の会派代表者会議の出席も復活されました。鈴木議長には任期いっぱい議長を務めていただきたかったと思います。ですから今回の議長辞職は大変残念です。議長は任期を務めあげるのが当然であり、1年もたたずに、任期途中の辞職は「議長たらしまわしか」と再び県民の批判をまねきかねません。私は議長のたらいまわしはいたしません。県民にひらかれ、公平公正な全国一の県議会と言われるよう皆さんと力をあわせ議会改革を提案してまいります。

県議会は県民の負託を受けて、論議をする場です。年齢や当選回数、会派に関係なく、すべての議員が対等です。知事はじめ行政を監視し、県民の福祉と暮らしを向上させるために施策を提案するのが議員の役割です。私は謙虚に真摯に県民の声に耳を傾け、県民の声が県政に県議会に反映する運営を目指します。

県民とともに歩む議会をつくるために全力で取り組む決意を申し述べます。


私は第一に議会改革に取り組みます。 議会基本条例にある「より開かれた議会活動の推進とたゆみない議会改革への決意」に沿い、すべての議員のみなさんから議会改革についてのアンケートを実施し、また県民から県議会への意見をふまえ、順次、改善をすすめていきます。

 また次のような改革を提案し検討していきます。政務活動費については領収書をすべて県議会ホームページで公開すること。生計同一者への支払いについて見直しし、政務活動費は原則後払い制度にすること。海外視察については任期中90万円の海外視察制度は廃止すること。議員報酬を削減すること。また政務活動費についても削減を検討することです。


 次に議会運営についての基本的考え方を述べます。議会基本条例第5条にある「議会は言論の府として、個々の議員の発言の尊重と議員相互の活発な議論喚起による議会の活性化に努める」という立場を貫きます。

具体的には 第1に公正公平な議会運営に努めます。すべての会派が参加し、すべての会派が自由に発言できる会派代表者会議、議会改革検討協議会にしていきます。現在、少数会派は出席はできても、発言には、ひとりでも反対の委員がいると少数会派は意見が述べられないという制約があります。これを改めます。議会に関すること議会運営は多数決ではなく、すべての会派の合意のもとにすすめていきます。すべての議員の対等平等の発言を保障していきます。


 第2に県民に開かれ、県民の声を反映し、県民とともにあゆむ議会をめざし基本条例の「県民参加の推進」「情報公開」の立場に立ち次のような提案をします。

会派代表者会議をはじめ、この所信表明会を含めて、すべての会議の発言録をつくり、公開すること。常任委員会の傍聴席を増やすこと。傍聴者への審議資料の配布。県議会モニター制度や、議長への手紙、傍聴者へのアンケートなど、県議会への県民の声を集め、活かすこと。議長と語る会を毎月開催し、誰でも議長と山梨県議会について意見交換できる場を持つこと。女性議会、こども議会、高校生議会などの開催。傍聴しやすいように休日の議会開会も検討すること。議会への請願については請願者に対して原則として意見陳述を求め、請願審査に活かすことを議員のみなさんに提案してまいります。

また、現在出されている、県議選の区割り変更、定数見直しの議長案についてはいったん撤回し、専門家や関係自治体の意見をききながら時間をかけて慎重に検討し直すようにしたいと思います。


3に知事、当局との緊張関係のある議会をつくっていきます。「知事の執行権に対する監視を行う機関としての責務を果たす」ため、次のことを提案します。当局との意見交換会なる懇親会を撤廃すること。緊張感をもった議場論戦となるよう議員が事前に当局提出するのは質問骨子のみとすること。本会議での質問にあたっての質問議員への県職員の担当制を廃止すること。決算委員会総括審査には知事の出席を求め、県政全般、横断的な決算審議とすること。予算委員会、決算委員会とも事業内容の説明や金額についての質問だけではなく、県政全般、知事の県政運営についても質せるように改善をはかること。などを提案していきます。

尚、本会議で知事に答弁を求めているにも関わらず、知事ではなく、部長が答弁している場合が少なくありません。議長として知事に答弁するよう促します


 第4に活発な議会審議に向け、次のような改革を提案します。

他会派の関連質問を復活させること。常任委員会は開催日をずらして議員や県民の傍聴がよりしやすくできるようにすること。閉会中も常任委員会を積極的に開催し、継続審査案件を論議すること。年間40分の質問時間を改め、一人の議員が毎議会少なくとも20分は質問できるように改善すること。議案の討論について現在は上程された議案全部に対してまとめて5分間の討論時間であり、賛成と反対がある場合には大変わかりにくいものになっています。議案討論は一括ではなく、議案ごとに一本ずつとするか討論5分の時間制限を撤廃してわかりやすくしていくことを提案します。


私は議会流会の反省にたち、各会派、個々の議員のご意見に真摯に耳を傾け、常に公正・公平な立場で少数意見も尊重し、議論の過程を公開しながら、議会制民主主義の本旨にのっとり、民主的な議会運営を進めます。執行機関と対等な関係に基づくリーダーシップを発揮してまいります。県民に信頼される議会づくりへ、県民とあゆむ県議会となるよう議会改革を前進させる決意です。みなさんのご賛同をお願いし、私の所信表明とさせていただきます。ありがとうございました。



posted by こごし智子 at 17:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 議会報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月09日

自民党議員と意見が一致! スタジアム建設の是非から検討しなおせ

びっくりです。
私の発言の後、自民党の議員が同じく、スタジアムの建設については建設するかどうかからやり直せと発言したのです。

えっ?
だって、自民党は推進も推進。早く作れ作れって言ってた。
議会で「建設の是非から検討しなおすべき」と言っていたのは私だけだったのに、
あれー。いつから自民党は方針転換?
後藤知事の提案をちゃぶ台返し。

でも、他の自民党議員は「スタジアムはリニア駅前の整備しかない」と力説していた。
どうなってるんだ??


「知事が作ると言ったから、とにかく建設します。スタジアム」と、
建設費用も利用予測も、ランニングコストも何も提示せず、候補地をふたつに絞り込んで、
どちらがいいか。
住民説明会の結果も含めての進捗状況の当局説明会。

私は
住民説明会で稼働率や集客力、イベントを期待しているとあるが、
稼働率は?
Jリーグの試合は中銀スタジアムでも年間18日。
大きなイベントは他県のスタジアムでも年に1回か、5年に1回というところも。
駐車場を2000台も用意するとなれば、
リニア駅前の年間のほとんどが「がらんどう」になる。
リニアは最大1000人。2万人のスタジアムをリニアでいっぱいするには何時間かかるのか?
リニアは一時間に上下1本ずつしか止らない。

さらに
今ある、今Jリーグで使っている中銀スタジアムはどうなるのか。
中銀スタジアムともう一つのスタジアム、2つも維持管理費を県が負担できるのか。
中銀スタジアムは陸上競技状でもあり、廃止するわけにはいかない。
今年も更新のために3億かけている。

そして
説明をきけば、リニア駅前でも小瀬球技場の周辺でもどちらもカネがものずこくかかる。
地元住民ではなく、県民の負担がふえる。
ランニングコスト含めて県民に経費を説明すべき。
負の遺産になる。建設の是非から検討すべき。
と発言した。

すると民進系の議員が
「中銀スタジアムを改修するってことはできないんですか」と発言。

続いて、その自民党議員が
「今の話をきけば、どっちもカネがかかる。身の丈に合ったものだよ。80年代の時のようにどんどんつくれるって時代じゃない。出直しってことだよ」

あららら。
わたしと意見が一致するなんて、めったにないことです。どうしたのでしょうか。
いままで、自民党は建設ありきの発言ばっかりだっのに。

無駄遣いのスタジアム建設は白紙にすべき。
そもそも後藤知事が「つくる!」と言ったから建設しますと
費用も明らかにせずに建設ありきなんて行政としておかしいですよ。

ふたつもスタジアムは必要ありません。
posted by こごし智子 at 00:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 議会報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする