2016年10月31日

115億円の公共事業の補正予算。その公共事業はどこですか?

7日に臨時議会がひらかれます。1日間だけ。
国の補正予算成立をうけての100億円超える補正予算が提案されます。
今日はその議案説明がありました。

115億円全部公共事業です。
「経済対策としてまず公共事業をし、他の分野は12月議会に提案できれば」ということです。

さて、この公共事業の説明がどこの場所なのか、どんな事業なのか、説明がないのです。

たとえば
21世紀型のインフラ整備に50.3億円
このうち
「県内全域において、間伐等の森林整備を実施」「早期開通が可能な林内路網の整備を推進」
これに5.4億円

って具合で説明がありました。
??・・
だからどこなの?
どういう事業なの??

「ええー。その箇所づけにつきましては当日の常任委員会でお配りしますので」
というのです。
ということはそれまでわからないってこと?

それなのに議会事務局は
「7日の本会議で質疑しますか?討論しますか?」「遅くも2日までに教えてください」とやんやの催促なのです。
(実は金曜日の夕方にも電話かかってきました。さすがに議案説明も何もなく、そんなことわかりませんと言いました)

公共事業の場所をなぜ説明しないのか。
「新山梨環状道路東部区間等、県内道路ネットワークを形成する基幹的な道路を整備」に22億円ってどこのことですか?
と担当課に聞いてみた。

「22億円ってどこに書いてありますか??うちの課ですか?」
こっちが聞きたいわ。
22億円どこの道なのか。
(どうやら議員に説明された資料を担当課にはないらしい。議員がどんな資料で質問しているのか担当課はわからないらしい。だから質問していることも申し訳ないが)

安全・安心、防災対応の強化に49.4億円
トンネルや公園施設の老朽化対策
ってどこのトンネルなの??
橋梁や下水等施設の耐震化
ってどこの橋なの?

説明なしで、どうやって質疑するの?ましてや賛否を表明できるのか。
知事は議会を追認機関と思っているのか?
議会軽視ですよね。
100億円もの補正なのに、こんな説明で議会を通過させようとするのか。
傲慢だと思う。
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2016年10月24日

決算委員会部局審査が終了しました。

決算委員会、部局審査が終わりました。
11月9日からは4日間、総括審査があります。

部局審査で分かったこと、あらためて確認したことがいくつかありました。
従来と変わらずのことは
もう終了している、同和事業の住宅新築資金貸付や地域改善対策高校奨学金資金貸付は今年も返還が相当滞っています。
リニア実験線建設時の134億円の無利子融資はまったく返還されていません。
(20年も無利子で貸し付けて営業線で利益が出たら返還始めるという契約を結んでること自体が問題)
県議会の海外視察は20人分1800万円も計上されて、さすがに誰も行っていないので不用額と残っています。
(議決が必要なのだから、補正予算で対応すればよいこと。これこそ無駄。そもそも海外視察は廃止すべき)

国の政策からも絡んでなのか、
県税収入が増えた、けれど国庫支出金が減って歳入減少。
そして歳出も減少。
(県民税の事業税は上位20社が50%を占めるそうだ。あの企業が儲かっているということか??)
土木費の国庫補助事業が減額されて県支出の負担金減少。土木費だけで13億円。
(大半が中部横断道関係と答弁があった。もしかしてその時から開通延期って知っていたのかの質問には、いいえと答えていたけれど)

後藤県政1年目とすると
重度障害児の医療費助成窓口無料を廃止した。
(今年重度障害児だけは窓口無料が復活したけれど昨年は障害を理由に同じこどもなのに差別していた)

そして後藤県政で前県政と変わったことがある。
リニア駅周辺の機能が、結節機能からまちづくりへと大きく方向転換した
(さらにさらに巨額になる)
公共施設積み立て基金64億円も積み立てて、主要3基金は882億円
(こんなに貯金して何するの??)
知事交際費の大幅減少(お葬式の生花の対象を少なくしたから。これは評価したい)
県民との意見交換、GOTO知事はわずか8回(横内県政では年間20回くらい)
木材生産量は前年度より減少(到達数字が昨年度ではなく、前々年度なのはなぜかと質問したら減少してた)

前県政と引き続き、
重度障害者医療費助成窓口無料廃止した(3億円以上も不用額が残っている!これなら廃止した理由がわからない)
企業立地にともなう新規雇用は175人(企業誘致で人口増って言ってるのに、これだけ?しかも正規雇用化は不明)
人口は約5000人減少。転出者数の減少が止まらない。(100万人構想っていってたなあ)
こどもの貧困対策は不十分ですよね。
道路、河川、交通標示の維持修繕額は減少してます。

監査委員の意見として
「基金の運用について」「今後の税収見通し」はちょっと慎重っぽい。
これはどういうことを意味しているのか。


決算審査で「リンケージ人口」という文言を久しぶりに思い出した。
1年前のことなのに、すっかり忘れてしまったワード。
農政部で「リンケージ人口に寄与した」という説明があったので「何人なのか」と質問したけれど「人数はわかりません。寄与しました」と答弁していた。

「交流人口で100万人」という構想はどのくらい到達したのだろうか。
だれもわからない?
10年後にしかわからない??
後藤県政の一番の屋台骨政策はいったいどうやって評価できるのか。
どこまで、どのくらい、どんな塩梅なのか検証もない。
それでも進めるのか。
この政策の方向でいいのか?

土木費の不用額131億円の記載は13億の間違いだったとか。
「小さな世界企業」ドラマ化事業費2440万円の不用額は「予算計上したけれど国補事業で採択されなかったから」とか。
ええっー?つてことが何回もありました。

そして、横内県政の時と後藤県政の方針が違うから仕方ないかもしれないのですか、
主要成果説明書や決算概要の記載方法が違っていて、前年度との比較が大変難しいのです。
事業は継続しているのに、後藤県政になったら決算資料に記載がない事業も多くて、どうなっているのか確認が必要。
事業成果説明書も部局ごとの記載ではなくて、バラバラに後藤県政の方針ごとにあるので、部局審査ではやっぱりバラバラの審査。
だからこそ、総括審査で、知事も出席して、横断的な審査が必要なのです。
でも総括審査も部局ごとに分割しての審査なのです。
総括審査っていえるのでしょうか。

さて、決算の総括審査にむけて、まずは意見書提出に向けて頭の中を整理したいと思います。







posted by こごし智子 at 23:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 議会報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月14日

警察署に横断歩道の再塗装を要請しました。

「横断歩道の1割以上が消えかかっている!」
本会議での質問と答弁に大きな反響です。

早速、南アルプス警察署に管内の区画線や横断歩道の修理修繕、再塗装、信号機の設置を要請しました。
共産党の南アルプス市委員会が住民の皆さんからの要望や現場の写真も持って要請しました。

担当していただいた警察の方に「この管内ではどのくらい消えているのですか?本会議では1割以上と本部長が答弁しているのですが」とおそるおそる聞いてみました(なにせ警察なので、)
やはり1割以上くらいかなと話されました。

ある県立高校前の横断歩道は、みごとに消えかかってます。ぜひ早急にとお願いしました。

そのあと、南アルプス市役所もお訪ねしました。
丁寧に対応していだきました。
「学校の近くなどを優先してやりたいと思っています」と担当者も同じ気持ちのようです。
そして
「ご存じのように財源がかぎられていますので」と苦しい状況を話されました。

私は
「公共事業で経済対策を」と言われていますが、公共事業はこういうところこそ最優先にやるべきなんですよ。
財源はあるんです。
だってリニアにはあんなにお金使うのですから。
使い方をかえればいいんですよ。と共産党は言っているのですよ。
と言いました。

現場の担当者の方々はどこでも、私たちと同じきもちです。
住民の声に応えたいとおもっています。
議会で、お金のつかい方を変えよの声をもっと言わなければと思いました。



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2016年10月13日

決算委員会   知事は出席しないのです。

決算委員会が始まりました。
毎回毎回、決算委員になると思うのが、審議が低調ということです。

午前10時からはじめて、昨日は2時10分に終了してしまいました。
18人の委員のうち、質問者は半分いるかどうか。
低調な審議には理由があります。(と私は思っています)

山梨県議会の決算審査は二階立てです。
まず部局審査を一日に2つくらいの部局をわりあてて6日間おこないます。
ただいまこの部局審査中です。

この部局審査
「部局からの説明に対して確認する程度の質疑。総括審査とは重複しないように。総括的な意見は部局審査では行わない」と委員長からいつも言われるのです。
なので、「この数字を説明してください」「内訳を説明してください」という質問に限られて、
つい私は
「それはどうしてこの数字なのですか」と始めるとすぐ
「細かすぎるだろ。総括だろ」とヤジが飛ぶ。

決算ってのは、数字があっているかどうか(たしざん、引き算はあっています)よりも
なぜこの数字になったのか。この事業はどういう目的でどういう成果があり、今後どのように生かしていくのか。
評価と教訓と将来への見通しが決算審査だとおもうのです。

この部局審査ってのがどういう位置づけなのかが毎回毎回わからなくなる。
突っ込んで聞きたいことはいっぱいあるのに、制限付きの質問にイライラするのです。

そして、総括審査は部局審査のあと、意見書という形で発言通告がだされ、4日間にわたって「総括的審査」が行われる。
この総括審査に知事は出席しない。副知事も来ないのだ。

部局に分かれての4日間なので、部局を超えての横断的審査にもならない。
知事は決算で出された意見を来年度予算編成に生かそうという気持ちがあるのだろうか。
決算の討論は12月議会。そのころには新年度予算の方向が出されてるだろうに。
知事は決算総括審査に出席すべきです。

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2016年10月11日

政務活動費9月度収支

日本共産党山梨県議団 政務活動費  2016年度  
      
  政務活動費とは   
   
  政務活動費は、地方自治法及び山梨県政務活動費の  
 交付に関する条例に基づき、会派及び議員が実施する  
 調査研究、研修、広聴広報、要請陳情、住民相談、各種  
 会議への参加等県政の課題及び県民の意思を把握し、   
 県政に反映させる活動その他の住民福祉の増進を図る  
 ために必要な活動(以下「政務活動」という。)に要する  
 経費の一部として、会派及び議員に交付されます。  
   
政務活動費は、議員一人当たり月28万円(会派5万円、議員23万円)が   
交付されます。   
日本共産党山梨県議団は、2007年5月より、小越智子(一人)となり、   
2016年度は年間 3,360,000円(2016年4月〜2017年3月まで12ケ月)です。   
   
2016年9月度の収支は以下の通りです。


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posted by こごし智子 at 13:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 政務活動費 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月06日

9月議会閉会 そして議会基本条例へ

9月議会が閉会しました。
なんだか、いろいろあって、とても長い議会だった気がします。

最終日の本会議、自民党が賛成討論しました。
「おおっー」と思ったけれど、
私の反対討論とはまったくかみ合いませんでした。

私は林業公社の倒産、民事再生手続きに向けての県の債権放棄156億円、金融機関への債務保証62億円の一括返還に反対しました。

改革時の補助金21億円余りも加えると県民には232億円の負担です。
70年後の分収林収支が80億円になるから県民負担は151億円になるという県の根拠のない試算。

金融機関には返済しても県民には負担を強いる。
謝罪もなし。誰も責任とらない。

そもそも国の政策が、輸入木材解禁したから、国産木材価格が低迷してこんなことになったのに、
一括返済のための国の「有利な起債」といわれる第3セクター債は利息まで付いてくるんですよ。
「国の政策のためにご迷惑かけました」って無利子で、補助金だすくらいが筋ってもんでしょ。
とても認められない。反対しました。

ところが自民党の「賛成討論」では林業公社についてはまったく振れず。
補正予算の大半が林業公社関係62億円なのに、まったく、まったく言わずに、「補正予算に賛成です」ってどういうこと??


本会議終了後、知事があいさつに控室にまわってきました。
私はひとこと
「知事の意見をのべてくださいね」と声をかけるとさあーっと行ってしまった。
はいとも、わかりましたとも何も言わず。

私の質問の傍聴に来ていただいた何人もの方から言われた。
「知事は自分の答弁終わったら資料を片付けていたんだよ。もう終わりましたって感じ。」
傍聴席からはいろんな光景が見えるんだあ。

今日の最後の日程は議会基本条例制定の委員会。
私も委員になれました。
2月議会に上程するという「突貫工事」の説明。

他の議会では1年も2年もかけてつくってきた基本条例。作ればいいってもんじゃあない。
2月議会上程に決めずに、十分な審議をすべき。
とりわけ、住民との意見交換が大事。この委員会に傍聴来てもらうことや意見交換会などをと提案しました。

傍聴席から見えた光景。
かみ合わない討論。
議会での当局、知事の姿勢も変わらなければ、緊張感ある、活発な論議も作れない。
もちろん一番は議員の意識改革だと思う。

住民に開かれた議会。住民とつくる議会
意見を聞く姿勢。

清潔、透明な議会。
政務活動費はじめ、すべての情報公開。

活発な論議をする議会
すべての会派、議員が公平に自由に論議できる。

定例議会は閉会したけれど、これからも本番つづきます。
決算委員会もあるし。
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posted by こごし智子 at 22:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 議会報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月05日

びっくり! 常任委員会で自民党が賛成討論しました。

明日6日は9月県議会の最終日です。
最終日の日程はびっしり。
なにか混乱の予感がするようなしないような。

そして私がちょっと気にしているのが、本会議での討論です。
実は先日の常任委員会で、私が反対した議案に自民党が賛成討論をしたのです。

びっくりです。
どうしたのかしら??
こんなことは「超」めずらしいことです。

今まで、常任委員会で、私が反対討論した場合
全部とは言わないけれど、ほぼすべて、賛成討論なしで、「賛成多数で可決」となっていました。

「知事の提案に何でも賛成」の与党議員は、あれこれ質問しても、最後には賛成するのです。
私の反対討論ののち、「賛成の方の起立を求めます。賛成多数よって可決されました」という感じでした。

私以外はみんな賛成なので、私の所属する常任委員会のみ「討論」「採決」があります。
委員長、事務局の方も、小越智子がいる常任委員会は委員長の原稿がちょっと大変になるのです。

今回、どうして自民党が賛成討論したのかはわかりません。
反対討論があって賛成討論なしに可決というのは、あとで議事録みたら違和感あります。
討論を。賛否の表明を。と何度も何度も要請してきました。

もしかして議会改革の一歩??
たまたまのこと??

明日の本会議で自民党の賛成討論を期待しています。
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2016年10月04日

9月議会における一般質問

 山梨県9月定例県議会でこごし智子が行った一般質問は以下です。

 日本共産党の質問を行います。

 まず知事の政治姿勢についてです。

 第1は南スーダンのPKOの任務拡大についてです。
 安保法成立から1年、政府は内戦状態が続く、南スーダンの自衛隊のPKO活動に、かけ付警護の任務を付与しようとしています。戦後はじめて自衛隊が海外で外国人を殺し、戦死者をだす危険が迫ろうとしています。北杜市議会では駆け付け警護任務付与中止の意見書が採択され、山梨県議会にも同様の請願が出されています。知事の駆け付け警護への見解を伺います。

 第2はTPP批准についてです。
 安倍首相は所信表明でTPPの早期発効をと述べました。TPPは関税撤廃、非関税障壁撤廃、ISDS条項など日本の食料主権、経済主権を根こそぎ奪うものです。TPP協定の批准は国会決議に反し、国会にも国民にも情報を隠して交渉して、署名し、公開された交渉資料も「黒塗り」です。到底納得できません。さらに輸入米の価格偽装が大問題になっています。知事は日本を亡国に導くTPP批准に反対の意思を表明すべきです。見解を求めます。

 第3にアメリカ海兵隊の戦闘機ハリアー機の飛行についてです。
 先日の沖縄県沖での墜落直後、ただちに沖縄県知事は飛行停止を求めました。当面、飛行を中止すると発表しましたが、このハリアー機は北富士演習場に飛行訓練の通知が7月から何回もありました。知事はオスプレイとともにハリアー戦闘攻撃機の離着陸訓練の今後いっさいの中止を求めるべきではありませんか。見解を求めます。
 
 20161004シュウメイギク.JPG安倍首相は、国会で「アベノミクスの一層の加速」と述べましたが、アベノミクスの破たんはいよいよ深刻です。非正規労働や、貧困と格差の拡大、社会保障の負担増、将来への不安がひろがり続けています。山梨県の人口は10月にも31年ぶりに82万人台になるとも言われています。後藤知事の地方創生は企業誘致、リニアによる開発頼みです。知事の所信表明には県民生活の状況への言及がありません。県民の暮らしによりそう政治をもとめ以下具体的に質問します。
 
 まず、こどもの貧困についてです。

 相対的貧困の実態把握についてです。
 こどもの貧困率が16.3%となり、国はこどもの貧困対策大綱を策定し、山梨県も3月にこどもの貧困対策推進計画を策定しました。教育、生活、保護者の就労支援、経済的支援と横断的支援計画ですが、具体策となると現状の施策を並べ替えただけで、経済的支援はあまりに不十分です。多くのこどもたちが経済的支援を求めています。現代は相対的貧困が広がっています。周りのこどもたちが当然持っているもの、こども世代に当然体験していることができないのです。相対的貧困は見えにくく、対応が遅れてしまいます。沖縄県のようにこどもの貧困実態調査を行い、相対的貧困への対応策を検討すべきではありませんか。見解を求めます。

 次に就学援助制度についてです。
 こどもの貧困をしめす、指標のひとつでもある就学援助率は全国15.68%に対して山梨県は10.14%にとどまっています。県の計画では今年度すべての自治体に周知徹底を要請するとあります。市町村ではどのような取り組みが行われ、どのように改善されたのか伺います。甲府市では就学援助の入学準備金を中学校はもとより、小学校入学でもこれまでの7月支給から3月支給に改善しました。すべての自治体に入学準備金の入学前、3月支給に改善するよう指導し、就学援助金を増額するために県が市町村に財政支援するよう求めます。見解を伺います。
 
 次に小中学校の給食費の補助についてです。
 給食の材料費は保護者負担とされていますが、たとえば義務教育に3人こどもがいれば毎月15000円近くなります。滋賀県長浜市では小学生6000人余、全員の給食費無償を始めました。第2子保育料無料が実現したように県が市町村への給食費補助を打ち出せば市町村が無償化も含めて具体的に検討できます。県の見解を求めます。
 
 次に高校生への経済的支援です。
 私は予算委員会で高校の入学時の負担が30万円近くになることを指摘しました。総合選抜制度の廃止で遠くの高校に通う場合は交通費の負担もあります。知事は「ご指摘いただいた点は検討したい」と述べられました。返還しなくてよい奨学金制度、通学費補助など、高校生への具体的な経済支援について検討結果を伺います。

 次に社会保障についてです。
 安倍政権は医療、介護、保育、生活保護、など社会保障の理念を後退させ、自己責任を強いる、一層の大改悪を狙っています。ヘルパーやケアマネージャーの全国組織、日本医師会、自治体関係者などから反対や異論が噴出しています。以下数点について質問します。

 まず国民健康保険についてです。20160930ツマグロヒョウモン.JPG

 再来年4月から国保の財政運営の責任が県に移管され市町村との共同運営となります。県移管後の国保運営方針の策定協議が始まっています。年内には県の国保運営協議会も設置されますが、県民に対してはまったく何の情報も説明もありません。今後のスケジュール、現在の状況、何がどう変わるのか。市町村との協議内容をただちに県民に公開すべきです。見解を求めます。
 国保料は所得の1割をこえる高さで、甲府市では滞納率は18%です。県への統一によって国保料がさらに高くなり、払いたくても払えない事態がさらに広がりかねません。市町村は県が提示した納付金額を必ず支払わねばなりません。県は各市町村ごとの保険料率も提示しますが保険料を決めるのは市町村であり、県は強制できません。さらに医療の地域格差がある山梨では県下一律の保険料率は不適当だと考えます。県の見解を伺います。
 国保料滞納者への対応、保険証の発行、徴収の対応も各市町村が住民との信頼のもとに行うべきであり、一律の対応ルールにすべきでないと考えます。県への移管による国のガイドラインも県の国保運営方針も助言であり、強制力はないと理解しております。また国保税を引き下げるために市町村がおこなう、一般会計からの繰り入れについても妨げることはできないと考えますが見解を求めます。
 国は低所得者対策として1700億円、山梨県の市町村には昨年度11億4000万円の支援金が交付されています。国は「ひとりあたり5000円の効果がある」とも言っています。しかし山梨県内ではこの交付金が保険料引き下げに充てられていないのはなぜですか。静岡市では2年連続して国保料を引き下げています。国保料引き下げの財源として使うよう指導すべきではありませんか。答弁を求めます。
 
 次に介護保険についてです。20160912キチョウ.JPG

 8月から収入認定の基準が変わり、施設利用者の中には食費、居住費が月23000円も値上げとなった方がいます。ある施設では一定の所得のある方と公費負担の生活保護の方の二極化していく傾向だとおうかがいしました。介護を社会で支えるどころか、無届ホームや在宅でひとりで何のサービスも受けられない高齢者が急増してしまいます。2月議会で県は「利用料は所得に配慮した措置」と答弁しましたが、どこが配慮しているのでしょうか。このような事態をどう認識されているのですか。答弁を求めます。
 また国は要介護1.2の認定者の介護サービスを対象外とすることを検討しています。実際に介護が必要と認定をうけながら、65%の方が介護保険を利用できなくなります。さらに福祉用具の10割負担、ケアプランの利用料、介護認定申請を受け付けないようなケースもあります。保険料を所得のあるすべての年代から徴収するなど、保険料だけ取られて、介護サービスは受けられない。まさに国家的詐欺といわざるをえません。介護離職はさらに増え、介護事業所は経営難となり、必要な介護サービスを受けられない方が急増します。介護保険改悪をやめるよう国に求めるとともに県としての対応策について知事の見解を求めます。
 
 次に重度心身障害者医療費助成制度についてです。

 今年4月から重度の障害をもつこどもの医療費窓口無料が復活しました。しかし高校生以上の大人の窓口無料は廃止したままです。窓口無料廃止後では一人当たりの助成金額が年間約13000円減少しています。これは受診抑制を示しているのではありませんか。貸し付け制度では解決できません。貸付件数は当初の半分、今年3月では196件。昨年度の貸付滞納は60件にもなります。医療費負担が障害者に重い負担になっています。窓口無料の復活について答弁を求めます。

 次に児童相談所および発達障害の心理治療施設についてです。

 虐待相談件数が過去最高となりました。貧困や複雑な問題が山積し、職員の負担や事務量は増大しています。虐待に対する早期の対応ができるよう児童福祉司の増員を求めます。また発達障害の心理治療施設は専門的知識と経験を必要とする施設であり、施設開設までに福祉職を大幅採用する必要があります。あわせて答弁を求めます。

 次に福祉施設の防犯、防災対策についてです。

 相模原の障害者施設の事件直後、県は福祉施設900か所あまりに防犯対策の徹底をはかるよう通知をだしました。防犯対策の財源補助についてはどうお考えでしょうか。
 また岩手県のグループホームでは豪雨による避難が遅れ9人の方が亡くなりました。山梨県でも急傾斜地や川沿いに施設や医療機関がたくさんあります。浸水想定地域にこれらの施設はどのくらいありますか。夜間一人の職員体制では高齢者を避難させるのは困難です。職員配置を厚くするとともに早めの避難誘導が必要です。市町村を超えての避難も想定されます。早めの避難誘導のために県はどのような対応策をとっているのか伺います。

20160927アゲハ.JPG 次に雇用問題についてです。

 県は企業立地による新規雇用者数を平成31年度には1625人としましたが27年度は175人。達成率10.8%です。しかも正規雇用かどうかも不明です。企業立地推進のための産業集積助成金は企業の設備投資に対してであり、労働者、正規雇用がふえるという保障はありません。非正規労働者は低収入、貧困、生活の不安へと連動し、安定した定住人口にはつながりません。安倍首相は「非正規ということばはなくす」と国会で述べました。今年、労働局と県が雇用施策実施方針を策定し、非正規労働者の正社員転換を掲げています。人口増、雇用の拡大をめざすなら正規雇用を条件とする企業誘致に変えるべきではありませんか。見解を求めます。
 県庁の臨時職員は知事部局で6.7%います。3年以上の継続雇用はでぎす、毎年1か月の空白期間があります。期間採用教員は年度末に何日かの雇用の空白期間があります。県は正規雇用推進をかかげているのに、県庁の非正規労働者を黙認することでよいのでしょうか。答弁を求めます。
 県外への大学進学者のUターン就職率は23.9%。県内大学生の県内就職率も4割台です。県外への就職を決める大きな要因は賃金です。山梨県の最低賃金は759円、東京都の932円と差は歴然です。これでは山梨県の定住人口は増えません。全国一律の最低賃金。今すぐ1000円、本来は1500円以上にと知事は要望すべきです。また安倍首相が「働き方改革」をすすめると、長時間労働・過労死をさらにひどくする「残業代ゼロ法案」の成立も狙っています。知事の見解を求めます。
 
 次に事業用太陽光パネルの設置の規制についてです。

 太陽光発電設置のガイドラインが全国知事会の環境分野で第1位の優秀政策になりましたが、北杜市ではその後も住民合意の確認なく開発が進められています。県は「ガイドラインの周知徹底をはかるとともに実効性の確保に努める」と繰り返してきましたが、どこの箇所にどのような指導を行ったのか。説明会に参加した事業者は何社なのか。なぜガイドラインの効果が表れていないのか。見解を伺います。兵庫県では総合治水条例で1ヘクタール以上の開発に調整池の設置を罰則を含めて義務化しています。山梨県でも同様に防災対策の義務付けや、住民合意の義務化など、条例化をすべきと考えます。前向きの答弁を求めます。

 次に公共事業の在り方についてです。

 まず、リニア駅周辺整備、総合球技場の建設費用についてです。

 整備構想が進んでいますが、費用はいくらかかるのか、限度額を設定するのか県民に示すべきではありませんか。中部横断道の供用開始がおくれたようにリニアが予定通りに開通するという保証はありません。採算性の不安もあります。オリンピック会場の教訓からも、建設ありきで進むと費用が何倍にも増加するおそれがあります。リニア駅周辺整備、総合球技場の建設費用およびこれらの関連事業の費用について明示すべきです。明確な答弁を求めます。

 橋りょうの補修工事についてです。

社会資本整備重点計画の進捗率をみると長寿命化のための必要な補修が完了した橋りょうの割合は27年度0.7%。31年度の目標値は53.7%です。あと4年でこの目標値が達成できるとは到底思えません。なぜこのように橋りょうの補修はすすまないのですか。また全国で問題になっている、落橋防止工事の溶接不良が県内には44橋あります。すべての補修工事はいつまでに完了するのか あわせて答弁を求めます。

 次に河川管理についてです。

近年のゲリラ豪雨や台風による被害は深刻であり、いつ山梨県内でも大規模な浸水被害がおきるかわかりません。河川改修をスビート感をもって進めることが必要です。住民から要望が強い河川の浚渫、立ち木の伐採、護岸補修は要望に対して6割しか実施されていません。しかも予算は横ばいのままです。これでは要望に応えようという姿勢が感じられません。継続して定期的に必要な事業に予算がなぜ確保されないのか。お答えください。

 次に道路の白線などの標示についてです。

 6月の常任委員会で県管理の区画線3700キロのうち白線やセンターライン、右左折表示など300キロが消えかかっていることがわかりました。うち100キロは2年前の大雪から放置されたままだとわかりました。年間予算は4000〜5000万円で80キロ分しかありません。300キロは今年度と来年度中に完了させると答弁されました。警察管理の横断歩道や停止線、黄色のセンターラインもいたるところで不鮮明のままです。警察関係は何か所未整備なのか。今後の整備計画、予算は十分確保されているのでしょうか。県管理、警察の路面標示の未整備はいつ完了となるのか。毎年整備が必要になるものであり、予算確保すべきと考えますが答弁を求めます。20160927アオサギ.JPG

 以上です。


posted by こごし智子 at 14:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 議会報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月03日

横断歩道の1割が路面標示が消えかかっている。 リニアよりも修理維持管理の公共事業を

金曜日の一般質問に続いて、今日は常任委員会。
土木森林環境委員会。公共事業の在り方に重点おいて質問しました。

本会議の質問で
県管理の区画線は300キロ消えていて、横断歩道が消えかかっているのが1割以上あると答弁。
県内の横断歩道5326個所中、消えかかっているのが564個所と警察が答弁したのてす。

河川管理では
住民から、草刈りや浚渫、立ち木の伐採の要望が多いのに6割しか実施されていない。
いずれも「限られた予算」なのでと答弁してました。

常任委員会でも続き。
道路の防災対策は平成23年に調査したら1655箇所が危険。落石防止などしたけれど、残り51ある。
平成31年度まで20箇所やると計画にあるけれど、残り30箇所はどうするのかと質問すると
平成39年までにやりますと答弁。
調査から15年かかるの?その間にまた防災必要なところがでてくるのに。

河川管理
本会議でも質問した、浸水想定地域に医療機関や福祉施設の箇所
本会議では240箇所だったけど、土木部の調査では269箇所。
河川の草刈りや浚渫、立ち木伐採は未実施もある。
時間雨量50ミリもあるだろう。
危ないところはないか。総点検をすべきと提案。

砂防関係
国の補助金が付く砂防事業は10年前の約半分。
だからなかなかすすまない。

国会で補正予算の審議が始まっているけれど山梨県からは安全対策の事業を国の補正で確保するようにと要望した。

すると部長が
「国の補助金のある公共事業は、パッケージの事業が多い。維持管理の予算をと言われても、維持費は県単事業ですから」

つまり、維持費に国の補助金はない。
県は国の補助金のつく公共事業を優先していないだろうか。
国の補助金事業には県負担金がある。
国補事業だからといっても公共事業拡大すると県負担金が増えていく。
県負担金が膨らんで、県単独公共に予算が回らないってことはないだろうか。

国の公共事業のあり方そのものが問われているとあらためて思った。
リニアに3兆円かけるよりも、
横断歩道きれいにしてください。
河川の草刈りしてほしい。
落石防止してほしい。

安全にかかわること後回ししないで。
リニアにかけるカネはあっても、維持管理にカネはない??
posted by こごし智子 at 20:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 議会報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月30日

本会議で質問しました。   知事の政治姿勢を部長が答弁しました。

本会議での質問しました。
何回やっても、緊張するし、うまくいったということがありません。
きょうも、興奮しちゃって、再質問、再々質問は予定外のことまでやってしまいました。

だって、だってです。
知事の政治姿勢について、PKOの駆け付け警護やTPP、ハリアー機が北富士演習場にも飛行通告が来ていたことの
3点質問したのに、知事はTPPについてしか答弁しないのです。あとは部長が答弁しているのです。

もう私は、ここからキレてしまい、再質問の冒頭で
「知事の政治姿勢を知事が答弁しないことは遺憾、残念」と言ってしまいました。
知事の考え聞いているのに、知事が答えないのですから。
知事は再質問、再々質問には決して決して答弁しません。
部長たちは、私が何を再質問するか、戦々恐々と、必死なのに、知事はすずしい顔してます。
答弁する気がまったくないからです。

答弁は今回もひどいものでした。
だんだんひどくなるような気がします。
質問したことに答えないのです。
意見の違いがあるのは当たり前で質問しているのに、質問したことに答えない。
ひどすぎます。

「これは赤い花ですか」と聞いても
「花は川沿いに咲いてます」みたいな答弁です。
20分の私の質問時間。質問は3回までしかできない。
同じ答弁をとにかく繰り返して、やりすごそうというのでしょうか。



傍聴に
110人もの方が傍聴に来ていただきました。
ありがたいことです。
傍聴されていた方からも「答弁がね。」「聞いてることにいっさら答えてないじゃん」
毎回毎回、こういう答弁だと議会への関心がまたひくくなりそうで、心配です。

「よかったよ」「あれもこれもよく質問したね」など励ましてもいただきました。
傍聴者がいると議場がビリっとしまります。
県民がみているぞというプレッシャーを議会に与え続けてくれてます。
わたしも元気になります。
知事と全面、前面、真向勝負です。
これからもがんばります。


posted by こごし智子 at 20:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 議会報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする